【GGST ソル】キャラ対策 第十一回 A.B.A. アバ
どーもこんにちは、近所の野良?猫とのふれあいで日々の癒しを得ているたくさんです。
さてそんな寂しすぎる中年の日常をさらけ出した今回は、久しぶりにキャラ対策でも考えていこうかなと思います。なんか泣きたくなってきた。
スレイヤーが実装されたばかりで絶妙に間が悪い感じがしなくもないですが、実際憤嫉モード時の圧倒的な暴力に困っている方も多いんじゃあないでしょうか。
無策で対峙すると一瞬でやられてしまうことも珍しくないキャラだと思いますので、「どうすりゃいいか分かんないよ!」て方はぜひお付き合いいただけると幸いです。よろしくお願いいたします。
1.アバ戦の基本方針
ではまず最初にアバ戦の基本方針ですが、私は
ということと、
の2つになるのではないかと考えています。
通常モードのアバは機動力も無く貧弱なキャラですが、いざ憤嫉モードになるとGGST界最強のキャラへと変貌を遂げます。
特にソルは遠距離戦が不得手であり、どうしても近距離戦を主体とするアバの間合いで戦わざるを得ません。途中まで優位に試合を進めていても、一度の憤嫉モードでひっくり返されるなんてことも十分あるため、通常モードのアバに変身する隙を与えず、そのまま倒しきるくらいの気持ちで臨む必要があります。
しかしながら、通常モード時のアバも決して侮れない相手です。4F発生の小パン、リーチの長い立ちHS、低姿勢移動技の牽引と随順と対になる中下段をかわす戮力(りくりょく)と傾動など、機動力こそ低いものの技はそろっています。
そこで今回はアバ戦の基本的な立ち回りや注意すべき技、憤嫉アバへの一応の対策等についてまとめていきたいと思います。
2.通常モード時の立ち回り
当たり前な話なんですが、ラウンド開始時のアバは通常モードです。最初から嫉妬ゲージは50%溜まっていますが、憤嫉モードで1秒当たり10%の嫉妬ゲージを消費するアバにとって、これだけでは十分な量とは言えません。いきなり変身するよりかは、まずは嫉妬ゲージを溜める動きをするはずです。
ですので、いかにアバに嫉妬ゲージを溜めさせずにこちらのアドバンテージを得ていくかを考えて立ち回る必要があります。うかつに攻めて事故ったりしないように、機動力の差を活かしてつかず離れずの距離で様子見しながら、攻めるきっかけをじっくりと探していくのが良いでしょう。
具体的に意識することは、
ような間合いを保つようにすることです。
そして、その位置で相手の行動に対応していく形になります。
3.注意すべき技(通常モード)
(1)立ちHS
通常モード時に最も警戒したい技。特筆すべきは開幕距離からバクステしても届くくらいに長いリーチ。先端部分にやられ判定が無く、カウンターでくらってしまうと、そこからコンボで憤嫉モードに移行されることもあるため注意しましょう。
反面、立ちHSは全体フレームが長く隙が大きいので、様子見のジャンプを混ぜたり、地上で届かなかった場合は差し返しをしていきたいところです。ガードさせるようにファフニールを立ちHSの戻りに合わせて、攻め込むきっかけを作るのもありです。
(2)変転と感化(以下変身)
通常モードから憤嫉モードになる技です。威喝(いかつ)と嗚咽>抑圧と束縛や青バースト後などに使われると咎めることが出来ませんが、全体フレームは長めの技なので、単発のこの技は簡単には通さないようにしたいところです。
(3)戮力(りくりょく)と傾動(以下傾動)
当たり判定の低い技をかわしつつ攻撃してくる技です。こちらのしゃがみS、足払いなどはかわされてしまいます。また、ガードされても-1Fなため、4F発生の小パンを持つアバは強気に手を出してくることが多いです。
しゃがみKが6F発生のキャラだとガード後アバの小パンに負けますが、幸いにもソルのしゃがみKの発生は5F。最速で出せば少なくとも相打ち以上になるため、基本はしゃがみKを出して良いでしょう。相打ちでも後には続かないのですし、実戦ではアバ側の動きが遅れて一方的に勝てることも多いです。
あと、立ち回りで出される傾動に対してなんですが、一応前P等を合わせれば勝てますが、それを読まれると事項で挙げている“牽引と随順”で近づかれる隙を作ってしまうことになります。
ですので、基本的には立ちHSと同様に傾動を出されてもスカる間合いをキープすることを優先し、傾動自体の迎撃はしない方がいいと思います。
(4)牽引と随順(以下牽引)
攻撃判定が無い上半身無敵の移動技です。立ちHSからキャンセルで出したり、傾動を潰すために出した前Pなどの合わせて出してきたりします。意表を突かれないよう、ある程度意識しておく必要があります。
立ちHS>牽引は近いとガード後に反撃が間に合うので覚えておきましょう。
ダッシュ性能が低いアバにとって、相手との距離を詰める手段として使用できる貴重な技です。前述したように傾動と相互補完の関係になっているため、この技自体を潰すために技を置くのではなく、出された牽引の隙に反撃していくようにしましょう。
(5)逆上と驚愕(以下当身)
ここまではアバから距離を取って対応する動きを述べてきましたが、お互いにジリジリと様子見し合うような展開になった時は、この技を警戒する必要が出てきます。
アバ側が当身を狙うのは、ソルが遠距離で使うことの多い前Sやガンフレイムといった技になるでしょう。読まれて傾動や牽引による接近を許すのもダメですが、アバの当身を合わせられると嫉妬ゲージを溜められてしまうため、この技も無視することは出来ません。
発生から6F目まではガードポイント判定にならないこともあり、それなりにリスクの高い行動になることから使い手によって使用頻度が変わる技ですが、当身を出してくると読んだら、一気にダッシュから投げを狙ったり、近Sを当てに行くなど大胆に攻めてみても良いと思います。
4.憤嫉モード時はとにかく時間を稼ぐこと
という感じでここまで通常モード時のアバへの対策を語ってきましたが、首尾よく通常モードのまま倒しきれるかというとそんなことはありません。
青バースト後など、アバの変身を止めようのないシチュエーションも存在しますし、単純に読み負けて憤嫉モードのアバを相手にしなければならなくなる場面も当然出てきます。
そこで憤嫉モードのアバへの対策を考えていきたいのですが、最初に言ってしまうとまともにやっても憤嫉モードのアバには勝てないと思った方がいいです。とにかくリスクリターンが合わず、殴り合うのは得策ではないのですが、かといってガードを固めていても守りきることは難しいです。
ではどうすればいいのか?という話なんですが、結局はリスクの高さは承知の上で隙の大きい技も使っていくしかないんじゃないかと思います。憤嫉モードのアバは時間制限もあるため、まず強気に攻めてきますがそこにこちらの技を合わせて迎撃するようなイメージです。
具体的に言うと、
割り込みのSヴォルカ、
立ちHSへのヴォルテックス、
五分状況で壁割り後の前HS、
などでしょうか。
憤嫉モードのアバの数少ない弱点の一つとして、SヴォルカやSヴェイパースラストのような無敵技を持っていない(断罪の無敵&スーパーアーマーは9F目から)ことが挙げられます。
そのため、こうしたバクチに近い技を使ってでもダウンを奪えれば、起き上がりを攻めながら憤嫉モードの時間切れを待つことが出来るようになります。
一応覚醒必殺技の鍵の支配は無敵技ですが、使用すると嫉妬ゲージがゼロになるのでアバ側としてはトドメ以外では使いにくい技になります。
まあこちらのリスキーな行動が首尾よく通ればそれで良いのですが、あまり期待していいものではありません。出来ればフォローするためにも50%はテンションゲージを持っておきたいところです。
そのためにも、やはり通常モード時にアドバンテージを稼いでおくのが重要になってくる、という話なのかなと思います。
5.注意すべき技(憤嫉モード)
次に、憤嫉モード時に警戒すべき技を挙げていきたいと思います。正直多すぎる上にまともな対策が取れるかというと微妙なんですが、多少なりでも抗っていくしかありません。
(1)断罪と情動(以下断罪)
アバを象徴する必殺技。発生から9~45F間は覚醒必殺技を含む無敵技全てを耐えて攻撃してくるため、50%テンションゲージがあるからといってうかつにSヴォルカを撃つとえらいことになったりします。
あとこの技、一段目二段目共にガードクラッシュ技になっており、間に割り込むことはできません。
出来る対策としては、
くらいしかないんじゃないかと思います。
①と②は完全に先読み、③は成功してもそこまで状況は好転せず、④は相手依存になってしまいます。ただ、断罪は全体フレームが非常に長い技のため、時間制限のあるアバ側としてはあまり乱発出来ない技です。出してくるポイントを見極めて対応していくようにしましょう(しんどいけど)。
(2)しゃがみS
憤嫉モードのアバがダッシュで突っ込んでくると思わず飛んで逃げたくなりますが、アバのしゃがみSは恐ろしいほどに広い範囲をカバーしてくるためまず逃げられません。
また、空中ブリンガーによる対空ずらしが機能しにくいことも覚えておきましょう。よっぽどの高度で出さない限りは撃ち落されるので、捕捉されそうな場合は無理せずガードで。
(3)しゃがみHS&傾動
憤嫉モード時の傾動は中段かつコンボ始動技になるため非常に強力です。
さらに、対となるしゃがみHSは二段技の下段技なため、しゃがみ>立ちというファジーガードでは防げません。
実質的にどこからでもガードを崩されるようなものですので、ガードに徹するだけではなく、断罪との読み合いになりますがSヴォルカを撃ったり、ゲージがあれば早めに黄色ロマンキャンセル等も使って切り返すしかないと思います。
一応憤嫉モード時の傾動はガードすると通常モードより1F隙が長いため、2F有利の状況になります。傾動がめり込んだ場合は投げが確定したり、投げが届かなくてもこちらのターンになります。見逃さないようにしましょう。
(4)立ちHS
憤嫉モード時の主要技の一つです。ダッシュから立ちHSで触り、キャンセル威喝と嗚咽(以下威嚇)で連係に入るのが割とありがちなアバの動きになります。
発生が速く恐ろしい攻撃判定をしていますが、一応下方向への攻撃判定が薄いため、前述したようにヴォルテックスを合わせられれば少なくとも相打ちに持ち込むことが出来ます。
もちろんリスクは高いですが、立ちHSを出してくるタイミングが読めたなら狙ってみてもよいと思います。通常モードの立ちHSにも有効なので覚えておきましょう。
(5)鍵の守護者
となかなか“やってる”アバの覚醒必殺技「鍵の守護者」。ゲージは必要ですが、出すだけでアバのターンに出来る強力な技です。
発生が遅いため、一応ダッシュ慣性をつけた地上HSヴォルカか、元々横慣性の強いジャンプ版のHSヴォルカを使用すれば無敵で抜けつつ反撃することが可能です。が、これもアバに100%ある場合は紫キャンセルからフルコンコースなので注意。
ガードするとガードクラッシュするせいで黄キャンも出来ないので、この技から崩してくるようならこちらもディフレクトシールドを使用することを
考えても良いと思います。
6.まとめ
ということで、今回はアバ対策についてまとめてみましたがいかがだったでしょうか。
アバは通常モード時の非力さと、変身後の圧倒的な力という最強と最弱が同居している面白いコンセプトのキャラなんじゃないでしょうか。嫉妬ゲージの管理を少しミスしただけで途端に崩れることもあるため、我慢強く丁寧に立ち回るのが肝になる面白い組み合わせだと思います。
それではここまでお付き合いいただいた方はありがとうございました。キャラ対策記事の投稿はかなり久しぶりになってしまいましたが、また少しずつ投稿していければと思います。ではまた次回の記事でお会いしましょう。
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