泣き虫に捧げるロックンロール
昨年末、GOING UNDER GROUNDのオールタイムベスト「20th STORY+LOVE+SONG」を購入したのだがとても良い。
1998年にメジャーデビュー。
つまり2018年はデビュー20周年。
5名から始まったバンドも今はメンバー3名。
それでもこうやって活動しているのがすごい。
青春の甘酸っぱさを爽やかに歌うのが特徴。
メロディラインがとても美しい。
個人的に「なんでブレイクしないんだ!?」と思う2大アーティストの1つ。
もう1組はスネオヘアー。
中3の夏の失恋をキッカケに元から好きだった音楽にのめりこむようになった。
その時にスペースシャワーTVで音楽を聞くようになり、
そこで出会ったのがフジファブリックとGOING UNDER GROUNDだ。
音楽にハマる前、ロックっていうと少し不良なイメージがあった。
平成生まれとは思えない発想だ。
「くるり」と出会ってからロックンロールの概念が覆った。
ロックンロールってカッコいい、と。
初めて聞いたGOINGの曲は「トワイライト」だ。
ハードロックしかロックのイメージがなかった僕が
「トワイライト」の美しくも切ないメロディーを聞いて、
ロックンロールって自由だ、ということを知る。
ロックンロールって優しいんだな。
GOINGは弱虫な人たちにそっと背中を押してくれるような優しい力強さがある。
弱くたっていい。
泣いたっていい。
GOINGの歌の世界では誰しもが主人公だ。
「サンキュー」という曲の歌詞にこういうのがある。
泣きたいときに泣ける強さが
どこかでかならず僕らを守りつなげる
泣ける強さ。
この言葉に何度も救われた。
来月、ライブがある。
実は行ったことがない。
是非とも行きたい。
本当に良い曲が多いので日本国民に聞いてほしい。