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勝手にデータ解析:「ラファエル」YouTubeチャンネル
YouTubeチャンネル「ラファエル」のデータ解析を勝手にやっちまいます。YouTube API V3を使ってパブリックに得られるデータからの考察です。動画で取り上げてくれたら嬉しいな。
基本データの計算結果
平均再生回数: 480,466回
平均いいね数: 5,350件
平均コメント数: 395件
平均動画時間: 約1144秒 (約19分)
再生回数が最大の動画タイトル: 「【修羅場】お店の客が全員ラファエルの元カノドッキリ【ラファエル】」
エンゲージメントが最大の動画タイトル: 「【修羅場】お店の客が全員ラファエルの元カノドッキリ【ラファエル】」
再生回数が多い動画の傾向分析
再生回数が多い動画のタイトルを分析した結果、以下の傾向が見られました。
再生回数が多い動画のタイトル例
目から血が出るくらい本気になるならFXは勝てる!勝てば人生勝ち組!
シバターFXって知ってるか?
アカウント削除について、誠に申し訳ございませんでした。【Raphael】
【大食い】ケンタッキー4kg完食するまで帰れません【Raphael】
デカキンにドッキリ10連発でさすがにキレる?【Raphael】
共通するキーワード・テーマ
「ラファエル」や「Raphael」が頻出しており、視聴者に対して強いブランド認識があることが示唆されます。
「ドッキリ」系の動画が多く、視聴者が驚きを期待している可能性があります。
「ご報告」や「悲報」といった、視聴者の関心を引くタイトルが使われていることが多いです。
その他に、短い動画形式(「Shorts」)や特定のコンテンツ(例:「FX」や「大食い」)が人気を博していることが分かります。
再生回数が伸びた理由としては、タイトルにおける注目度の高いキーワードやコンテンツ、視聴者が共感できる内容を効果的に取り入れていることが考えられます。
初期と最新の動画の比較
初期の動画タイトルと公開日時
新・新設ラファエル2サブチャンネル (2015-11-18)
ラファエルが明日出没する場所 (2015-11-21)
一部編集!再投稿!「新ががばば」 (2015-11-29)
情報の見返りに良い事教えますよ同誌諸君 (2015-12-06)
国連UNHCR協会について・・・ (2015-12-10)
中期の動画タイトルと公開日時
メンタリストDaiGoとガチでディベート対決してみた【ラファエル】 (2021-07-16)
お前ホンマはこんなん好きなんやろ?L君の誕生日祝ってみた。【ラファエル】 (2021-07-19)
【6億円の車!】世界限定20台のブガッティーが渋すぎる!【ラファエル】 (2021-07-22)
誕生日のエマちゃんにセクシーな下着をプレゼントしてみた。【ラファエル】 (2021-07-24)
「隠れて1年間筋トレしてたんですよ」とラファエルに伝えてみた結果【ラファエル】 (2021-07-26)
最新の動画タイトルと公開日時
恋愛最強の神社!神秘的な場所でパワーを感じれます!【ラファエル】 (2024-08-13)
熊田曜子とラファエル嫁が鉢合わせで変な空気になった【ラファエル】 (2024-08-16)
熊田曜子とラファエル嫁が鉢合わせで変な空気になった【ラファエル】 (2024-08-16)
ブチ切れる限界まで奢らせたら幾ら出すのかチャレンジしてみた【ラファエル】 (2024-08-17)
ブチ切れる限界まで奢らせたら幾ら出すのかチャレンジしてみた【ラファエル】 (2024-08-17)
内容の変化
初期: 初期の動画では「新設ラファエルチャンネル」や「国連UNHCR協会」など、比較的個人的なコンテンツや社会的なテーマが含まれていることが多いです。
中期: 中期の動画は、他の有名人とのコラボレーションや、車やセクシーなテーマなど、視覚的にインパクトがあるコンテンツが増えていることがわかります。また、よりエンターテイメント性を重視した内容にシフトしています。
最新: 最新の動画では、視聴者を引き込むための挑戦やチャレンジ形式、あるいは有名人との関わりをテーマにした内容が多くなっています。エンターテインメント性がさらに強化されており、視聴者の関心を引き続けるための工夫が見られます。
人気が出始めた時期とその要因分析
ラファエルのチャンネルで人気が急上昇し始めた時期は2019年1月で、この期間の動画の平均再生回数は約768,413回でした。
2019年1月の人気動画タイトル例と再生回数
アカウント削除について、誠に申し訳ございませんでした。【Raphael】 - 4,478,858回
【大食い】ケンタッキー4kg完食するまで帰れません【Raphael】 - 1,293,515回
YouTuberヒカルが女性に貢ぐ瞬間【Raphael】 - 1,135,179回
【ガチ】3,000万円ランボルギーニ納車 Lamborghini【Raphael】 - 1,134,392回
5年後のYouTuberはほどんどこの生活になる【Raphael】 - 982,434回
要因分析
話題性の高い内容: 「アカウント削除」「ケンタッキー大食い」「ランボルギーニ納車」など、視聴者の関心を強く引くトピックが多く取り上げられています。特に、「アカウント削除」などのタイトルは緊急性や注目度が高く、話題を呼びやすいです。
コラボレーション: YouTuberのヒカルとのコラボ動画など、他の人気YouTuberとの連携も視聴者を引き込む要因となっています。
視覚的インパクト: 高額な車の購入や大食いチャレンジなど、視覚的にインパクトのある内容が多く、これも再生回数の増加に寄与していると考えられます。
動画投稿頻度の分析
グラフからわかるように、ラファエルのチャンネルでは時間とともに動画の投稿頻度が大幅に増加しています。
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初期: 2015年から2016年初期には月に数本程度の動画が投稿されていました。
中期から現在: 2024年にかけて、月40〜46本の動画が投稿されており、非常に活発に動画が公開されています。
この投稿頻度の増加は、視聴者の関心を維持し、アルゴリズムでの露出を増やすための戦略の一環と考えられます。
タイトル作りの変化分析
初期の動画タイトルの共通点
初期の動画タイトルには、具体的な情報や告知が含まれており、説明的な要素が強いです。
キーワードとしては、個別の情報やイベントに関するものが多く見られますが、特定のキーワードが頻出するわけではありません。
最新の動画タイトルの共通点
最新の動画タイトルには「ラファエル」が頻出しており、ブランド力を強調する形が取られています。
タイトルは長めで、具体的な内容や感情を喚起する要素が多く含まれています(例: 「ブチ切れる限界まで奢らせたら幾ら出すのかチャレンジしてみた」)。
視聴者の関心を引くために、感情的な表現や挑戦的な内容が前面に出されています。
この変化は、視聴者のエンゲージメントを高めるための工夫として、より直感的で刺激的なタイトルを作るようにシフトしていることがわかります。
エンゲージメントが高い動画の傾向分析
エンゲージメントが高い動画タイトル例
シバターFXって知ってるか?
アカウント削除について、誠に申し訳ございませんでした。【Raphael】
【大食い】ケンタッキー4kg完食するまで帰れません【Raphael】
YouTuberヒカルが女性に貢ぐ瞬間【Raphael】
5年後のYouTuberはほどんどこの生活になる【Raphael】
共通するキーワード・テーマ
「ドッキリ」や「ご報告」といった、驚きや重要な知らせを含む内容がエンゲージメントを高めていることが見られます。
感情的なコンテンツ(例: 「感動注意」)も視聴者とのつながりを強化しており、視聴者がコメントやいいねで反応する要因となっています。
エンゲージメントが高い動画は、視聴者の関心を引き、共感や反応を促すような内容が多いことが特徴です。
動画の長さの変化分析
グラフとデータから、ラファエルのチャンネルにおける動画の平均長さは次のように変化しています。
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初期 (2015年): 動画の平均長さは約173秒と短めでした。
2016年から2019年: この期間にかけて動画の長さが徐々に増加し、2019年には約1441秒(約24分)に達しました。特に2018年から2019年にかけて、動画の長さが大幅に増加しています。
2020年以降: 2020年以降、平均動画長は多少の変動を見せつつも、概ね1000秒(約17分)を超える長さを維持しています。
この変化は、視聴者のニーズやプラットフォームのトレンドに合わせて、動画の内容をより充実させるための戦略の一環と考えられます。
最後に、再生回数の時系列的な変化を分析し、視聴者を呼び込むための工夫について説明します。
再生回数の時系列的な変化と視聴者を呼び込むための工夫
再生回数の変化
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初期 (2015年-2018年): 2016年にかけて再生回数が増加していますが、2018年には減少しています。この時期は試行錯誤の時期であったと考えられます。
ピーク (2019年): 2019年には平均再生回数が大幅に増加し、約126.6万回に達しました。これは、この時期に人気動画が多く投稿されていたためです。
2020年以降: 2020年以降、再生回数は減少傾向にありますが、2020年には依然として高い再生回数が維持されていました。その後、2021年以降は徐々に減少しています。
視聴者を呼び込むための工夫
タイトルの工夫: 感情を引き起こすようなタイトルや、視覚的にインパクトのある内容(例: 高額な商品、挑戦的なテーマ)を強調し、視聴者の興味を引くようなタイトル作りが行われています。
コンテンツの多様化: エンターテインメント性を高めるために、ドッキリや大食い、コラボレーションなど、多様なコンテンツが展開されています。これにより、幅広い視聴者層をターゲットにしています。
投稿頻度の増加: 動画の投稿頻度を増やすことで、視聴者の興味を継続的に引き、アルゴリズムでの露出を増やす戦略が取られています。
これらの工夫によって、ラファエルのチャンネルは一時的に再生回数を大幅に伸ばし、視聴者を効果的に呼び込むことができましたが、最近は再生回数が減少傾向にあるため、新たな戦略が求められるかもしれません。
「ラファエル」YouTubeチャンネルのデータからの考察まとめ
コンテンツの進化と多様化:
ラファエルのチャンネルは、初期には個人的な話題や社会的なテーマに焦点を当てていたが、次第にエンターテインメント性の高いコンテンツにシフトしていきました。特に、ドッキリや挑戦的な企画、他のYouTuberとのコラボレーションが増え、視覚的にインパクトのある内容が中心となりました。これにより、再生回数やエンゲージメントが大きく向上した時期があります。再生回数とエンゲージメントの関係:
特に2019年は、再生回数が飛躍的に増加した年であり、この時期には視聴者の関心を強く引く内容(例: アカウント削除や高額商品を扱った動画)が多く投稿されました。視覚的・感情的なインパクトが強い動画が人気を集め、エンゲージメント(いいねやコメント)の数も増加しました。この時期の成功は、視聴者の興味に応えるコンテンツ制作が鍵であったと考えられます。動画の長さと内容の充実:
動画の長さが2015年から2019年にかけて徐々に増加しており、視聴者に提供する情報量やエンターテインメント性が強化されてきました。特に2019年は平均動画長が最長となり、この時期の動画は視聴者を引き付けるだけでなく、視聴時間を増やすことでアルゴリズム上でも有利に働いた可能性があります。投稿頻度の増加とその影響:
時間の経過とともに動画の投稿頻度が増加し、2020年以降は月に40本以上の動画が投稿されるようになりました。この戦略は、視聴者の興味を維持し、定期的に新しいコンテンツを提供することで、視聴者を惹きつけ続ける効果を狙ったものでした。しかし、2021年以降の再生回数の減少は、視聴者がコンテンツの質や新鮮さに対する期待を満たされなくなった可能性を示唆しており、頻度のみに頼る戦略の限界が見えてきたとも言えます。ブランド力と視聴者の忠誠心:
タイトルに「ラファエル」や「Raphael」が頻出することから、ブランド力の向上に成功していることが伺えます。視聴者が「ラファエル」という名前に期待するコンテンツの質や内容が定着しており、その結果、再生回数やエンゲージメントが向上している部分があります。
今後の課題と提案
コンテンツのリフレッシュ: 長期的な視聴者維持には、新しいテーマや企画、あるいは視聴者参加型の企画など、コンテンツのリフレッシュが求められます。
データ駆動型の戦略: 過去のデータをさらに細かく分析し、どのような要素が視聴者に響いたのかを特定することで、よりターゲットを絞ったコンテンツ制作が可能になります。
視聴者の声に応える: コメントやエンゲージメントデータから、視聴者のニーズや期待を把握し、それに応えるようなコンテンツ戦略を立てることが重要です。
ラファエルのチャンネルは、これまでの成功を基盤に、さらに視聴者を引き付けるための新しい取り組みを行うことで、再び再生回数を伸ばし、エンゲージメントを高めることができると考えられます。