
【動画要約】ChatGPTを開発したOpenAI社のCEO サム・アルトマン氏に直接プレゼンして大失敗した話
こんにちは、アメリカのテック業界でUXデザイナーとして活躍する舘山佳奈です。今回は、私がOpenAIのCEOサム・アルトマンの前でプレゼンテーションを行った経験についてお話しします。プレゼンテーションの内容は、Yコンビネーターが主催するハッカソンでの出来事です。この経験から得た教訓を共有し、読者の皆さんが同様の場面で役立てられるようにしたいと思います。
Yコンビネーターとハッカソンの背景
Yコンビネーターは、スタートアップのインキュベーターとして有名で、多くの企業がここから飛躍しています。私自身も以前このプログラムに応募したことがありますが、その時は残念ながら選ばれませんでした。しかし、後日ニュースレターを通じてハッカソンの開催を知り、参加することにしました。このハッカソンは、短期間でプロトタイプを作成し、ビジネスアイデアとして発表する場です。優れた成果を上げることで、インタビューの機会を得られることもあります。
ハッカソン参加への準備不足
サンフランシスコでのハッカソンに参加するため、私は知り合いのエンジニアとともに現地へ向かいました。しかし、ここで大きな誤算がありました。私は、ハッカソンが1日から2日程度の短期間で行われるため、そこまで完成度の高いプロトタイプは求められないと考えていました。しかし、実際には多くの参加者が数ヶ月もかけて準備をしており、私たちの準備不足は明らかでした。
チーム編成とアイデアの発表
現地でのチーム編成では、バックエンドを担当するエンジニアと私の2人だけでは不十分だったため、フロントエンドのエンジニアを探していました。幸運にも、GAFAのフロントエンドエンジニアが私たちのアイデアに興味を持ち、チームに加わってくれました。私たちのアイデアは、人々のプロフィールデータベースを構築するというものでした。
プレゼンテーションの失敗
プレゼンテーション当日、私たちはライブデモを行いましたが、技術的なトラブルに見舞われました。スクリーンに表示されるはずの画像が表示されず、何をクリックしても動かないという最悪の状態でした。それでもプロフェッショナルとして、冷静にプレゼンテーションを終えましたが、他のチームと比べて準備不足が露呈してしまいました。
サム・アルトマンからのフィードバック
プレゼンテーション後、サム・アルトマンとマイケル・セベルからフィードバックをいただきました。彼らは非常に穏やかで優しい口調でアドバイスをくれましたが、私たちのプロトタイプが壊れていたため、具体的な改善点を指摘するのは難しかったようです。この優しいフィードバックが逆に悔しさを感じさせました。
学んだ教訓と今後のアドバイス
今回の経験から、ハッカソンに参加する際には、事前にどの程度の準備が必要かをしっかりリサーチすることの重要性を痛感しました。特にインキュベーター主催のハッカソンでは、参加者のレベルが高いことが多いため、十分な準備をして臨む必要があります。過去に参加した人から情報を得たり、主催者に問い合わせたりすることが有効です。
この経験は、私にとって最初で最後のハッカソン参加でしたが、非常に貴重な学びとなりました。今後、同様の場面に挑む方々には、準備の重要性を強調したいと思います。失敗から学び、次の成功につなげることが大切です。
今回の私の体験が、皆さんの参考になれば幸いです。