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報告〜相談のきほん──君のいまがより良くなるように。
報告〜相談、できていますか? 仕事の基本と言われているけれど、これはむずかしい。
ぼくはというと、報告すらできていなかった。 今日は報告から相談の仕方を整理していきたいと思う。
まず、ぼくが考える報告の基本は3つある。
①伝えるべき人に伝えること。
②報告から、相談に繋げること。
③相談を経て、次のアクションへと繋げること。
これらをふまえて、どんなふうに報告〜相談されると嬉しいだろう?
◎どんなふうに教えてもらえると嬉しいか
もし自分が教えてもらう立場だとしたら、楽しそうな話はなんでも知りたい。
1)「でね、宮崎駿はこう言うんですよ。◎◎◎◎って」。podcastで鈴木敏夫さんの話を聞いてると、何度も出てくるフレーズ。楽しそうに話してるのに、じつは(多少の誇張はありそうだが)正確に報告してる。人やコトのおもしろいところを見つけて、楽しそうに話せたら、それは理想だ。
2)為になる話、初めて聞く話、常識を逸脱してる話、ちょっと変な話。おもしろい話も、なんでも知りたい。
3)これいらない部分!って思われるかもしれないが、報告する事柄に対して、一言でも、教えてくれる人の意見や感想も聞いてみたい。
◎どんなふうに相談してもらえたら嬉しいか
これも相談される立場を想像してみると、結論から聞けるとありがたい。ごく普通に「◎◎の件ですが、これは◎◎で進めるのはどうですか?」と。
検討すべき要素が多くて整理がむずかしいこともある。そういう時には「◎◎に悩んでます!」と困っていることを教えてもらいたい。力になりたいと思う。
これはつまりはじめから検討材料の山を提示されると、受け取る側も情報を飲み込むのが大変ということだ。コーヒーもお茶も少しづつ飲むからおいしいのであって、口の中から溢れでるくらいガブ飲みするのは、胃にきてしまう。
会話をとおして検討材料を取捨選択し、受け取る人のペースで咀嚼・決断できると、相談される側も助かる。検討に必要な肝の情報だけ知りたいということだ。
仕事のスタイルや環境が変化にあわせて、やり方をチューニングしていこう。こんなふうに、できるようになりたい。
君のいまもより良くなるように。