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【値段の付け方】生意気ブログ#6

まちづくり挑戦日記として、日々感じたことやチャレンジしていること、これからチャレンジしようと考えていることなど発信します。
度島限定で毎月300部発行している『度島新聞』のネタ帳として、下書きみたいな感じで書いています。
(#度島まちづくり)
(#まちづくり、#地方創生、#ブログ、#離島)


まちづくりからお知らせです。
9月23日に「防災まつり」を開催します。
これは、度島中学校の生徒と度島を学ぶ「たくしま塾」に取り組んでおり、その集大成として防災まつりを開催します。
今年のテーマが「防災から考える度島の『食』」で度島の食材から防災食を考え、「パッククッキング」という方法で調理します。
 
 
「度島防災まつり」のスケジュールです。
 
 
9月23日(土)
9:30~ 開会式
9:45~ たくしま塾、防災まつりの話し
9:50~ オープニング
(ドレミの歌で自己紹介・ダンゴムシ体操)
10:00 志保ママのお話し(講話)
    安心術や避難所で大切なことを学びます
10:10 パッククッキングとは?
    生徒と一緒にパッククッキングの実演と新聞紙での食器作りにチャレンジ
10:45 生徒が考えたパッククッキングレシピ紹介
11:15 パッククッキング試食
11:30 志保ママ&けいこ先生コンサート川本さんの演奏と志保ママの歌声に合わせて生徒たちが取り組んだたくしま塾のようすをご覧いただきます
11:50 閉会式
とても面白いイベントとなっています。
皆様のご参加をよろしくお願いします。
対象は島内の方となっておりますが、島外からいらっしゃる方は事前にご連絡いただければ、ご案内致します。
 
 
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「値段の付け方」
大型量販店に買い物に行った時の事ですが牛乳を買おうと選んでいました。
1リットルの紙パックでだいたい200円前後で販売してあり、メーカー品などはもう少し高いです。
皆さんは牛乳1リットルの値段が、
①210円(有名メーカー)
②180円(聞いたことありそうな名前)
③150円(知らない名前)
この3種類だとどれを買いますか?
 
 
(#値段はわかりやすく設定しています。#もっとたくさん種類がありました。)
この量販店での売れ筋は180円の牛乳でした。
最近は「値上げ値上げ」とたくさんのものの値段が上がっていて、なるべくなら安く買いたいと思ってしまうのですが、180円の牛乳が1番売れているようでした。
驚いたのが、2番目に売れて居たのが210円の牛乳でした。
多く残っていたのが、150円の牛乳でした。
 
 
ここで考えたのが、「安ければいい」ということでもないということです。
一つの理由として、「安心」という気持ちがあるような気がします。
「安いは良いけど、聞いたことない名前だし、本当に美味しいのかな?」と言う気持ちから150円の牛乳だと逆に不安になる気持ちがあるようです。
 
 
極端に言うと、10万円くらいするブランドの服が1万円で売ってあったら「偽物じゃないのかな?」と思う気持ちと似ていて、安すぎても不安になるということです。
 
 
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値段は誰が売るか(渡すか)で決まる場合もある。
 
 
ティッシュ5箱同じメーカー、同じ枚数でも販売店によっては値段が違うときもあります。
Aの店で330円で買って、次にBの店に行ったとき300円で売ってあったら、「しまったな」と思うこともあります。
 
 
しかし、同じメーカー、同じ枚数のティッシュ5箱を買ってきて、近所の家に子どもが300円レシートと一緒に届けたらどうでしょう?
 
 
500円もらって、「おつりはお駄賃ね」といってそのまま500円支払うことがあります。
同じティッシュ5箱なのに、さっきは30円安く買えたと思っただけで、「しまったな」と思ったのに、「子どもが届けた」だけで200円高くても「しまったな」とは思いません。
 
 
値段の付け方ってここがポイントだと思うんですよね。
配達へのサービス料と考えたらと思うかもしれませんが、届けた人が「お店の人」だったらどうでしょう?
きちんとおつりをもらう人が多いと思います。
300円の商品で配達料200円は高いと感じてしまいます。
 
 
そう考えると、商品を提供する側が、近所の家に届ける子どものような関係になっていると、200円高くても、ティッシュ5箱が「高いな」と感じなくなると言うことです。
 
 
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まとめると
①値段が安すぎると安心してもらえない
②商品を提供する側が、ご近所付き合いみたいに仲良くなる
 
 
この関係を気づけたら値上げしても「高い」と思われないのかもしれません。
 
 
将来的には、この子どもが「度島」に置き換えられるようになれば良いなと思っています。
「度島産」と付いているものなら、高くても買いたい!
特産品とかお土産品とかよりそういう関係性を作っていくことも必要かなと思っています。
 
 
そんな度島ですが、まさに近所の子どもである中学生が、度島まちづくり塾で半年かけて「防災」について学び、度島の食材を使った「防災食」のレシピを発表します。
そんなプライスレスなイベントが9月23日に度島防災まつりとして行われます。
 
 
半年前から度島の中学生が取り組んだ成果をぜひ見に来て下さい。
他にはない防災まつりとなっています。
 
 
イベントは、見るより参加した方が楽しい!
 
 
面白いことやります。
それでは皆さん、
せーの!「イヤソコジャイ!」

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