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どう考えても名作だろう。



いったいどういう事だろうか。
いとも簡単にといったら適切ではない気がするけど


それくらいに余力を残しながら(そんな風に見せながら、、、)
感動を与えるプロダクトを作り出しているNICENESSチームの凄さ。


今回の鞄を通じて改めて感じてしまう。



NICENESSというブランドは
実像を知らない人からすれば
非常にファッショナブルな文脈で解釈されているが
実際に体感するにそうではない。

実際に目にし、手にしてみると
とても日常の延長線を描いていて面白い。

そんな風に見えないのだけど、そうなのだ。

新しさを追求しながらも、それらのアイテムに
一つ一つ意味や文化的な背景をみっちりと感じる事ができる
唯一のブランドだといって過言ではないと思う。


それ故に今の今まで「NICENESS」は「NICENESS」でありつづけているし

「NICENESS」は「NICENESS」でしか説明がつかないと思っている。



今からご案内する鞄は、はっきり言って名作だと思う。

この「素材」に、この「デザイン」が乗った奇跡。
どう考えても今回がチャンスとしか言えない。

今回の鞄を見て
心の奥底の感性が湧き立った
画面の向こうのあなた

見逃してはいけない。

どう考えても名作だよ。


その感覚に嘘はないと思います。












































革は二種類。


ダスティーなベージュと少し赤みのあるブラウンカラーは
スペイン産のラム革エントレフィーノスエードを使用。

ピレネー山脈で飼育された最高品質のラム革を職人による
最高技術でなめした上質な素材感だ。

少しワイルドな表情のブラックは北米産のホワイトテール種の鹿革。
現在では入手困難になってきた稀少な2mm以上の厚口の中から
表面の状態が良いプレミアAランクの原皮を厳選して仕入れた代物。

どちらにも言えることだが、この世に存在する天然の原料(革)の中でも
トップクオリティーである事が容易にわかる。

その革の表情をある種そのままに表現するように
上蓋は元の革の末端部分を生かしたナチュラルな仕上がりになっている。

自然の意図せず作られた曲線を額縁に嵌め込むように
その他の部分はとにかくモダンに、そして繊細なバランスで作られている。

ショルダーはギターのショルダーストラップを彷彿する形状。
レザーのナチュラルな表情に鈍く輝くショルダーと
それらを留めるドイツホックが本当に良いアクセントになっています。

元々の形状は縦約38cm×横約20cm程度と縦長のフォルムですが
その形状を押しつぶすようにクシャッとすることで生まれる
独特のレザーのドレープが、このデザインの真骨頂といっても良いかもしれません。

最初に明記した通り、レザー自体がトップクオリティーだからこそ生まれた
今後作りえないこのレザーならではのデザイン=ドレープなんだと思います。

それでいてサイズ感は13インチのPCが入るサイズ感。

様々なファッションを楽しみ、そして今もそれらを楽しみながら
ファッションと日常のリアルな距離感に気がつき始めた大人でも
ちゃんと使いながら楽しめると言う納得の落とし所も
嬉しいポイントだなと思います。




























































































































NICENESS


S.MARTY
LAMB LEATHER SHOULDER BAG


¥143,000 (TAX IN)

COLOR : DARK BROWN, TAUPE

SIZE : FREE


MADE IN JAPAN

















shirt / SWISH































































NICENESS


D.MARTY

DEER LEATHER SHOULDER BAG



¥165,000 (TAX IN)


COLOR : BLACK


SIZE : FREE


MADE IN JAPAN











程よいワイルドさと上品さの両立のあるバランス。

このバランス感に弱い自分がいます。

メゾンブランドが作り出すラグジュアリーな鞄でも積極的に70年代のクラフトレザー系のハンドステッチを取り入れたようなデザインが好みなんです。

所謂モノグラムや、金具が派手にデコレーションされたスムースなレザーの
お高くとまったデザインよりも、そういう野生味というか
そういうものをうまく切り取ったものにセンスを感じます。


今回の鞄も、それらの世界的ラグジュアリーブランドの個人的な『良い部分』のエッセンスを感じます。


むしろそれ以上かもしれません。


実際のところ、今回の革も他の世界的にラグジュアリーブランドたちも
同様に使っていますし、当然ながらそのムードに寄ってきます。


ですが、おそらく同様のものを使っても
今回のもののようなものは作り得ないでしょう。

自身のお気に入りのシャツと共に、そして待ち焦がれているニットシーズンにはニットと共に

さらにはシンプルなアウターや攻め込んだアウターにと幅広く楽しめる
シーズンレスでジャンルレス、そしてジェンダーの垣根すらも超えていく名作かと思います。


どの色にしようかと悩みますが、、、
どれも良いので一緒に店頭で悩みましょう笑


さて、こちらのアイテムは8月10日より
山形のtatazumaiizumaiにてご案内をスタート致します。

オンラインストアの掲載に関しましてはブランドサイドの意向により
8月17日12時からとなっております。

完売の場合は掲載等はございませんので予めご了承ください。

また何かご質問等がございましたら私のインスタのアカウントまでお気軽にご連絡ください。

順次ご返答させていただきます!


それでは!




nariwai / tatazumaiizumai
director & buyer


山下 拓郎



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