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面接で話したいのは「建前」ではなく「本音」。じゃあどんな話をするの?を大公開

こんにちは、ウェルプレイド・ライゼスト(WR)の人事のマッキーです。

うちの会社の役員の浅野さんからこんな記事をシェアしてもらいました。

普段僕たちが面接をするときに思っていることととても似ている、と言うか勝手ながら真似させてもらっていたなと感じたのでもうちょっと面接や採用へのスタンスについてまとめようと思い、筆を取っています。(ナイル社の月の応募数1000はすごすぎる。うちはまだ50とか、、、がんばろ)

採用は「あなたのわがまま」と「うちのわがまま」のマッチング

先週僕が書いた以下のnoteとも重複しますが、僕は面接は「あなたが今後何をしたいか=あなたのわがまま」と「WRが今後何をしたいか=WRのわがまま」が合うか合わないかを判別するためのものだと思っています。

WRは「eスポーツの力を信じ、価値を創造し、世界を変える」というミッションを実現するためにチャレンジし続ける人と一緒に働きたいと思っています。「eスポーツの力を信じている」だけでは物足りないんです。「eスポーツの力を価値(事業、プロジェクト、仕事)に変える」ことを通してプロゲーマーや視聴者だけでなく、様々な業界、地域の人々の生活をポジティブに変化させていきたい。これが僕たちの会社のわがままです。

じゃああなたのわがままが僕たちのわがままと一文字違わず同じであればマッチングしていると言えるか、というとそうではないかなと。

だって人が違えば考えも変わります。僕たちの会社のメンバーも上述のわがままをそれぞれがそれぞれの解釈で一つのミッションに向かっています。

メンバーそれぞれがやっていきたいこと、目指したいものがまず先にあって、それを実現するためにWRのミッションにチャレンジするのが良さそうと思ってくれている人が多いイメージです。

ちょうどうちのずーサンやちゃんじろさんが書いてくれているnoteがまさしくそのイメージなのでこちらもぜひ読んでみてください。

面接をするときに直接お願いしていること

じゃあ面接でどんなことを話しているかを紹介していきたいと思います。その前にもしあなたの面接をさせていただくとなったらお願いしていることがあるので紹介します。(全部話さないときもあります)

①面接では「面接の評価」を一切無視してください。評価のための話ではなく、あなたのキャリアを最高のものにするための話をしましょう。建前の話だけでは必ずキャリアのミスマッチになります。あなたのキャリアのわがままをWRで実現できそうかのマッチングを図ることができます
②ポジティブもネガティブもどっちの感情もストレートに表現してください。退職理由がネガティブでもいいし、好きなものを話す時はゲームや仕事以外の話も超ポジティブでもいい。あなたの感情ベースのわがままのマッチングを図ることができます
③入社をゴールではなく、スタートと捉えた話をしてください。eスポーツ業界に入って何をしたいか、どんな人になりたいかを話せないと僕たちはあなたの将来を想像することができません。選考ポジションでの業務遂行力のマッチングを図ることができます

この3つはそのまま選考のマッチングの基準にもなります。転職エージェントや面接対策本に書いてある内容と真逆な内容ばかりになっています。そうです、綺麗な話は不要なんです。あなたのわがままを聞き出すために上記の3点を面接する際には面接のどこかでお話をさせていただいています。

ただ正直突然上記のようなことを言われて素直に本音で話せる人は多くはありません。なので普段から仕事上で本音ベースのコミュニケーションができている人、もしくは本来は得意だができていない人などはとても楽しくお話ができるのでぜひ応募してくださいね!

実際の面接の質問例

では実際の面接で話していることはこんな感じです。以下が全てではなく、以下を伺った上で個別の質問をしています。

①経歴、ゲーム歴含めた自己紹介をお願いします

自己紹介は実はとても大事。仕事上でもクライアントや外部パートナー、社内メンバーに「自分はこんな人です」ときちんと伝えられることは社会人の基本だと思っています。

②過去一番やりこんだゲームは何か、ゲーム以外で熱中していること、推しはなにか

あなたがどんなときに楽しさを感じるのか、面白さを感じるのかを教えてほしいと思っています。ときにここで話が盛り上がりすぎてしまうこともあります

③現職はどんな会社か、どんな仕事をしているか

応募時に所属する会社や仕事内容を記載いただいているのでだいたいどんな仕事をしているかはわかっているのですが、仕事内容の説明の仕方で自分の仕事の価値観を知ることができます。

④現職に入社した理由は何か

何を目指して現職を選んだのかを知ることによって、今回の転職理由との一貫性の有無を知ることができます

⑤なぜこのタイミングで転職を考えたのか

転職理由でよく聞くのが「ゲームが好きでゲーム業界に行きたくて転職しようと思いました」というもの。でも「なぜ今のタイミングなのか?」と伺うと具体的な理由が見つけられない人が多くいます。そのため「なぜ今なのか?」を聞くことで本音ベースの転職理由やキャリアプランを知ることに繋がると思っています

⑥次の職場でどんな仕事がしたいか、キャリアを作りたいか、どんな人になりたいか

入社がゴールと考えている人、入社をスタートと考えている人によって回答が大きく異なるのがこの質問です。後者の方はより具体的、かつ弊社のミッション、事業、仕事内容の理解度が高いことが多いです。

⑦⑥を実現するために活きるあなたの武器(スキル、経験、人脈、知識など)は何か、反対にこれから身につけなければいけない武器は何か

仮に入社した際の配属やポジションをすり合わせるために必要な質問です。またあなたの得意なこと、苦手なことを客観的に分析できているかを知ることができます。

回答に正解はない。自分のわがままに合う会社を探すことが転職活動

ずらずらーっと面接で伺っていることを書いていきました。割と普通なことしか聞いていません。

お答えいただく際に知っておいてほしいことは「回答に正解はない」ということです。もしかしたらあなたの頭の中にも正解はないかもしれません。そういうときは素直にわからない、考えたこともないと言ってもらって結構です。

わからない、と言っていただければ「じゃあ一緒に考えてみよう」と発想を変えることができます。わからない、知らないからマッチングしないとなるわけでもありません。わからない、知らないから人と一緒にアイデアを作る能力が高い人もいるからです。

上記に書いた質問以外にもそれぞれを掘り下げる質問などもしていただきますが、それらを通して話の具体性、熱量、素直さなどを見ていくと、「あなたのわがまま」と「うちのわがまま」のマッチング度合いがちょっとずつ見えてきます。

むしろ僕と面接をさせていただき、あなたのわがままが明確になり、他社に入社をしたとしても僕としてはむしろいいことだと思っています。

一番大事なことは「あなたのわがままに合う会社に入る」ことです。あなたのキャリアの主人公はあなたしかいません。転職というフリーエージェント機能を使ってより良いチームにいくために、ぜひあなたのわがままを考える時間を取ってみてください。

それでは良い転職を!


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というわけで絶賛WRは積極採用中!全ポジションOKなのでぜひ応募お待ちしています!

(特にイベント制作やテレビ番組制作、Web制作のディレクターやAPやってた人超積極採用中!!!)


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Takuya Makino
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