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寡黙な鞄のその後





少し前にご案内したこちらの鞄。


ありがたいことに完売御礼。




しかしながらその後にも『アレはないのか?』というお声をいただき
ブランドサイドに問い合わせた所、私自身も使っている
size Mのブラックが少しあるとのことである分を確保しました。


もしお探しだった方や
お問い合わせいただいていた皆様はこの機会にぜひ。


さて、今回はその私物のバッグの経年(一ヶ月半くらい?)のレポートをしようかと思います。




Morphée(モルフェ)が使用しているゴートスキンは独特で
本来は裏面になる部分を表面に使っている。

そうすることで、裏側に革の表面がくるから裏地を施す必要がなく
その分の鞄自体の重さも軽やかになる。

鞄自体が軽くなるのは、ものを入れるという鞄においては
当たり前だが大事な部分で革製品は丈夫さと引き換えに重さとの戦いになることが多いだけに

この点だけでもMorphée(モルフェ)の異質さが浮き出るのではないだろうか。
しかも、そうすることで現れるデメリットである強度が低くなるのでは?
という点を耐久性に優れたゴートスキンでカバーしている。

どうやら隙がないし、デザインにも無駄が無い。

自分自身も日々使ってみても感じるのだけど、今まで味わったことがない
革の経年なので『じわりじわり』と使う楽しみが湧き出るから
この革の魔力は使って一週間後に感性の深部までゆっくりと突き刺さってくる。

経験則でわかることなんだけど、このじわる感じは『なんだかんだでずっと使うやつ』になる確率100%だ。

それほどに、静かに着実に自分の生活に心地よく侵食してくる。

すごく、ずるい鞄です。



少々わかりづらいかもしれないけど、そんな自分の鞄の変化を少し写真に収めておいたので

是非とも目を凝らしてみてみてください。







右:NEW
左:私物





私物




NEW





左:私物
右:NEW




左:NEW
右:私物




上:NEW
下:私物





上:NEW
下:私物





私物




NEW





NEW






私物






上:私物
下:NEW



Morphée/3WAY MIDIUM TOTE(black)





すごく大袈裟な変化はあまりないかもしれない。

ただ、毎日のように使っている自分が

『あ、ここもここも違うじゃん!』

と馬鹿みたいに一人でパシャパシャと写真を撮ってしまっていて
写真を選別して、軽く編集するのが億劫なくらいの量を撮っているのが
いい意味で愛着を表しているなと思います。(写真はだいぶ削りました)


裏側(床面)を表面(銀面)のように加工すること独特な表情に仕上がるだけではなく
使っていくことで微起毛が起こっていき、ピーチスキン状になっていく。

それと同時に革自体がほぐれるように更に柔らかくなっていき
クタッとした愛嬌のあるバランスに変化していきます。



マジキュートです。














ちょっとのお出かけや、休日の朝に銭湯にふらっと行く時。

本当に自分の適当な時間と共に過ごしていますが
そのくらいの他人にとってはどうでもいいけど、自分にとっては大事な時間で共に過ごすのにはとても長けてる鞄であるように自分は解釈しています。






気取ってないのだけど、どことなく品性があるというか
その塩梅も素敵ですよ。















こちら店頭やオンラインでも早速良いリアクションをいただいています!(ありがとうございます!)


気になる方はお早めに、、、な気がしてます。



それでは!




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