
中山ダート1800mはこの条件だけを買え!~回収率が爆上りするデータ集~
「自分が買ったときは来ないクセに、買わなかったら来る」そんな経験をされたことはありませんか?
流れや直感に任せて勝負することはギャンブルの醍醐味ですが、競馬で安定して勝つためには、感覚に頼らずデータをもとに期待値を追求することが重要です。
本記事では、騎手や種牡馬等のデータを分析し、回収率を向上させるデータをまとめることを目的としております。
無駄な点数を減らし、回収率を上げることを目的にすぐに使えるデータを初心者にも分かりやすく紹介しています。
1日だけ付き合いで競馬をする方でもすぐに実践できる内容になっていますので、この記事を通じて勝利へのヒントを見つけてください。
データの取得期間は十分なサンプル数を確保した上で鮮度を保つために5年間で区切ります。
最新のデータに更新していきたいと考えておりますので、データ取得期間をそれぞれのデータの末尾に記載致しますので参考になさってください。
これだけは押さえて!スタンダードデータ
騎手データ
・1勝クラス&2勝クラス×横山武史騎手(2020年1月~2025年1月)

データを分析すると、3勝クラス以上では3-3-2-29という結果になり、単勝回収率は47.84%まで低下しておりました。
新馬戦&未勝利戦では勝率、連対率、複勝率ともに比較データと差はありませんでしたが、単勝回収率は65.00%と低下しておりました。
1勝クラス、2勝クラスで妙味が出る理由を推測すると、新馬や未勝利なら信頼できると認識している人が想定以上に多い、もしくは、午前中のレースの横山武史騎手の結果が期待以上ではなく、午後から行われることが多い1勝クラス、2勝クラスの馬券購入に影響している可能性が考えられます。
・新馬戦×田辺裕信騎手(2020年1月~2025年1月)

この条件の好走率が高い騎手の1人ですが、新馬戦に絞ると単勝回収率が大きく上昇しました。
馬のリズムを重視するイメージの騎手なので、もしかしたらそういった騎乗が新馬に合っているのかもしれません。
また、ある条件でさらに絞ると回収率が300%を超えましたので、そちらは下記のマニアックデータの方で紹介致します。
・1勝クラス&2勝クラス×良馬場×戸崎圭太騎手(2020年1月~2025年1月)

戸崎圭太騎手も中山ダート1800mで好走率が高い騎手です。
1勝クラス、2勝クラスの条件で良馬場であれば、より好走率が上昇し、単勝回収率も100%を超えますので、買えば儲かります。
逆に、新馬戦&未勝利戦、3勝クラス以上の条件になるとどちらも複勝率が35.0%前後まで下降し、単勝回収率も新馬戦&未勝利戦は55.45%、3勝クラス以上は20.33%になりますので注意が必要です。
・1勝クラス×良馬場×牡馬×三浦皇成騎手(2020年1月~2025年1月)

三浦皇成騎手もこのコースでは好走率の高い騎手です。
1勝クラスかつ良馬場の条件で絞ると単勝回収率は100%を超え、さらに牡馬で絞ると儲けられそうなデータになりました。
しかし、ある条件に該当すると単勝回収率が25%を割ることが分かりました。
こちらの条件については下記の「絶対に買うな!即消しデータ」で紹介いたします。
また、全く別の条件では単勝回収率が240%を超えましたので、そちらも「プラスアルファのマニアックデータ」で紹介いたします。
・2勝クラス×C.ルメール騎手(2020年1月~2025年1月)

誰もが実力を知っている名手で回収率が100%を超える条件なんて無いかと考えておりましたが、ありました。
どのクラス条件でも安定して好走しているのですが、この条件だけあまり人気が集中していないためか単勝回収率が良かったです。
ちなみに、3勝クラス以上では2-4-1-7と複勝率50%ですが、単勝回収率は23.8%とかなり低下しております。
いかにクラスが上がるほどルメール騎手への信頼が厚くなるかが伺えます。
種牡馬データ
・稍重馬場×ヘニーヒューズ産駒(2020年1月~2025年1月)

・新馬戦orOPクラス×ヘニーヒューズ産駒(2020年1月~2025年1月)

・横山武史騎手or横山和生騎手or田辺裕信騎手×ヘニーヒューズ産駒(2020年1月~2025年1月)

このコースへの出走と好走が多いヘニーヒューズ産駒ですが、表の通りの条件に絞ると回収率が向上します。
ヘニーヒューズ産駒はダートの重馬場、不良馬場の成績が良馬場に比べると悪いので、そのイメージが稍重にもやや影響を与えているため、回収率が高いのではないかと推測しております。
また、ヘニーヒューズ産駒は成長が早い産駒が多いので、仕上がりの早さで新馬戦では好走し、徐々にクラスのメンバーが強くなってくると、適正の差で好走が比較的難しくなってくるのではないでしょうか。
逆に、OPクラスに出走するような産駒はこの舞台に適正があると判断された産駒であるという点と馬券購入者の「ヘニーヒューズ産駒の適正は短距離」というイメージのギャップで儲かるデータとなっているのではないでしょうか。
騎手との相性については正直分かりませんが、3名とも先行して本領を発揮する騎手のイメージがあります。
もしかすると、先行意識の高い騎手との相性が良いのかもしれません。
・第1回開催or第3回開催or第4回開催×シニスターミニスター産駒(2020年1月~2025年1月)

・戸崎圭太騎手or石川裕紀人騎手or丹内祐次騎手×シニスターミニスター産駒(2020年1月~2025年1月)

シニスターミニスター産駒は中山ダート1800mで好走率、回収率共に高いですが、さらに上記の条件で絞ると回収率が上昇します。
開催によって成績が大きく変わっているので、コース形態だけではなく、気候の得意不得意があるのかもしれません。
シニスターミニスター産駒については回収率が300%を超える条件が他にも複数ありましたので、下記の「プラスアルファのマニアックデータ」の方で記載致します。
・新馬戦×ホッコータルマエ産駒(2020年1月~2025年1月)

ホッコータルマエ産駒もこのコースの出走数が多く、成績も安定している種牡馬ですが、新馬戦になると軽視される傾向があるのか、回収率が上昇します。
・逃げ&先行脚質×ホッコータルマエ産駒(2020年1月~2025年1月)

中山ダート1800m自体が逃げ馬の成績が複勝率48.4%と高いので、前に行った馬に有利なコースということもありますが、それよりも高い好走率で回収率も100%を超えておりますので、儲けられる条件として紹介致しました。
調教師データ
・第1回開催or第4回開催×中館英二調教師(2020年1月~2025年1月)

・未勝利~3勝クラス×牡馬&セン馬×中館英二調教師(2020年1月~2025年1月)

中山ダート1800mへの出走頭数が多い中館調教師のデータを分析してみました。
そのままのデータを見ると好走率が安定しており、回収率も水準以上なので、積極的に買いたい調教師の1人ですが、得意な条件と不得意な条件が大きく分かれており、とても興味深かったです。
不得意条件の方は「絶対に買うな!即消しデータ」の方で紹介しておりますので、余裕がありましたらご確認ください。
ネットで調べても出てこなかったので、恐らく知らない人が多いデータだと思います。
・未勝利戦×牡馬×田村康仁調教師(2020年1月~2025年1月)

・1勝クラス×牡馬×田村康仁調教師(2020年1月~2025年1月)

田村康仁調教師は中山ダート1800mに馬を送り込んで来たら狙える調教師の1人ですが、牡馬を出走させてきた場合は回収率がさらに向上し、未勝利戦、1勝クラスの条件だと、表の通りさらに回収率が向上します。
田村康仁調教師と相性の良い騎手データは下記の「プラスアルファのマニアックデータ」で紹介しております。
複勝率60%以上の騎手が2人おりましたので要注目です!
プラスアルファのマニアックデータ(有料)
こちらでは限られた条件で知っている人が少ないと予想されるデータを紹介します。
かなり限定的な条件も含まれているので…というのは建前で、全て無料で公開してしまうと後々妙味が無くなってしまうかもしれませんので、有料公開とさせて頂きたいと思います。
有料公開分につきましては毎週競馬をする玄人に向けた内容となっており、たまに競馬をする程度の方にとっては活用する機会に恵まれない場合がありますので、購入する際にはご留意頂ければ幸いです。
初心者の方は無料公開分のデータで十分楽しめるかと思います。
もし、購入して頂けるのであれば、無料分のデータで美味しい馬券を取ってから購入頂けるととても嬉しいです。
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