慶應第一志望なら歴史を極めるべき理由
慶應義塾大学の文系学部を受ける上で、数学なのか歴史なのかの選択に迫られる方も少なくないかと思います。
ぼくも、もともと理系のため、数学を使って慶應経済を受けましたが、現役で失敗。浪人で1から日本史を勉強しました。なぜ、歴史の方が慶應受験で有利か、理由をご説明します。
①受けれる学部が増える!
数学選択の場合、慶應経済、商学部、SFCの4学部に限られてしまいますが、歴史ならここに文学部、法学部が加わり6学部の受験が可能となり、シンプルにチャンスが増えるというものです。まあこれはあたりまえ、仮に文学部と法学部に興味がなくとも合格のためなら歴史にすべき理由があります。
②東大受験者と戦わなくてすむ
簡単に、東大と慶應の併願者がどの学部に集中しやすいかを問題の特殊性を加味して説明します。
東大受験者は、そこまで私立対策をしたくありません。ゆえに、問題に特殊性のない学部に併願者は集中します。特殊性の低いのは慶應経済と商学部になります。商学部の問題はどれも平易で高得点競争に陥りやすく、特殊性が低いため、専願者の過去問研究による優位性は低くなります。
経済学部に関しては、数学受験と歴史受験でくらべると、定員の多さは数学受験ですが、東大受験者は数学受験が多くいます。よっぽど数学が得意でない限り歴史で受験すべきです。
いずれにせよ、経済学部と商学部は専願者よりも併願者向けに問題が作られています。問題に特殊性がなく実力があればぶっつけでも解けます。むしろ、経済学部の小論文や英作文は東大受験者を拾うための問題です。
③東大受験者に勝つなら法学部
法学部は英語、歴史、小論文とかなり問題が練られており過去問研究が非常に活きます。専願者有利なフィールドであり、英語、歴史ともに知識量の武装で東大受験者に凌駕することもできる学部です。
まとめますと、歴史を学ぶと受けれる学部が増える!
数学は東大受験者がおおく、歴史は専願者がおおいため、戦う相手のIQは後者の方が低くなりやすく、勝ちやすい!
特殊性の高い法学部の問題は専願者有利なフィールドで東大受験者は挑みずらい。