『ファイティングスティックmini for PS5,PS4』で遊んでみたよ
あけましておめでとうございます、たくさんです。2024年も引き続きよろしくお願いいたします。さて今回は、2024年1月18日にHORIから発売されたばかりの新モデルのアケコン、『ファイティングスティックmini for PS5,PS4』を触ってみた感想などを語っていきたいと思います。
「アケコンに興味はあるけど高いんだよね」となかなか手を出せていない方の中には、この商品が気になっている人もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
はたしてファイティングスティックminiは「デカい・重い・(値段が)高い」が常のアケコン界に一石を投じることの出来るアケコンになり得るのか?興味のある方は是非お付き合いいただければ幸いです。よろしくお願いします。
1.『ファイティングスティックmini』について
まず今回私がファイティングスティックminiを購入したお店なんですが、楽天市場のHORI公式ストアです。たしか昨年の11月か12月に発売が告知されており、その時に勢いで予約したんですよね。
こうしたゲームコントローラー等も人気のある商品はなかなか購入するのが難しかったりしますので、あとで後悔しないためにも欲しいものは信頼できるところで早めに予約しておくのがおすすめです。
あと『ファイティングスティックmini』についての補足というか予備情報なんですが、このシリーズの初出はPS3版のものみたいです。
次にハードの移り変わりと共にPS4への対応版が発売され、
さらに任天堂Switchに対応したものも発売されて、
そして今回のPS5対応版のリリースと相成ったわけなんですねー。
ですので、対応機種の違いはあれど基本的な性能はそう変わらないみたいです。操作感などを知りたいのであれば安価で売っている中古のファイティングスティックminiを探してみるのもありですね。
…しかしまあ時代の流れと言いますか、ファイティングスティックminiの定価の変遷を見ているとやはり最近の値上げラッシュの影響てすごいんだなあと思います。
初代ファイティングスティックminiと比べると今のファイティングスティックminiの定価は228%まで上昇したわけですが、それでも純正のPS5コントローラーより安いわけですからね。いや厳しい。
2.開封してみる
はい、また開幕から脇道に逸れた話をしてしまい申し訳ありません。気を取り直して『ファイティングスティックmini for PS5』を開封していきましょう。
うん、小さい。寸法などのデータは商品ページに記載されていましたが、体感でイメージの半分くらいの大きさでした。こんなに小さく作れるもんなんですね。
そして本体が小さいゆえに、ボタンやレバーボールもやや小さめのものが採用されています。HORIオリジナルのボタンは19~20mmくらいの大きさで、レバーボールも30mmくらいのものが使われていました。
あと上部に配置されているサブボタンなんですが、『PS、シェア、オプション、L3、R3』ボタンはあるものの、タッチパッドがありません。
また、他の機能としてはヘッドセットやマイクなどの機能もありません。まーこの辺りは安価なモデルの製品なので致し方無いかなと思います。
あとちょっと気になったのは、接続するUSBケーブルの着脱が不可で収納ボックスが無いことでしょうか。ケーブルの長さは2.5mなので足りないということはないでしょうが、使わない時なんかは逆に邪魔になることもありそうです。
それでは次に、実際にPS5にファイティングスティックminiを繋いで対戦してみましょう。
3.レバーやボタンの使用感は?
とりあえずいつもやってるGGSTのPS5版でプレイして比較してみました。まずレバーなんですが、詳しい説明は省きますがHORIオリジナルの構造となっていて、
というものになっているようです。
で実際使ってみた感想なんですが、通常のプレイに当たって入力しにくいとか技が出ないといったことはありませんでした。さすがにいつも使っているレバーの方が操作しやすいですが、「思っていたよりも普通に出来る」という感想です。
ただレバーそのものではありませんが、とにかく本体が小さいため普通のアケコンのように左手を置くスペースが無いので、慣れるのに時間がかかりそうです。
そしてボタンに関してなんですが、押し感に関しては小さいながらもしっかりとした反発があるのが印象的でした。このサイズのボタンを使ったことが無かったので押し間違うこともありましたが、これもまあ慣れの問題だと思います。
あとレバーやボタンの遅延についてなんですが、プレイしていてラグを感じることは無かったので大丈夫です。最近のアケコンは性能が向上したため、昔のように遅延を気にする必要は無くなりつつあります。よかった。
まとめるとまあ普通に使えるけど、軽くて小さいので本体が動きやすくレバーやボタンの操作が少し窮屈に感じるのが難点といったところでしょうか。
4.カスタムは無理
最後に蛇足として、内部を覗いてみたのでそのご紹介でも。結論から言えば、なんとなく予想はしてましたが独自の構造になっているためカスタムは非常に難しいみたいです。
まあ前述したように普通のアケコンとは勝手が違いますが、遅延があるわけでもなくレバーやボタンも慣れれば十分なレベルのものです。大人しく標準装備されているレバーとボタンに慣れるしかないと思います。
5.まとめ
総じて「さすがにアケコンとは違うけど、スティックタイプのコントローラーを試してみたいならあり」な商品だと思います。いきなり『Victrix Pro FS』のような高級アケコンに手を出すのも危険ですし。
スティックタイプのコントローラーとしては収納場所をそれほど必要としないコンパクトな点も含めて、初心者向けのアケコンとしては十分なんじゃないでしょうか。
ただまあしょうがないことだと承知してはいるんですが、正直それならばもう少し安くして欲しかったかなと思わなくもありません。試しに手を出してみるにしては7,480円という値段は少し割高に感じてしまうような…。
あとはタッチパッドを追加したり、静音ボタンや静音レバーを採用した上位モデルがあるといいかなと思いました。もう少しだけサイズは大きくて良いので、持ち運びを視野に入れた小型アケコンなんかがあるとけっこう需要高いんじゃないかと思います。
最後に、現在は売り切れ中になっている『ファイティングスティックmini for PS5,PS4』ですが、4月の再販分を予約受付中です。欲しい方は高額で転売されているものに手を出すのではなく、是非公式から予約申し込みをしましょう。
それではここまでお付き合いいただきありがとうございました。また次回の記事でお会いしましょう。グッバーイ。
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