Photo story No.032 海から陸へ。
11月最後の日曜日。青空に誘われて、漁港に足が向いた。
猿払のホタテ漁は3月に始まり、11月に終わる。今年のホタテ漁も先日終わり、漁港からは主がいなくなって静けさが。
少し寂しい気もするが、厳しい冬が訪れ流氷も接岸するオホーツク海では毎年のこと。
そして、みなさん漁船はどこにいくの?と思わないだろうか。実は、漁船は漁が終わった11月に陸に上げる。陸に上げられた漁船は、組合員総出で整然と下の写真の様に並べられるのだ。
そして、陸に上げるとき、漁港に下ろすときに活躍するのがクレーンだ。写真では若干わかりにくいがとてつもなく大きいクレーン。
まさに猿払の漁業を支える柱と言っても過言ではないだろう。今年のホタテ漁は、計画を超える漁獲実績となったそう。
束の間の休漁期間で漁船とクレーンに休んでいただき、また来年3月の出漁を待ちわびる。
猿払の屋台骨の一つ漁業、来年の豊漁に今から期待してしまう。そんな日曜日。
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機材
カメラ iPhone13 mini