「ブラック・スワン」想定外で人生くるわされていませんか?
「常識なんて一度の非常識で大きく覆される」
こんにちはtakutakuタックです( *´艸`)
本日は「ブラック・スワン」の要約本を読んだので紹介します。
ブラック・スワンとは黒い白鳥の事を言います。
白鳥と言えば「白」をイメージすると思いますが、というより白色しかいないと確信していると思います。が、一羽だけ「黒」の白鳥がいました。こうなると今までの常識はすべて覆ってしまいます。
結論からいいますと、自分の常識や社会の常識なんて一度の非常識でひっくり返されてしまうよという事が言いたいのです。
私も過去に仕事でそういった経験はいくつもしてきました。昔は先輩から「この機械の仕組みはこうなんだ」と教わったのですが、数年後一人の先輩が、「いやその考え真逆だよ」と教えてくれました。今ではその真逆の仕組みが常識となったのです。
少し話はずれているかもしれませんが、想定外の出来事が起きてしまうと、今までの常識なんてすべて変わってしまうという事なんです。
本書では七面鳥を例にあげていました。その七面鳥は1000日間きちんとした餌を与えられ続けていました。
しかし1001日目に首を切られてしまいます。
七面鳥からすればこれまで通り餌を与えられて生活していけると考えていたはずです。しかも一切の迷いもなく。しかしそんな今までの常識とは真逆の事が一瞬で起こってしまうのです。
「統計」は大切だと色々な書籍でも書かれているとは思いますが、時に統計なんて全くあてにならない場面が訪れてしまうのです。
これは全く予測もできません。
一度起こった事で次も起きて、その次も起きて・・・というように回数を取れる場合はいいのですが、時に過去に事例が無いことが突然起こってしまう事もあるのです。
今までの常識という「バイアス」にかかってしまうと今回の題名である「黒い白鳥」が出てきた時に大きな打撃を受けてしまう事もあります。
「ブラックスワン」黒い白鳥との付き合い方
リスクの取り方をこの本では伝えたいのだと思うので、今回は投資(お金)でその例を紹介します。
私の遊びの思考になりますが…
「金」と言えばだれが何といおうと価値のあるものだと思っていると思います。金は高い。お金と交換できる。今までも信用されてきた資産だ。そう思っているのではないでしょうか?実際私もそう思います。
希少価値もあり需要もあるので「金」とは不変の価値があるものと疑いもしません。
しかし・・・もし、今後宇宙の産業が大成功を収めて、他の星で金が無限にとれるという報道が流れ、数年後には「金の価値はなくなる!!」と世界的に報道があったらどうでしょうか?
希少価値が価値を高めていましたが、その常識も一瞬で崩れ落ちてしまうと思いませんか?
これが黒い白鳥です。
もし自分の100%の資産を「金」だけに投資していればかなりの打撃を受けるはずです。
このようにリスク(ブラックスワン)の存在に気付かずに生活しているととんでもないことがある日突然起きてしまうのです。
ではどうしたらいいのかというと、それは「リスクは分散させておく」というのがうまく付き合っていく方法だと思います。
リスク分散の種類
このリスク分散も人それぞれですが、「守備タイプのリスク分散」「攻撃タイプのリスク分散」に分かれると思っています。
「守備タイプのリスク分散」とは…数種類の資産に分散させて数個のうち1つでも助かればいいと思う考え方
「攻撃タイプのリスク分散」とは…超安全資産に生活資金だけおいている。そしてそれ以外は黒い白鳥を利用して、不確実な方に賭けるやり方。
※この考え方は私が勝手に考えたので深堀しないで下さい(笑)
最後に
「コロナ」もブラック・スワンと言えるのではないでしょうか?初めに中国で出た感染症も大したことはない風邪かなんかだろう。と思っていた方も多くいるはずです。
しかし開けてびっくり一年以上経った今でもニュースでは「コロナ」関連が多いです。まだ完全に終わってもいません。
これから先も私たちは不確実な一度の出来事に振り回されて生きていくのだと考えると少し不安です。
ただ、かと言ってあるかないかもわからない出来事に振り回されて生きていくのも違う気がします。
これだ!という答えはありませんが、私は先ほど紹介した「守備タイプのリスク分散」+「攻撃タイプのリスク分散」の混合技で緊急事態をやり過ごしたいなと思っています。
常識な統計に沿った生活も意識しつつ、非常識な部分にも投資や時間をつかっていこうと思いました。
今の会社で働くのもいいが、それ以外も。
株や投資信託もいいが、仮想通貨も。
身の回りの家族や友達もいいが、違う付き合いも。
そんな感じでゆる~くやっていこうかな( *´艸`)
それでは今日はこの辺で♪見ていただきありがとうございました。