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【易爺】の日筮(3) 10月6日兌爲沢の上六


訓〔よ〕みは:だ。とおる。ただしきに、よろし。〇しょうに、いわく:れいたくは、だorりたくは、だ・・・くんし、もって、ほうゆう、こうしゅうする。


兌爲沢の上爻【じょうこう】の辞【ジ・ことば】は●じょうろく/じょうりく。ひきて、よろこぶ。〇じょうりく、ひきて よろこぶ。いまだ、おおいならざるなり。・・と一般的に訓〔よ〕まれています。◆この爻は兌の主爻であり、巧言令色をもって上手に人の悦【よろこ】びを説【と】く=兌の悦と説で人を引き付ける小人【しょうにん】で、未だ光大ではない。

「制裁解除について日本と対話する用意がある」プーチン大統領 ソチで開かれた国際会議で発言

きょうの日筮は䷹兌爲沢【だいたく】の上爻で、このプーチン大統領の発言のニュースについて占ってみました;

麗澤〔れいたく〕大学の麗澤ですが、〇象曰:麗澤兌【りたくだ】・・大岳先生は”りたく”と訓〔よ〕んでおられますが・・、「君子もって朋友講習する」と話し合いの道が開けそうな雰囲気も感じますが・・・。

◆得爻に伏するのは䷉天沢履です。
竜蟠虎踞【りゅうばんこきょ】という四字熟語がありますが、龍は☰乾の天、虎は☱兌の谷・渓谷に位【=位置】するもの、乾も兌も五行ではおなじ金ですが、本当は住む世界が違います。天上の空と兌=地の一番低いところの”谷・渓谷”ですから、この位の差はロシアと日本の現状の差です><;

・・・安倍元首相とトランプ大統領だったら
・・・ナンテ考えます。

◆とにかく「朋友講習」で、何か和平の緒口【いとぐち】につながればいいのですが・・・^L^

・・・兌上六の爻辞「未だ光〔おおい〕ならざるナリ」とあり、直ぐにはムリでしょうが、先行き「光あり」の可能性も期待できそうですが・・。

・・・なにか光が隠れているのでしょう^L^
・・・どこに隠れているか?、解りますか。

◆【ヒント】そう、隠れているといえば、
伏卦【裏卦=錯卦〔さくか〕】です^L^

・・・易って面白いでしょう、ほんとうは簡単ですよ^L^
・・・厳めしく解釈するから難しくなる^L^

◆以上の占考は、あくまでも【易爺】の希望的観測によるものです。
どちらにしても、日本の国は非常に厳しい状況に置かれます。
それは、兌爲沢の上爻はロシアの爻、応爻である三爻が日本の爻であり、爻辞からみても解ります。

また、伏卦の天沢履についても、同様に、話し合いに応じた場合、
ロシアの爻は履の上爻、日本の爻は履の三爻です。

日本政府の苦しい状況は変わりません。
それは、今までの岸田政権の外交をみれば明らかです。

◆それよりも、きのうの『レモンの日』の『智恵子抄』についての「歳時と易辞」を書きたいのですが・・・十日の菊ですね^L^


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