枯れた美しさ。
今年のアウターは手持ちの物で十分だから
私の立つtatazumaiizumaiでは
むしろ全然足りてないジャケット類を揃えようと考えた。
ただ、その考えは見事に崩された。
この一着をみた時に
『よし!今年のアウターはコレにしよう!』と
バカみたいな前言撤回が起こりました。
まぁそんな事だろうと思っていましたが
想定よりも早い段階で方向性を見失ったので
むしろ、コレをベースに立て直そうと色々と自分なりの仕入れを検討。
結果として、最高の布陣が出揃いました。
さぁ、今年の私のアウターはコレです。
今年の冬
多分、ジャケット系を手にした人増えたんじゃないですかね?
体感的にも
tatazumaiizumaiの店頭でもそういう方が多くて
そんな方々なら、なんとなく理解できるかと思いますが
その上にコートだと、なんか違いますよね?
せっかく手にしたジャケットをメインにしながら
スタイリングを組みたいけど
コートとか着ちゃうと、まるっと隠れちゃうじゃないですか。
そこで活躍するのがコイツなわけです。
クラシカルで品のあるジャケットの上から
羽織ってレイヤードしたりすると、程よい見え方をするんです。
この断ち切りの表情の合間って
良い具合のドレス崩しも楽しめちゃう。
セットアップにこれとかでも良いでしょうね!
もっと言えば
トレンチなどの秋から活躍するタイプの場合は
インナーサイドに入れ込んであげると効果的。
素材感的にツイードはなんとなくニット面もあるじゃないですか
まぁニットではないので違うのですが
今回のツイードは低速で織り上げている分、非常に柔らかいんです。
それ故に少し伸縮性もあり
インナーサイドでも申し分なく活躍するんですよね。
そして最後に、、、
こういったムートンベストや、レザージャケットの上など
少し小雨が降っていたりすると、どうしようか迷う時あるじゃないですか
そんな時に上にサクッと羽織るなんていうのも良いです。
少しの小雨程度ならなんら問題なく弾き返すくらいのタフさもありますし
何よりもレイヤーしたバランスがいいですから。
そうそう、これは個人的にやる事なので
別に推奨はしませんが、裏返しで着てもいい感じです。
パイピングの処理と断ち切りのコントラスト
そして表とは違った織ならではの色合いの違いなど
ニードルパンチで2枚の素材感を組み合わせるからこそ実現できた
裏地無しの一重仕様だからこその楽しみ方だと
個人的には感じています。
品質表記タグは私は取ってしまいますので
タグペロも気にしません。
さて、いかがでしたでしょうか?
本当にいろんな着こなしをイメージさせてくれる愉快な一着です。
個人的になアウターのジャンルの中に、このような物はないですし
何よりも本当に長い付き合いになりそうなんで楽しみ。
手縫いでワッペンとかをチクチク貼ってもいいかな
そんな風にカスタマイズしてもアリかも。
いつかみた古いバーバリーのツイードのブルゾンの表情に似ているんです。
それは最初のオーナーさんが大切に沢山着ていたことがわかるような
いい具合の熟れ方をしていました。
きっと、このジャケットも
そういう未来が待っているんだと思います。
良い一着です。
ぜひ!
さて、こちらの一着は山形のtatazumaiizumaiにて
10月19日より展開をスタート致します。
オンラインストア等の掲載に関しましては
10月21日17時頃を予定しております。
完売の場合は掲載はございませんので
ご了承ください。
それでは!
nariwai / tatazumaiizumai
director & buyer
山下 拓郎
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