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【易爺】きょうの日筮 10月4日水天需の初爻

水天需の「需」はRainmaker/雨乞い師の象形文字^L^

水天需の需〔じゅ〕とは須〔ま〕つ=待つ、という意味です。
外卦〔がいか〕=前方にある☵坎の溢れて今にも堤防が壊れそうな川をまえに、乾☰の力強さで慌てず騒がず、余裕をもって泰然として水のひくのを需〔まつ〕という意味です。

占いで用いたカメの甲羅やシカの肩甲骨に書かれている甲骨文の”需”の字は図の右下にある拙い【易爺】の手書きの字です(羞;
 上は雨、下は天の字の上の一をすこし丸く描いた字で、人が立っている姿です。頭が丸いのは雨乞い師の頭のテッペンが丸く髪が剃られている・髷〔まげ〕のない雨請い師・巫祝〔フシュク〕の姿です^L^
つまり、雨乞い師が降雨を祈念している姿です。字が出来た当時の意味は、雨乞い師が降雨を祈念する⇒雨をまつ⇒須つ、待つ、という意味になったのです。・・・内卦〔ないか〕☰の剛健や安泰の意味から心にユトリ・余裕をもって需〔ま〕つ、として占考することが多いようです。

【易爺】のきょうの日筮は、需の初爻ですので、まだ世間知らずの未熟者ですので・・・サーバーとかネット関係はダメ・・ということです。未熟者だけに、動きたくてウズウズしているのです。・・その状態を如実に表しているのが、この記事です(羞;

【易爺】の需の待つは、水雷屯䷂・・大水のまえにしても早く川を渡りたくてウズウズしている【内卦〔ないか〕震☳の進みたくてイラついている】状況です^L^

◆ここで画像をいれて、彖辞〔たんじ〕〇彖伝、〇大象伝をUPするつもりでしたダメでした><;・・・これかなぁ・・・(笑)

一行目:すいてんじゅ・けんか、かんじょう・・需の卦の小成卦の構成を説いたもの。
二行目:じゅ。まことありて、おおいにとおる。ていきち【とえば貞問、きち吉】。たいせん・わたるに、よろし。
三行目:たんにいわく:じゅは、まつナリ。けん・まえにあり。ごうけんにして、おちいらず。そのぎ、こんきゅうせざるナリ。じゅ・まことありて、おおいにとおる、ていきち。てんいにクライする。ちゅうせいをもってナリ。たいぜん・わたるによろし。ゆきて、こうあるナリ。
最後の行:しょうにいわく:くも・てんにのぼるはじゅ。くんし・もって、いんしょく・えんらくする。
すいてんじゅのしょきゅう【初九とは陽⚊の初爻】・・初は初爻【しょこう・一番下の爻・始まりの爻】の占いの辞【ジ・ことば】・・小象【しょうしょう】といいます。詠み:【易爺】の自己流です、不悪m(_ _)m・・しょきゅう。こうに、まつ。つねを、もちいるによろし。
二行目:象曰【小象の辞を説明したもの】・・しょうに、いわく:こうに、まつ。なんをおかして ゆかざるなり【※】。つねに もちいるに、よろし。トガなし【咎めナシ】。いまだ、つねをうしなわざるなり。

恒常の恒とか常は興味深い字ですが、次の機会にくわしく説明いたします^L^
あと【※】の不犯難行也は、一般的には、不〔犯難行〕也〔難を犯して行く〕ことをしない・・・つまり、難を犯して行くことはしない、という意味です。・・・当然、難を犯さずして、進んで行くとか、難を犯さずして行うと意味に読むことも可能も有りではないか、小生は思いますが、それは占事と対照して取捨を考えるのが善いのではないか、と考えています^L^

・・・ということで、需の初爻は、【易爺】という未熟者が身の程も知らずに急伸することを戒めた需の初九、『恒常を保つ』『中庸の道を歩めよ』『人に咬みつくなよ』・・・はやく木鶏になれ、という意味でしょうか^L^



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