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これじゃなくてもいいのかもしれないけど






そろそろ、夏になる。


毎年の如くだが、半袖シャツの仕入はtatazumaiizimaiとしては無い。

要するに個人的には着ないから仕入れないわけだ。


ただ、その分の露出をどうしようかと足し引きすると
ショーツは結構履く。

袖が長い分、ショーツは短めが好きだったりする。

長袖のリラックス感のあるシャツに短めのショーツのスタイルは
どことなく70年代のサーフ感を感じて好き。

靴もスニーカーやサンダルで下半身はとことんカジュアル。
そして、そこに綺麗なシャツを合わせるのが私なりの夏。


さて、今年の夏のショーツをどうしようかと悩んだ
もはや一年近く前の事。

ん?おかしなものを作っているな、、、
いやでも、これしかねーなと思わせた驚きのショーツに出会った。


多分、大半の人は求めちゃいない。
でも、個人的にはめちゃくちゃ突き刺さった一本を案内させてくれ。

なんせ、tatazumaiizumaiでのショーツの仕入はコレしかしてない笑

笑ってしまうぜ。
































































SEVEN BY SEVEN

W POCKET SUEDE LEATHER SHORT PANTS
-Sheep suede cashmere finish-

color / aging beige

size M

price ¥83600-(in tax)







レザー界のカシミヤと評されるシープスキン。

たっぷりとした油分量とモチッとした肉感は他のレザーにはない
圧倒的な着心地の良さがある。

そんなシープスキンをスウェードで仕上げ
あえて小さな小傷などを残し染めっぱなしで仕上げた
独特のレザーを使用し制作された、まさかのショーツ。


ベースデザインはアウトドアブランドなどに見られるような
パッチポケットのデザイン。

袋状に仕上げたパッチのほかに、サイドにさらにスラッシュポケットを設けた
二段階の前ポケットは鞄入らずの容量感を実現。

さらにしっかりと総裏処理を行うことで
床面部分の擦れなどもしっかりとカバーしている点も
ポイントが高い。

ラフな仕上がりで粗野な雰囲気を纏いながらも
やはりレザーならではの素材的な圧倒的存在感が素晴らしい。

個体の特性と染めのバランスから程よく使い込まれた雰囲気を醸し出しており
この使い込んだ雰囲気も含めてスタリングが楽しくなりそうだ。

ケア的な側面ではクリーニング推奨だが
あくまで自己責任ではあるが、個人的には自身で洗濯を繰り返し
程よくスウェード用の栄養分を与えながらエイジングを楽しんで履いていきたい。

一生物のレザージャケットという言葉はよく目にするが
まさか一生物のレザーショーツをご案内できることになるとは思いもしなかった。

適当にシャツを羽織るもよし、手持ちのプリントteeで楽しむも良し。
単なるショーツでは味わうことができない奥深さがある。





















shirt / OPEN COLLAR SHEER SH





























shirt / NICENESS/KURT(spray Green) size L























shirt / MYTHINKS BD cotton Oxford shirt(L.Black) size L








さてさて、ご覧の通りの長袖シャツとの親和性の高さです。

スタイリングの中には今シーズン個人的にも気に入って着ていたりするシャツを入れ込んでみましたが見事にハマります。


足元はパラブーツのデッキシューズを合わせましたが
ビーサンとか、ビリケンのアリゾナあたりでも良いかなと思います。

そういえばアリゾナ買おうを思ってたんだ。今思い出しました。


冒頭でも書きましたが、きっと『コレじゃなくてもいい』ものだと思います。

ただここまで画一化されているファッションスタイルですから
案外、こういう馬鹿げていると思われるようなところに大きなヒントがあったりします。

このショーツに限らず、ある意味での自分の考えから外れた部分に意識を持っていくことも大事な時間のように感じます。













ウエスト 約82cm(平置き直線距離×2)
股上 約30cm(股下縫製部分からベルト芯)
股下 約16cm(股下縫製部分から裾)
ワタリ 約33cm(股下縫製部分から脇縫製部分)
裾幅 約34cm(裾両外面の直線)








こちらのアイテムは山形のtatazumaiizumaiにてご案内をスタートいたします。

オンラインストアの掲載等に関しては5月18日18時を予定しております。
店頭完売の場合は掲載はございませんのでご了承ください。


それでは!




nariwai / tatazumaiizumai
director & buyer


山下 拓郎



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〒980-0014
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