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アケコンをカスタムした話⑪~『クァンバ N1 サンダー アーケード ジョイスティック』編~
どーもこんにちは、いい加減ブームも過ぎ去ったことだし暖かくなったらキャンプでも始めてみたいなあと思っているたくさんです。
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さて今回は、Qanba(クァンバ)から発売された低価格のアケコン、『N1 サンダー』のご紹介になります。
対応機種はPCのみ、その代わりにリーズナブルな価格となっている本機種。
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その値段はなんと驚きの税込み5,980円。
HORIの『RAP.V for Windows』や『ファイティングスティックmini』と同じようなコンセプトのアケコンです。既存のモデルの廉価版といったところ。
「アケコン欲しいけど高いからなあ…」という方の中にはこの製品が気になっている人もいるんじゃないでしょうか。
安いのはいいけどちゃんと動くの?
6ボタンしかないけどプレイに支障は無いの?
ボタンやレバーはカスタムできる?
というような、皆さんが気になるであろうところを私なりに確かめてみましたので、購入を検討する際の参考にしていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
1.クァンバの新作アケコンは他にもあるよ
で、『N1 サンダー』をご紹介する前に、クァンバより同時にいくつか安価なモデルのアケコンが発売されていましたので、軽くそちらも紹介いたします。
まずは、オブシディアンと同じ形状で三和レバーを採用した『オブシディアン ME マルチファンクションエディション』
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税込み17800円
続いて、LEDと三和ボタン&レバーが特徴の 『Q8-SS』。
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税込み17800円
上記と同じケースでボタンが静音性のあるクァンバ グラビティKSに変更された『Q8-SR』。
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どれも既存のアケコンと比べると安価、かつ十分な性能のレバーとボタンが採用されている驚きの逸品ですが、その中でも『N1 サンダー』は群を抜いて安価ですね。
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上記のアケコンもPC専用ではあるものの、8ボタンかつ実用的なレバー&ボタンが採用されているため、より本格的なアケコンが欲しい方は検討してみてもいいんじゃないでしょうか。
ただ、2万円前後となるとPS5にも対応したHORIの『ファイティングスティックα』なども選択肢に入ってくるため、悩ましいところではあります。
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2万はお得です!!
2.『N1 サンダー』を使ってみる
それではさっそくN1サンダーを確認していきましょう。
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多ボタンアケコンが主流になりつつある今、あえての6ボタン…!だいぶ思い切った仕様だと思います。
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取外しは出来ませんが、持ち運びする時に役立ちそうです
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とりあえず試運転としてプレイしてみました。
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しかし最初、「PCに挿しても動かない?」と思ったら入力モードの切り替えが必要でした。デフォルトでは1の「Directinput」に設定されていましたが、これを2の「Xinput」にしないといけなかったみたいです。
私も良く知らないですが、昔は「Directinput」で主流だったようですが、最近は「Xinput」が主流のようですね。ちなみに説明書は付属していますが、日本語表記が無いのでモードチェンジのやり方はアタッサさんの商品ページを確認しましょう。
そうしてプレイ開始。6ボタンなので多少不安がありましたが意外にもなんとかなってしまいます。
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また、一番右端のボタンがPSでいうところのL1、R1ボタンではなく、あえてL2、R2ボタンが割り当てられているのがキモですね。
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これ、L2、R2ボタンがGGSTでいうところのページ切り替えなどで良く使うボタンになっているため、あえてそうしているんだと思います。おかげで6ボタンながらも操作に困る場面はありませんでした。
そして実際のプレイに関しても特に問題なし!遅延も無いしオリジナルボタン&レバーながらも技が出ないようなことも無く、普通にプレイ出来ました。
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これが5980円とは…。ホントにいいの?て感じですね。
3.『N1 サンダー』をカスタムしてみる
ということで全然実用に耐え得るアケコンということが分かった『N サンダー』ですが、せっかくなのでボタンとレバーを交換してみたいと思います。記事の尺的にもアレですし。
ということで分解していきます。
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次に、青丸のネジを計6箇所外します。普通のプラスドライバーでOKです。
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↑が開けた図、天面の裏側にボタン、底面にレバーが付いています。ただ、換装の手順はRAP.Vとかと変わらないです。
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今回使ったのは三和電子のJLXレバー
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取り付けで困ることは無いと思いますが、配置の都合なのかレバーの5pin端子を裏返して付けないと正常に動かないので、そこだけは注意しましょう。
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ボタンもサクっと交換。ファストン端子のカバーをずり上げて、ラジオペンチ等でファストン端子を掴んで垂直に引き抜いて代わりのボタンを付けます。
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ちなみに今回使ったボタンはクァンバの新作、グラビティKTボタンです。
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ファストン端子も色分けされているので特に困ることもなく、ボタンの交換完了。6ボタンしかないから早く終わりました。
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では、改めて実戦で使用してみます。
(プレイ中)
うん、普段使っているものに近いレバーやボタンに交換したので非常に良好ですね。グラビティKTボタンが静音ボタンなのもあってかなり静かになったのも◎。
ちなみに元々付いていたボタンを確認してみたところ、以前紹介したこともあるクァンバのD-Liteボタンでした。
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三和電子のボタンと似た使用感かつ安価というボタンですが、なんとそのままスイッチを三和電子製のものを付けられたりもするので、静音シートを挟むなどカスタムして使うのも十分アリだと思います。
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4.まとめ
はい、ということで今回はクァンバの『N1 サンダー』アケコンを紹介いたしましたが、いかがだったでしょうか。
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破格な値段とアケコンと呼べるだけの十分な性能を持っており、軽量コンパクトかつケーブル収納があるため持ち運びがラク、おまけにカスタムもしっかり可能と現存するリーズナブルなアケコンの中では群を抜いた性能なんじゃないでしょうか。
一応ですが、安価が故にPS等の家庭用機では使用不可、ボタン数が少ない、静音性に欠ける、という欠点はありますが、レバータイプのアケコンをとりあえず使ってみたい方や、オフの対戦会用としてセカンドアケコンにする等色々と活躍させられるアケコンだと思います。
最近は高級化路線を辿りがちなアケコン界隈ですが、こうした消費者目線での安価なモデルのアケコンにも目を向けていただけるのはありがたいことですね。
それではここまでお付き合いいただいた方はありがとうございました。また次回の記事でお会いしましょう。ではまた。