私がカール・フォン・リンネの服を買わない理由

先日、オリラジの中田敦彦さんがファッションブランドとしてカール・フォン・リンネを発表しました。

これは次のようなものです。(※注意:筆者の解釈を含みます)

課題1:服の大量廃棄をなくしたい

対策:受注生産とし、必要な服を必要な人に届ける

課題2:低賃金、劣悪な環境で働いている人を救う

対策:素材の農園から追跡し、各所で働いている人の姿をオープンにする。

上記のような考えのもとで、少しでも世界を良くするための施策としたブランドである、と私は解釈しました。

受注生産として大量廃棄をなくすことで、その分、原価率を上げることが出来ます。

結果、購入する側もより安く、より品質の高い製品を購入できるという関係になります。

詳細は、リンクを御覧ください。

リンク:カール・フォン・リンネ

個人的には課題意識や思想が素晴らしいと思いましたが、公表されて間もないブランドであることもあり、欲しい意見がなかったので、私なりの意見を書いていこうと思います。(端的に言ってPVが欲しいからです)

結論を言うと私自身は「このブランドの商品を買おうとは思いません」しかし、繰り返しにはなりますが「思想には賛同」します。

私がカール・フォン・リンネを買わない理由

私がカール・フォン・リンネを買わない理由はすごく単純で2つあります。

①服はユニクロで十分
②高い服を買うのであれば現物を確認したい

それぞれ説明していきます。

買わない理由:①服はユニクロで十分

私自身は「服はユニクロで十分」だと思っている派です。

もちろんハイブランドの服を着ている人を否定したりはしません。ただ、私が服に対して興味がないだけです。

また、服に興味がない私は「最小限の服さえあればいい」と思っています。

確かに、、カール・フォン・リンネの服は原価率が65%とのことです。一般的な服が原価率が20-30%とのことですから、これは驚異的な数字です。

ですが、、、

買わない理由:②服を買うのであれば現物を確認したい

私がカール・フォン・リンネの服を買わないのは「服を買うのであれば現物を確認したい」と考えているからです。

確かにカール・フォン・リンネの服は原価率が高く、安くて品質が良いかもしれません。

しかし「安いから買う」というのは「バーゲンだから買う」ということ何ら変わりはないように思います。

原価が65%で一般の20-30%と比較すると2倍ということは、50%引きの洋服を買うのと同じです。

割引製品の全てに言えることですが「買わないこと」に勝る節約はありません。

そして買わないためには「本当に必要なものか」を見極める必要があります。

見極めるには現物を見たいと私は思っています。

そうなると、ネットで取引を完結させてしまうカール・フォン・リンネなどの服のネット通販は私にとってはあまり選択肢にはなりません。

(ただ、これは古い感覚なのかもしれませんが…)

上記のような理由で、私はカール・フォン・リンネの服を買いません。

所感:様子を伺った後で買おうかな?

私はすぐにカール・フォン・リンネを買おうとは思いません。しかし、前述の通り、私はその思想自体は素晴らしいと思います。

ただ、私個人にとって必要かどうかを考えたいというだけです。

もしもカール・フォン・リンネの服を買って「ちょっとイメージと違ったな」となって服を着なくなったら、お金も無駄になりますし、服を捨ててしまって資源も無駄になります。
(これはカール・フォン・リンネのそもそもの理念にも反することになるかと思います)

「もしも私の身の回りでカール・フォン・リンネの服をみんなが着だして、それが良いものだったら買おうかな」と思っています。

そういうふうに「特に急ぐ必要はないかな」と考えています。

例えるならカール・フォン・リンネは初期のスマートフォン、VR、電動モビリティと同じようなものではないでしょうか。

はじめはその思想に共感した人が製品の出来はともかく購入し、その後、製品の改良が行われ、運が良ければ多くの人に広まっていく…

私のような服にあまり興味がない人にとって、カール・フォン・リンネは、おじいちゃんおばあちゃんにとっての最新技術と同じようなものだと思いました。

カール・フォン・リンネのサイトを見ると現時点で売り切れのようです。今後、更に収益を上げ、投資を続けることで、私のような服にあまり興味がない人にも手が届きやすいところまで降りてくるかもしれません。

(話は飛躍しますが、個人的には、IT技術、ロボット技術によって服の流通の問題を解決していく必要があるのではないか、と考えています。技術開発により現在数ヶ月待ちの待ち時間が大幅に短縮できるはずです)

今回は以上です。

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