プレゼント企画用の『TE2+』をカスタムした話
※プレゼント企画は無事終了しました!!(23.10.4追記)
どーもこんにちは、前回の記事のタイトルをしれっと変えてしまったたくさんです。
混乱を招くような真似をしてしまってごめんなさい。そして今回は、前回告知させていただいた『X(旧Twitter)のフォロワー1,000人突破記念』として、何と何とアケコンのプレゼント企画をやっちゃおうかと思います!!
何でアケコンプレゼントなの?っていうのにはいくつか理由があるんですが、ストリートファイター6が発売された6月からアケコン相場はガンガン上がっていきましたが、一時に比べて現在は少し値段が落ち着いてきています。
とはいえ、依然として「安い」とは言えない価格帯なのも事実なわけで。「アケコンに興味はあるけど高くて買えないよー」という方々は変わらずいらっしゃるのではないかと考えたのが一番大きな理由ですね。
まあアケコン四大行をようやく修めたばかりの私では大して手の込んだことは出来ないんですが、もし興味を持っていただけた方はお付き合いいただければ幸いです。
1.どんなアケコンにするの?
(1)TE2+をもう一台買う!
タイトルでネタバレしているんでもうお分かりかとは思うんですが、今回は前回の記事でも登場したマッドキャッツの『TE2+』を使いたいと思います。そのために前回カスタムした『TE2 GGST仕様』を売却し、『TE2+』をもう一台買いました。わけがわからないよ。
実は今回のカスタム中延べ100回くらいは「オレ何してんだろ」と冷静になる瞬間があったわけですが、性能的には『TE2+』の方が良いし、ボクはアケコンいじってないと落ち着かない身体になってしまったのでまあ良しとしましょう。
(2)カスタム内容とアルミ天板の話
ではこの『TE2+』を前回カスタムした『TE2+ MoNoカスタム』のレプリカ仕様にしていきたいと思います。
というのも、この『TE2+ MoNoカスタム』ですが、前回のカスタム後にアルミ天板をノワール配置のものをわざわざ買って替えてしまったので、↑のビュウリックス配置のアルミ天板が余ってしまっていたんですよね。
そして前回あえて触れなかったんですが、このアルミ天板は「ARCADE SHOCK」というサイトで購入できる商品です。
これがカッコいいだけではなく非常に実用的な商品なんですよね。特にTE2やTE2+などの開閉式のアケコンは構造上どうしても軋んでしまうという欠点を抱えているんですが、アルミ天板に替えることによってそれが改善され、非常に安定感が増し操作感が良好になります。
私は実際に使用してアルミ天板の素晴らしさを実感した反面、どうしてもビュウリックス配置なのが気になってしまったので、「円安+海外輸入」の壁を乗り越えてノワール配置のアルミ天板を購入しました。
まあ正直送料だけで相当かかるのであんまりオススメは出来ないんですが、それだけに貴重なアルミ天板を腐らせておくのももったいないので、それだったらどなたかに使っていただいた方が良いかと思ったわけです。
さすがに内部基板の変更やレバーのカスタムに関してまでは手が回らないため、あくまで外観を再現したレプリカ仕様になりますが、2023年の今現在でも通用し得る実用性の高いアケコンにしていきたいと思います。
2.TE2+をカスタムする!
ということで今回『TE2+』に施すカスタムは下記になります。
見た目を前回のMoNoカスタム同様のものにしつつ、レバーやボタンに関しても少し手を加えるようなイメージです。アルミ天板への変更により安定性を向上させ、ボタンのショートストローク化により反応性を向上させ、レバーの変更により操作性をも向上させるという意識高い系のアケコンにしていきましょう。
(1)分解する
では早速やっていきましょう。前回はさすがにちょっと作業内容を端折りすぎた感がありましたので、今回はせっかくですからなるべく省略せずに紹介していきたいと思います。
まずは内部を確認。
うん、中古ながらけっこうキレイですね。パーツの交換などもされていなかったので内部の劣化はほとんどありません。さっそくいつも通りボタンとレバーから外していきます。
今回のようなある程度「昔のアケコン」からボタンを外す時は、このスナップアウトを使うのを強く推奨します。元々三和電子のボタンは脇のツメが壊れやすいんですが、時間が経てば経つほど壊れやすくなるんですよね。スナップアウトを使って外せば壊れにくい(壊れないとはry)です。
でボタンを外したらレバーを外します。
続いて六角ドライバーで天板を留めているネジを外します。
これでアクリル天板、アートワーク、ベゼルが取り外せるようになります。
次にサイドパーツを外していく、のですがここでアルミ天板を一度はめて確認してみました。
…なんかこれはこれでアリだな。
と、「正直塗装とかめんどくさいのでもうこれで完成にしよう」とかいう考えがちらりと脳裏をよぎりましたが、一度やると決めたんだからと気を取り直してサイドパーツを外していきます。
(2)ベゼルとサイドパーツを塗装する
続いて塗装ですが、その前に耐水ペーパーでの足付けとマスキングテープでの保護をやっておきます。
この作業自体はプラモデルなどでもやるらしいんですが、アケコンのパーツはデカいのでけっこう時間がかかります。今回もここまでで一時間くらいはかかったんじゃないでしょうか。ああ電動やすりが欲しい。
そして足付けが終わったら一度食器用洗剤で洗い、サイドパーツのネジ穴付近と裏面をマスキングします。
マスキングが終わったらプラモデルでよく使われている『Mr.トラの手ステーション』にベゼルを固定し塗装を始めていきます。サイドパーツはマスキング部分を持って直に塗装していきます。
手順自体はこれまでとあまり変わりません。
うーん、本塗装を二回で終わらせるためにけっこう厚塗りしてしまったので、ムラが発生してしまったのが反省点ですね。パッと見は分からないからまあいいか。
(3)三和ボタンのショートストローク化
塗装が終わったのでTE2+を組み直していきます。その際に三和ボタンをショートストローク化していきましょう。
メインの6ボタン全てをショートストローク化していきます。ちなみに今回私が使っているワッシャーはエスコの平ワッシャー、OリングはNOKのSS型固定用のOリングです。
(4)三和JLXレバーに換装する
最後にレバーなんですが、8月に発売された三和電子の『JLXレバー』に替えていきたいと思います。JLFシリーズの後継ということでこれまでよりも安定性や耐久性が向上し、滑らかな入力が可能になっているらしいレバーです。
実際に私もJLXレバーを使ってみたんですが、感想としては全体的に三和レバーっぽさを残しながらもやや遊びが減って斜め入力がしやすくなった感じでしょうか。JLFレバーと同様にカスタマイズパーツの取り付けも可能ですが、ノーマルな状態で使うのであればJLFレバーよりもこちらの方がオススメです。
(5)完成!
ということで諸々を組み直せば『TE2+ MoNoカスタム レプリカ』の完成です!
やっぱりアンダーテールのステッカーが良い味出してますね。内部は純正基板ではありますが、PS3、PS4、PS5(の一部)、PCに対応と十分使用していける性能だと思います。
あとやはり作業をしていて思ったのが『TE2+』のメンテナンス性の高さですね。開閉式なのは言わずもがな、ベゼルや天板、サイドパーツなども取り外しが簡単で非常に作業がしやすかったです。
さらに余談になりますが『TE2+』は海外の人気も高く、レバーレス用の天板や3Dプリンター等で作成されだベゼルやサイドパーツが未だに販売されているみたいです。
あまり新作のアケコンが発売されない現状を考えると、既存のアケコンをカスタムして使うのもありなんじゃないでしょうか。
3.プレゼント企画について
※終了しました
それでは最後になりますが、今回カスタムした『TE2+』のプレゼント企画についての説明になります。
内容物は、
になります。
今回応募いただくにあたっての条件は特にありませんが、出来れば前回同様にアケコンを所持していない方に渡ってくれるといいかなと勝手に思っています。
そして応募される方は、
していただければと思います。またリポストして広めていただけたり、note記事へのスキやアカウントフォローもしていただけると嬉しいです。
※締め切りは2023年9月27日(水)23:59まで。
くじ引きアプリを使って抽選を行い、当選した方にDMでご連絡いたします。
あと一応送料もこちら持ちで考えていますが、離島などの配送で特別料金が発生するような場合は別途ご相談させてください。
皆さんのご応募をお待ちしております。
※23年10月4日追記
今回の当選者はオルカッチさんとなりました。わーパチパチ。
それではここまで長々とお付き合いいただいた方はありがとうございました。次回の記事でまたお会いしましょう。ではでは。