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ベルリン暮らしを体験できる場をつくります

先週末は世界を旅しているちはっぴーさんとデンマーク在住のフリーランサーZICCOさんがわが家に来てくれました。

じつは僕もおぎゆかも、おふたりとは初対面。「灯台もと暮らし」編集部の立花さんが、ちはっぴーさんとつないでくれました。

ちはっぴーさんは「hyphen,」の活動で立花さんが暮らす下川町に訪ねていて、ちはっぴーさんとZICCOさんがつながっている。そんなご縁で、今回ベルリンの我が家に来てくれることになりました。

街中を巡っていた彼女たちが帰ってきた夜は、日が落ちるのを眺めながらドイツの料理を食べて、寝る寸前までずーっと語り合いました。

ベルリンらしく食後はボードゲーム!とならないくらいに盛り上がったのもいい思い出です。

2年前、「ここで暮らしてみたい」と思えた時間

ぼくらが欧州で暮らすことを決めた一番のきっかけは、ベルリンの生活を体験させてもらったことにあります。

まだ葉は透けるように青かった2年前の春に、彼女とベルリンを巡りました。

美術館や博物館にも行きましたが、いちばんの思い出は、ここで暮らす先輩を訪ね、100年以上も歴史のあるお家にお邪魔したこと。

そのときの話はこちらのnoteにも書いていますが、ベルリンの慣習や考え方を教えてもらって、「ここで暮らしてみたいな」と思うようになったんです。

それは観光地をめぐるだけでは得られなかった、貴重な体験でした。

ベルリンの暮らしを体験できる場をつくりたい

2年前の僕らがうれしかったように、ベルリンの文化や生活に興味があるよという方に、いい時間を過ごしてもらいたい。

そこで半年間暮らして学んできたベルリンでの生活をコンテンツにしました。料理はまだまだ練習中ですが、旬のシュパーゲル(白アスパラガス)、キッチンガーデンで採れたローズマリーを使った野菜炒め、とにかく種類が豊富なハムとチーズを挟んで食べるカルテスエッセン、暑くなる時期に飲むと爽快なラドラー(レモンビール)からはじめてドイツビールなど。

「このソーセージはドイツ人がよく手に取っているし、味もたしかだ」というような食材を選ぶ力も、培われきています。

とはいえ振り返ると、BIOスーパーや市場で食材を選ぶところから始めるほうが楽しいだろうなどと、できることがたくさんあることに気づけました。同時に「暮らしを追体験できる場作りをしたいね」という話もするようになりました。

群言堂さんの他郷阿部家で食卓を囲んだ体験や、昭和村で手を動かして体験したことが、自分の視野を広げてくれた財産だと感じるから。

今後はデンマークやイギリスにも行く予定ですが、日本と比較しながら欧州の暮らしを体験している僕らだからこそ、シェアできることがあるように思います。

はじめての観光でドイツ人の家を訪ねるのは、正直ちょっとハードルが高い。けれどドイツの思想や価値観が随所に反映された住まいを覗いてみたい。

そんな旅の計画を立てている方はお気軽にご連絡くださいね。

takufukuro@gmail.com

ZICCOさん、ちはっぴーさん、そして立花さん、楽しい時間をありがとうございました! 

おふたりの旅はTwitterの#はぴ旅 #はぴログ で見ることができます。



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