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シリンダーキャストに潜む影
購読者様の皆様いつもありがとうございます!
今回ライターを務めさせていただく千木良です!!
今月のテーマは...膝蓋骨骨折の後療法に出てくるカベということでやっていきたいといます。
今回の記事を読む前にトキヤ先生の記事を読んでいただき本症例の概要を復習しておくといいと思います!
また今回の記事は後半にエクササイズをいくつか載せていきますが運動療法中に出てくる疼痛に関しての評価についてはタケヒロ先生(@take_mckenzie)の記事であるBrainの記事を読んでいただくとものすごく細かく書いてくださっています!!
この記事を書くことに至ったのは、2021年仕事始めから3週間ほどで膝蓋骨骨折が5件ほど来院したからという理由があります笑
転位はありませんが横、縦、上端、下端とほぼパーフェクトに近い型を扱うことができて柔整師冥利に尽きるなぁと笑
ちなみに膝蓋骨骨折の外固定について先生方はどのように学校の授業で習いましたか?
私の場合学生時代の教科書には転位軽度であれば軽度屈曲位、転位が大きい場合は完全伸展位で固定と習いましたが、当時職場では横骨折完全骨折の場合、転位の大きさに関わらずほぼ完全伸展位での固定していたことに困惑を覚えたいたのを覚えております。
(ここ何年かでほとんど軽度屈曲位固定に変わってきて転位が大きい場合や途中で離開してきた場合観血療法のご提案も増えてきた)
トキヤ先生の記事では伸展位固定のためのニーブレースについての記載がありましたようには意見が分かれるところではありますが、伸展位固定はギブスが下にずり落ちてきたり、患者さん自身が生活しにくいというデメリットがあるので今は軽度屈曲位が主流になってきている印象ですね。
そんなこんなで大変な固定生活を4週間かけて乗り越えたのちに待っている後療法はまた大変...
拘縮しかり、歩行しかり、後療法にはたくさんの障壁にぶち当たります笑
また患者さんの訴えは本当にたくさんあって
いやいやそんな生活動作での悩み専門書に載ってねーよ...
みたいなことがかなり多いのです笑
ここから先の有料部分では私が臨床で感じた障壁やその時の対処法やエクササイズを紹介していきたいと思います!
また他の膝の疾患にも使える内容となっていますので先生方の臨床でも活用しやすい内容になっています。
それでは行ってみましょう!!
固定後の拘縮
膝蓋骨骨折の拘縮は軽度屈曲位固定や伸展位固定であってもかなり顕著に出てきます。
固定期間も4週間から長いと5週間する場合もあるので拘縮はかなり手強い相手になってきます。
特に伸展位固定位の場合だと膝蓋大腿関節の拘縮が特に強く、膝蓋骨を直接誘導して可動性を評価のしておくといいと思います。
簡単にまとめておくと
読んでいただきありがとうございました(^^)この記事が臨床やスポーツ現場でご活用できる内容であればSNSでのシェアをお願いします! Twitter https://twitter.com/tak_bbtrainer