
中山芝1200mはこの条件だけを買え!~回収率が爆上りするデータ集~
「自分が買ったときは来ないクセに、買わなかったら来る」そんな経験をされたことはありませんか?
流れや直感に任せて勝負することはギャンブルの醍醐味ですが、競馬で安定して勝つためには、感覚に頼らずデータをもとに期待値を追求することが重要です。
本記事では、騎手や種牡馬等のデータを分析し、回収率を向上させるデータをまとめることを目的としております。
無駄な点数を減らし、回収率を上げることを目的にすぐに使えるデータを初心者にも分かりやすく紹介しています。
1日だけ付き合いで競馬をする方でもすぐに実践できる内容になっていますので、この記事を通じて勝利へのヒントを見つけてください。
データの取得期間は十分なサンプル数を確保した上で鮮度を保つために5年間で区切ります。
最新のデータに更新していきたいと考えておりますので、データ取得期間をそれぞれのデータの末尾に記載致しますので参考になさってください。
これだけは押さえて!スタンダードデータ
騎手データ
・良馬場×石川裕紀人騎手(2020年1月~2025年1月)
6-3-2-28、勝率15.4%、連対率23.1%、複勝率28.2%、単勝回収率216.4%
さらに逃げ・先行馬に騎乗した場合は5-3-2-11、勝率23.8%、連対38.1%、複勝率47.6%、単勝回収率257.6%まで上昇します。
データ比較の参考として石川裕紀人騎手の中山芝1200mのデータは下記の通り。
6-5-3-41、勝率10.9%、連対20.0%、複勝率25.6%、単勝回収率153.6%
中山芝1200mの好走率が高い点にも注目ですが、データ取得期間では良馬場以外では勝利していない点もポイントです。
・C.ルメール騎手(2020年1月~2025年1月)
11-5-5-21、勝率26.2%、連対率38.1%、複勝率50.0%、単勝回収率103.3%
初心者でも周りの競馬好きの人から「とりあえずルメール買っておけ。」と言われると思うので記載するのも憚られますが、単勝回収率が100%を超えるデータということと玄人にも参考になるデータを見つけましたので紹介します。
今回の趣旨とは違いますが、このデータを重馬場~不良馬場で絞り込むと下記の通りとなります。
0-0-1-6、勝率0.0%、連対0.0%、複勝率14.3%、単勝回収率0.0%
馬券外になった6頭のうち4頭は1人気でしたので、重馬場、不良馬場の中山芝1200mでは1人気でもC.ルメール騎手を軽視してもいいかもしれません。
・2歳or3歳馬×三浦皇成騎手(2020年1月~2025年1月)
3-7-2-18、勝率10.0%、連対率33.3%、複勝率40.0%、単勝回収率217.0%
データ比較の参考として三浦皇成騎手の中山芝1200mのデータは下記の通り。
4-10-6-59、勝率5.1%、連対率17.7%、複勝率25.3%、単勝回収率90.8%
三浦皇成騎手は新馬戦で穴を空けるイメージを持っていましたが、新馬だけではなく、中山芝1200mで若駒に騎乗した際は狙っても良さそうです。
ちなみに全場新馬戦×三浦皇成騎手のデータを分析したところ、芝・ダート共に1400m以下の条件では単勝回収率が250%を超えていたのに対し、芝1800m以上、ダート1600m以上では単勝回収率100%を下回っておりました。
特にダート1600m以上の新馬戦では0-2-3-31と極端に成績が悪かったです。
芝1600mに関しては単勝回収率100%フラットだったので、新馬戦で三浦皇成騎手を狙うのであれば芝1600m、ダート1400mまでにした方が良さそうです。
この部分については騎手ごとのデータをまとめることがあれば詳細に載せたいと思います。
・逃げ&先行馬×横山武史騎手(2020年1月~2025年1月)
13-8-5-13、勝率33.3%、連対率53.6%、複勝率66.7%、単勝回収率127.2%
データ比較の参考として横山武史騎手の中山芝1200mのデータと中山芝1200mでの逃げ・先行馬のデータは下記の通り。
横山武史騎手:17-13-12-51、勝率18.3%、連対率32.3%、複勝率45.2%、単勝回収率64.7%
逃げ馬:425-256-182-825、勝率25.2%、連対率40.3%、複勝率51.1%、単勝回収率184.7%
先行馬:699-789-668-3644、勝率12.1%、連対率25.7%、複勝率37.2%、単勝回収率112.1%
逃げ馬、先行馬の成績を見ると、「逃げ先行馬で絞ったらデータが良くなるのも当然だろう」と思うのですが、それでも勝率等全て上回っておりますし、単勝回収率が100%を超えているので妙味はあると判断し、記載いたしました。
また、中山1200m戦で行われた新馬戦での横山武史騎手の成績は2-0-0-3でした。
サンプル数が少ないのでデータとしての有用性は低いのですが、興味深かったことは騎乗した5頭の内、4頭が先行しており、内2頭が逃げておりました。
この条件で横山武史騎手が騎乗する場合は「前に行くだろう」と意識しておいていいかもしれません。
・2歳or3歳馬×牝馬×横山和生騎手(2020年1月~2025年1月)
4-2-2-13、勝率19.1%、連対率28.6%、複勝率38.1%、単勝回収率133.3%
さらに条件を新馬戦&未勝利戦に絞ると、2-1-2-5、勝率20.0%、連対率30.0%、複勝率50.0%、単勝回収率213.0%まで上昇します。
データ比較の参考として横山和生騎手の中山芝1200mのデータは下記の通り。
6-7-5-38、勝率10.7%、連対率23.2%、複勝率32.1%、単勝回収率67.5%
種牡馬データ
・逃げ&先行脚質×シルバーステート産駒(2020年1月~2025年1月)
4-3-1-9、勝率23.5%、連対率41.2%、複勝率47.1%、単勝回収率238.2%
データ比較の参考としてシルバーステート産駒の中山芝1200mのデータは下記の通り。
5-4-1-33、勝率11.6%、連対率20.9%、複勝率23.3%、単勝回収率106.3%
さらにある条件で絞ると3-1-0-1、勝率60.0%、単勝回収率496.0%になります。
こちらの条件についてはかなり限定的になりますので、下記のマニアックデータの方で紹介します。
・3勝クラス以上×良or稍重馬場×逃げ以外の脚質×ダイワメジャー産駒(2020年1月~2025年1月)
6-3-3-33、勝率13.3%、連対率20.0%、複勝率26.7%、単勝回収率142.8%
データ比較の参考としてダイワメジャー産駒の中山芝1200mのデータは下記の通り。
8-8-9-84、勝率7.34%、連対率14.7%、複勝率22.9%、単勝回収率66.5%
この条件での出走が多い産駒の1つなので狙えるデータがないか探したところ、上位クラスほど成績が良かったです。
データでは33秒台の上りを使っているこの産駒の出走馬が多かったので、クラスが上がることによってペースが速くなり、上位の上りを使うのが得意な産駒が台頭したのではないかと分析しております。
・重馬場×ロードカナロア産駒(2020年1月~2025年1月)
2-1-1-6、勝率20.0%、連対率30.0%、複勝率40.0%、単勝回収率184.0%
データ比較の参考としてロードカナロア産駒の中山芝1200mのデータは下記の通り。
12-13-10-106、勝率8.5%、連対率17.7%、複勝率24.8%、単勝回収率42.7%
出走数が多く、成績も悪いわけではありませんが、短距離のロードカナロア産駒というだけでかなり買われていることが改めて分かりました。
単勝で買う妙味は正直無いなと思っておりましたが、重馬場での成績を見て考えを改めました。
良馬場、稍重馬場も複勝率25%ほどありますし、重馬場が得意というわけではないと思いますが、これだけ単勝回収率に差が生じるということは、買い手の意識の中に「ロードカナロア産駒は道悪がダメ」という意識があるのかと思います。
ちなみに、不良馬場では複勝率0%でしたのでこの条件を狙って買う場合はレース直前の馬場状態に気を付けてください。
調教師データ
・斎藤誠調教師(2020年1月~2025年1月)
8-4-6-32、勝率16.0%、連対率24.0%、複勝率36.0%、単勝回収率213.4%
データを絞るまでもなく、中山芝1200mの斎藤誠調教師を買っておけば十分儲かりそうなデータです。
調教師のファクターを馬券に組み込む人が少ないので、これだけのベタ買いでもこの回収率が出ているのかもしれません。
これだけでは面白くないので、データを分析してみたところ、下記の条件でデータが良くなりました。
斎藤誠調教師×当日馬体重が前走比較で±5キロ以内の馬
6-4-5-25、勝率15.0%、連対率25.0%、複勝率37.5%、単勝回収率248.8%
さらに、不良馬場以外に限定すると6-4-4-24、勝率15.8%、連対率26.3%、複勝率36.8%、単勝回収率261.8%となります。
もともと中山芝1200mの成績が良いので、スピード力と持久力が問われる条件に強い馬を育てることが得意なのかもしれません。
そのため、不良馬場のような求められる適正が変わってくると結果が出ないのかもしれません。
・当日馬体重が前走比較で+5キロ以上×清水英克調教師(2020年1月~2025年1月)
2-2-1-3、勝率25.0%、連対率50.0%、複勝率62.5%、単勝回収率107.5%
データ比較の参考として清水英克調教師の中山芝1200mのデータは下記の通り。
4-4-5-33、勝率8.7%、連対率17.4%、複勝率28.3%、単勝回収率84.8%
出走させている頭数は多い方ですが、ベタ買いでは儲かりません。
馬体重をしっかりと増やして出走させてきたときには注目です。
また、これとは別に単勝回収率が500%を超える条件を下記のマニアックデータの方で紹介しています。
・当日馬体重が前走比較で減っていない×手塚貴久調教師(2020年1月~2025年1月)
3-6-3-20、勝率9.4%、連対率28.1%、複勝率37.5%、単勝回収率130.0%
データ比較の参考として手塚貴久調教師の中山芝1200mのデータは下記の通り。
3-8-4-30、勝率6.7%、連対率24.4%、複勝率33.3%、単勝回収率92.4%
このままでも成績は悪くありませんが、こちらの条件に絞ると単勝回収率が100%を超えます。
プラスアルファのマニアックデータ(有料)
こちらでは限られた条件で知っている人が少ないと予想されるデータを紹介します。
かなり限定的な条件も含まれておりますので、有料公開とさせて頂きたいと思います。
有料公開分につきましては毎週競馬をする玄人に向けた内容となっており、たまに競馬をする方にとっては活用する機会に恵まれない場合がありますので、購入する際にはご留意頂ければ幸いです。
初心者の方は無料公開分のデータで十分楽しめるかと思います。
もし、購入して頂けるのであれば、無料分のデータで美味しい馬券を取ってから購入頂けるととても嬉しいです。
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