アケコンをカスタムした話②~ファイティングスティックα編~
どうも、好きな食べ物はハンバーグとメロンのたくさんです。
ということで後半戦もがんばってやっていきます。
まーやることは前回のRAPとほとんど同じなんですが。
【カスタム内容】
・レバーを三和電子へ
・レバーボールを三和電子のクリアカラーヘ
・シャフトカバーを三和電子のクリアカラーヘ
・ボタンをクァンバのGravity KSへ
・天板をペルソナ3のアイギスへ
アケコンの要の部分で全く純正のパーツを使わず三和電子に替えるんなら、クァンバのオブシディアンとかでいいじゃん、つーか前回の幼女戦記RAPVは使わんの?と思うかもしれません。
まあ、それは大体その通りなんですがファイティングスティックαのようにメンテナンスが簡単なアケコンを試してみたかったのと、RAPVはケースのサイドにボタンが付いてるのが押しづらすぎて嫌だったのが今回購入した理由だったりします。
ただ、最近SteamとPS4の両方でゲームするたびにアケコンの抜き差しするのが億劫になってたりしたんで、ちゃんと両方を使い分けていくつもりですよ。
1.ファイティングスティックαを開封
さて、それでは早速開封してみましょう。
新品のゲーム機なんかもそうですが、いつもこの瞬間はワクワクしますね!!ま、一度も使わずにバラバラにするから今回はそんなでもなかっt
というか、箱デカくね…?
大体アケコンの大きさなんておんなじやろ!、と詳しい寸法は調べてなかったんですが思ってたよりも大分デカいような、少し不安に感じながらも取り出します。
オープン・ザ・ファイティングスティックα!!!
でっか!!?やっぱでかいなこれ!!
正方形に近い形なんですが、その存在感たるや正にキング級。重さも2.7kgあるそうで、安定感はありますが持ち運ぼうとすると大変だろうなーと思います。
個人的に評価が高いのがこの底面です。私は基本的に暖かい季節は家でパンイチで過ごすんですが、RAPのように底面が金属だと膝置きしたとき地肌に当たって冷たいんですよ。
その点ファイティングスティックαは底面にすべり止めが付いててプラ素材なので冷たくありません。アホみたいな悩みですがけっこう困ることあったのでこれは嬉しいです。
2.中を開けて分解していく
では、中を開けてボタンとレバーを外していきます。これ開けるのが非常に楽になってますが、それ以外のRAPや他のアケコンと同じところは省略していきます。
左下に配線が書いてあるのが親切ですね。色もちゃんと分かれてるのでシールを貼ったりする必要がありません。あとレバーを固定しているネジはRAPに比べて固く締められていなかったので、ここの取り外しはラクでした。ボタンもスナップアウトで外すときにファイティングスティックαの方が外しやすく感じました。全体的に良好です、が
ただしファストン端子、テメーはダメだ
ご丁寧にボタンにつながっている端子の外し方が図解されてますが、突起を押しながら抜こうとしても、個体差でめちゃくちゃ外しにくいものがあります。
あまり力技でやりすぎて壊れたらおしまいなので、正直この部分は変えてほしくなかったですね。前回のRAPVから30℃近い気温の中、冷房の無い和室で黙々と作業をしてたんですが、このファストン端子を抜く作業が一番辛かったです。一時間くらい試行錯誤してました。
3.天板シートを交換する
汗だくになりながらようやく全ての端子を抜き取り、レバーとボタンを外したんですがまだ天板シートの交換は出来ません。更にパネルを固定しているネジを外す必要があります。
元からアクリルパネルが付いている分しょうがないんでしょうが、正直もうめんどくさかったです。やたら奥まっているところのネジもあり、ファストン端子を外しきる苦行の後だと中々大変に感じました。
やろうと思えば出来ないことはないけど、ていう感じですね。ちょくちょく天板シートを入れ替えたりする人、いないと思います。
私はファイティングスティックαの天板が好みではなかったので、最初から変更する前提でしたが、諸々を鑑みるとRAPVのがまだラクだった可能性すらあります。
はい、ではようやく天板シートを交換していきます。前回同様GIMPで作成したアートワークがこちら↓です。
元絵はペルソナ3のキャラクターデザイナー&アートディレクターの副島成記氏の有名なアイギスのイラストです。透明感があって昔からとても好きなイラストでした。
ぜひこちらのイラストを使わせていただきたいと思ったんですが、全身を入れると小さくなりすぎたり背景が真っ白なため寂しく見えたりと色々問題がありました。なのでこちらは下手なりに手を入れています。
【やったこと】
・天板シートへの配置を考え反転処理
・なるべく高解像度を保つよう透過処理
・背景によさげなフリー素材を配置
・↑の都合上少しでも良く見えるようモノクロ処理
・BM Spaceというフォントでロゴを作成、配置
元々ファイティングスティックαのケースが黒なので、映えるよう使用色を極限まで少なくしてモノトーン調にしてみました。違和感無く難易度を下げられ、元絵の魅力も損ないにくくなるのでは、という浅い考えです。レバーやボタンをクリアカラーヘしたのもそういった理由です。
そして組み立てし直したのがこちら↓
うん、まー素人の工作にしてはいいんじゃないでしょうか!ちょっとレバー穴と顔が近すぎたりロゴの位置が下すぎたりと反省点は多いですが概ね満足してます。
というか疲れました。。一日で二台もやるもんじゃないですね。大体はファストン端子のせいなような気もしますが。
4.余談① Gravity KSボタンについて
ここからは余談になりますが、簡単にGravity KSボタンについての感想を書いておきます。
こちらは2022年の6月に出たばかりの新型のボタンで、ししょーが私に教えてくれたものです。
とはいっても私は三和電子のノーマルなボタンかHORIの隼ボタンしか知らないので比較するのも難しいんですが、とりあえず押下0.8mmというストロークの短さは感じ取れるレベルだと思いました。レスポンスが良いのは良いことですね。
また、静音タイプながら押し感も非常に良いです。三和はパチパチ、て感じですが、Gravity KSボタンはドコドコっていう何だか不思議な感覚なんですが違和感がありません。総じて高い水準でまとまっているボタンかと思います。はめ込み式で取り付けがラクなのも〇。
唯一難点を挙げるとすれば、ボタンの分解がやたらしにくいとこですね。単純に気力が残っていなかったせいもありますが、アートワークを挟み込む気にはなれませんでした。
5.余談② 底無きアケコン沼
色々と失敗や妥協もありましたが、今回は私のイメージしたアケコンへと大差なくカスタム出来て満足しています。いや、満足していました。
そう、アケコン界の深層には神と呼ばれる技術を持ったとんでもない方々がいることを知ったのです。でもやっぱりししょーも大概だと思う。
ししょーの言葉を借りるのならば、それは正に無から有を作り出すかのようなゴッドハンドが何名も…。
「意外と出来るもんじゃん?」
今回のカスタムを終え、そう思っていた私は彼らゴッドハンドに比べれば子ども以下、正に赤子のような存在でしかなかったのです。
ならばどうするのか?
尻尾を巻いて逃げるのか?
いや違う、今はまだ遠くとも、少しずつでも近づいていけばいい
そう、
たくさん先生の次回作にご期待ください!!
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