MACKINTOSHのコート
しゃつ洋服屋の店員をやっていた20代の頃から
「60歳くらいになったらこういう格好をしよう」と
いうのがある。
それはネイビーのジャケットに白シャツ、
第二ボタンくらいまであけて、
ネクタイの代わりに首にスカーフを巻く。
そしてグレーのスラックスに茶色の革靴。
毎日同じ格好に見えるけど、実は日々違う。
そんな粋な大人になりたいなとずっと思ってる。
シャツやジャケットやスラックスは消耗品なので
毎年新調するのだけど
腕時計や革靴なんかはずっと使って
味を出していきたいなと思う。
そんな中の1つに、コートとして
『MACKINTOSHのコート』がある。
このコートは新品で着てるよりも
傘みたいな感覚で、クタッとした感じで着ていたい。
なんか「必要だから着ているんだよ」という感覚で。
ずっとそういうことを思ってたのだけど
いざ買うとなるとなかなか手がでなく、
漸く能登に戻ってきた最初の年に購入した。
色は、将来のジャケットに合わせてネイビー。
そう言えば、最近とてもお洒落だなと思ってる
老舗のセレクトショップ のボスも
全く同じものを着ていてとても嬉しかった。
ボスもやっぱりクタッとした感じで着てて
軍モノのツナギとかで、全身ネイビーで合わせていた。
その軍モノも、いつも同じ格好。格好良いんだよな。