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もしかしたら、必要かもしれない。






様々な事柄に対して処理速度が上がっている今。

無駄がなくなることで、世の中は良い方向性に向かっている。

それは否定しない。

事実として、山形のこの場所で日本や世界の様々な方へ声が届くし
指先一つでことが済んでしまう仕事もあって働きやすくもなっているから。
(違う悩みも出るけど笑)

でも、その処理速度の速さの中に
惜しくも隠れてしまうような事柄も多い。

それらは一般的に『無駄』だという判断で処理されるのだけど
そこには十分すぎるほどの面白さも詰まっていたりする。

今回ご案内するのは、もしかすると
その狭間にあるアイテムかもしれない。

元々早かったファッションシーンに
現代の処理速度を掛け算すると
見事なまでに激流に。

冗談抜きで、昨日良かったものが
そうじゃないという総意になったりするからこそ

それらを信じるのをやめてみて
良い意味で視野の狭いモノを見るのが良いのかなと思います。


では、本日もよろしくお願いいたします。









































BLACKBIRD

down vest

color / brown

size 1(one size)

price ¥92400-(in tax)







化繊素材の劣化により年々市場から数が減っている
80’ sのアウトドアブランドの作っていたダウンベスト達。

さらには当時ものはXLというサイズを選んだとしても
そもそもがとても小さく現代のファッションで取り入れることは
非常に難しいアイテムでもあります。

そんな先人たちが熱意を込めて作った作品を参考にし
BLACKBIRDのフィルターでレーベル初となるdownを制作。

発色の良い極薄のリップストップナイロンを使用し
中には質の良いダウン(ダウン90%・フェザー10%)を入れている為
軽やかなフィッティングと防寒生を兼ね備えたスペッ クになっております。

注目すべき点はアウターの外側、内側両方での着用を想定した抜群のサイズ感。

表面をマイクロリップストップの薄手ながらも強度の高い素材にすること
そしてダウンをパンパンに押す混み過ぎないことにより
見た目のクラシックさに反して、着こなしの幅広さは革新的である
という面白いコントラストが特徴です。

王道のアメリカンカジュアルな合わせ方はもちろんですが
クラシックなジャケットやコートのインナーにやアウターサイドに
レイヤードして着こなすのもオススメです。
























down vest / Blackbird
tailored jacket / AMC
shirt / Blackbird






テーラードジャケットをアウター化する。
個人的には今年は、そんな着方が良いなと思っているので
このアイテムの万能さは半端じゃないだろうなと感じています。

古着のクラシックダウンの良さもわかるのだけど
どうしても80s系のクラシックものは素材的に寿命なものが多く
着るものでは無くなってしまっている。

かといって元気な感じの90sなバランスが欲しいわけでもないから
この鈍いパープル気味のブラウンカラーが良いなと。

目立つわけでもなく、黒やブラウンなどの
スタイリングのベースカラーとの相性も非常に良い。

うん、うん、これだなと。









jacket / niceness
pants / A.presse
















leather jacket / vintage
pants / A.presse





色々いけそうな雰囲気がプンプンします。

是非とも家にある箪笥の肥やし達と相談しながら
スタイリングを楽しんでいただければ幸いです!




そして最後に、しれっともう一点、、、


































silver 925 square buckle leather belt
mede by Mexican silver smith

size / one size
(全長99cm /最小ホール75.5cm/最大ホール90.5cm)

price ¥41800-(in tax)







シルバースミス達の聖地として知られるメキシコ。
古くから、この場所で制作されるシルバージュエリー達は
vintageのマーケット的にも非常に評価が高く
そして、今現在もシルバースミス達がその場にいることから
現在も高い技術力と経験がそこに蓄積されています。

そんな場所で一つ一つ手作りで制作される
シルバー925を贅沢に使用したシンプルなスクエアバックルのベルトになります。

シンプルながらも印象的に映る様は
まさに素材感と質量感によるもの。

小ぶりながらも厚みのあるシルバーバックルは
単なるバックルではなく、もはやジュエリー。

造形の美しさが極まる一品です。






























なんとなく、この二つを一緒に提案したことには
自分なりの意味があります。

ちょっと共通点があると思っているんです。

それは何かといえば
『絶対的に必要というようなものでは無い。』
ということ。


優先順位でいえば、低いというか
効率でいえば、とても低いといえば良いのか、、、

そういうものなのかもしれないです。

これを取り入れることで、とても便利になるとか
そういうことはないのかもしれないけれど

その代わりといってはなんですが
揺るぎようの無いトルクの強さのようなものがあるのかなと

早いのではなく、強いという点が重要で
これ自身が、流れようにも流れない。
そんな時代的な流れに対するタフさが尋常じゃ無いんです。


それが良いか、悪いかはもちろん個人の判断なのですが
私自身は、そういうものこそ持っておきたいし
結果として個性は、そこにあるのかなと思ってしまいます。


もしかしたら、必要かもしれない。


そんな二つのご案内でした!




さて、こちらは山形のtatazumaiizumaiにて
提案をスタートしております。

オンラインストアの掲載に関しましては
11月12日17時に在庫のご用意が叶う場合のみ掲載となります。


それでは!






nariwai / tatazumaiizumai
director & buyer


山下 拓郎



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