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建築学科卒タレント・桜田茉央がズバリ指摘! 拓匠開発おすすめ物件ご案内でスタッフがたじたじに…!?

 拓匠開発から依頼をうけた外部ライターが、“遠慮なし!でいいところだけじゃなくて悪いところも紹介する”をテーマに取材をしていく本ブログ。

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 今回は「ミスマガジン2019」で審査員特別賞に選出された桜田茉央(さくらだ・まお)さんが登場。
 なぜ、タレントさんの彼女にご登場いただいたのか――それは、桜田さんが今年の春に、都内女子大の建築学科を卒業したから。しかも彼女、学生時代にゼミの制作で「平屋の家」を何度も設計していたんだとか…。「平屋の家」といえば、拓匠開発の売りのひとつ。
 そこで今回はスタッフインタビューの第3回に登場した、設計デザイン課所属の古橋和希さんのアテンドで、桜田さんが千葉市若葉区にある「モリニアル小倉」を見学。物件の設計について、根掘り葉掘り聞く対談を敢行しました

●平屋デメリットはプライベートがなくなること?

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――桜田さん、すべて平屋の家で構成された「モリニアル小倉」を見て回って、ご感想はいかがですか?

桜田:はい…こちらの物件は、まず一つひとつのお家に、家族やお客さんが共有する空間を設けるのが、コンセプトなんですか?

古橋:そうですね。「モリニアル小倉」のコンセプトは、土間のある平屋なんですよ。一つひとつの家が立地に合わせて平屋を設計していて。その中で、大きな土間があってお客さんが来て、みんなでわちゃわちゃしたりできるという空間が、今回ご覧になられたすべての家にあります。

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桜田:土間があると、部屋が広々とした感じになりますね。外と中の中間領域的に、外との境界線を作るためにみたいな…。

古橋:鋭いですね。普通の人だと何となく気持ちいいって感じると思うんですけど、そこはちゃんとしたロジックで説明してくれてますね。

桜田:それって、普通の人にとっては、「何となく心地いいな」っていうものだと思うんですよね。でも平屋って土地を広く取れないと、狭く感じる人もいると思うんですけど、この抜け感を丁寧に作ってるおかげですごく広く感じるんですよね。入った時の印象がとても気持ちがいいです。そのほかにも、細かい設計がされてて、すごくおもしろいし、勉強にもなります。

桜田:私自身平屋が好きで、学生時代も平屋の設計をかなりやっていました。当時、先生から「ここの導線、ダメだよ」とか細かく指導を受けていたんですが、難しいですよね、平屋の家を設計するの。
 普通のお家は、例えば皆それぞれ自分の部屋があってそこに籠ったりしがちなんですが、平屋だと個室を少なくしてすべての部屋を一階に凝縮させることで、家族との濃密な時間を過ごせるなっていうのを、学生時代に考えていたんです。だけど今日拝見して、逆に平屋だと、家族それぞれのプライベート空間が少ないのかなって思いました。

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古橋:それが平屋の良いところであり悪いところだと思いますね。住む人によってそれを良しとするか悪しとするかは変わってくると思います。
 ただ確かに、平屋のプライベート空間問題については、常に考えないといけませんね。「モリニアル小倉」では、場所によってすべて設計を変えていて例えば、最初に見ていただいたモデルルームはリビングがあってすぐ隣に子供部屋があったと思うんですけど、落ち着きを考えると「それはどうなのかな?」っていう人もいますし、逆に子どもの様子をすぐに見られるっていう人もいます。

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 また別の棟も同様に、リビングの横に子供部屋があるんですけど、ここの場合は廊下を挟んでいるので、ワンクッション置くことによって間をとっているんですよね。そこでプライベート空間とパブリック空間を分けるなど、バリエーションを変えています。

●尖った設計の結果、使い方がわからない人も多そう?

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桜田:逆に言うと、どのお家も教科書にのっているモデルケースみたいで、こういう住宅設計って、生活に関してリアリティがないかもな、とは思いました。通常はこちらの住宅のように気持ちよさを優先するよりも、利便性を優先して、やっぱり部屋数多いほうが良いという要望を受けたりして、効率を考えた結果、同じような家が建っていくんだと思います。
 今日見せていただいたのが、モデルハウスだっていうのもあるんでしょうけど、ここに住んでいる人が想像できないんですよね。私達のように建築を勉強している人だとこの家の面白さがわかると思うんですけど、一般の方には設計者の思いに反して使い方がわからなかったりするかもしれませんね。

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 自分もこういう家に住んだこともないし、こういう家に行ったこともないので、家自体は凄く良いと思うんですけど、やっぱりモデルルームとして終わってしまうケースもありそう…。今ここで、誰も住んでいない状況でお話を聞いていると、住んだ人がほんとに使いこなせているのかは、気になりますね。

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古橋:そうですね。たしかに販売のほうから「お客さまがこの家のコンセプトを理解できる?」とか、「無駄なスペースでしょ」とかあるかもしれません。実際にお客さまが来ても、ハマらない人にはハマらないんですよね。
 ただ、実際にお客さまからの声をヒアリングしてみて、ある程度は自分の狙いどおりに住んでいただいているのかなって感じています。お客さまと実際にお話できる機会もありますし、営業マンからも必ずお客さまからの感想を聞くようにしていて。その際に、「ここが好き」っていうところと「ここはこういう風が良かった」っていう意見もいただくので、そのご意見は大切にしています。

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桜田:それも街づくりっていうことを意識して一貫しているからこそ、できることですよね。普通の戸建ては、周りから浮かないようにとかそういう面も考えて設計すると思いますが、街づくりから手掛けていて全部尖っているからこそ、かわったお家でも隣人から白い目で見られないっていうのがありますよね。
 私の家は、普通の街の二階建ての家なんですけど、隣家との距離がぎっちぎちなので、うちが急に自宅でパーティーをしていたら、何も知らないご近所さんは「何が起きたの!?」ってなると思うので。
 でも、生活をより豊かにしたいっていう方にはオススメだと思います。

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古橋:そうですね、あとは別荘みたいな感じで考えていただけるとわかりやすいと思います。

桜田:第二の人生じゃないけど、老後でゆっくりしたい方とか、自分がしたいこと、趣味を優先した生活をしたい方とかに、ささりそうだなと思いました。

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古橋:結構それも言われます。実際に販売の時のことも考えないといけない。作ったところでそれ「建てられるの?」「お金大丈夫?」っていうのもあるので、それをやって上手くいかない時もあるので、ずっとトライの繰り返しですね。
 尖り続けるのも大変です。

【対談カット】
<プロフィール>
桜田茉央(さくらだ・まお)
1997年10月22日千葉県出身。B85W60H90センチ。「ミスマガジン2019」で審査員特別賞を受賞。グラビアをはじめ、生活情報番組『よじごじDays』(TX)、ドラマ『アフロ田中』(WOWOW)、WEB CM「花王ビオレ 冷タオル誕生」、ラジオ番組など多方面で活躍中。建築学科卒のため、特技はDIY、模型作りだとか。
Twitter〈@sakurada_mao_02
Instagram〈sakurada_mao_02

衣装協力:ADELLY
http://www.adelly.tokyo


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