\3分でわかる/猿払村ってこんなところ
こんにちは、地方公務員の新家です。北海道猿払村に勤務しています。
今日は、「3分でわかる」猿払村ってこんなところという紹介記事を書いていきます。参考としている画像は猿払村の村勢要覧です。
まずは猿払あれこれ
ポイント1
●日本で最も北に位置する村
猿払は日本最北の自治体稚内市の右下、オホーツク海沿いに位置しています。冬には流氷が接岸することも。
ポイント2
●合計特殊出生率の高さ
猿払は出生と死亡で比較する自然増減が均衡しています。合計特殊出生率も2019年の数値が2.16と高い水準を維持しています。
ポイント3
●高齢化率の低さ
2020年1月時点の高齢化率は24.7%で、北海道179市町村のうち、下から2番目です。ちなみに、北海道の高齢化率は31.7%、全国では28.4%でいずれも下回っています。
データのリンク先
ポイント4
●羽田空港から3時間でアクセス可能
最寄り空港は稚内空港。羽田空港からの直行便だと、2時間程度で稚内空港へ到着。その後、自動車で1時間ほど南下すると猿払村に到着です。実は、車で猿払から札幌に行くよりも時間的には半分程度と意外と近いのですよ。
ポイント5
●面積の広さ 東京23区に匹敵
猿払村の面積は約590㎢で、東京23区の約627㎢に匹敵する大きさです。全国的にみると、180を超える村の中では奈良県の十津川村に次いで2位の広さを有している。
ポイント6
●人口密度の低さ 東京23区の3,000分の1
猿払村では1㎢あたり4.5人が住んでいる計算になりますが、東京23区では1㎢あたり14,796人と実にその差3,000倍の開きがあります。そりゃ、猿払村は広々しているわけですね。
課題は?
ポイント7
●皆様の受け皿となるための課題
進学で猿払を出た学生や移住希望者が就きたいと想ってもらえるような雇用の確保が大切と考えています。加えて、慢性的に住宅が不足している状況で受け入れに当たっては住宅の確保が課題となってきます。加えて、多拠点居住やテレワーク需要へどういう対応ができるか考え始めています。
●現状不足している人材
様々な現場で人手が不足しています。特に保育士(地方公務員)、看護師(地方公務員)、建設業、水産加工業での人手不足に直面しています。加えて、私のような一般行政職も高校卒業程度と大学卒業程度で募集していますが、応募状況は毎年少ない状況です。地方行政にご関心のある方はぜひ、お声かけくださいませ。
産業は?
ポイント8
●基幹産業①漁業
猿払はホタテを中心とした漁業の村です。オホーツク海の厳しくも豊かな環境の漁場で育ったホタテは日本国内はもとより、世界中で愛されています。漁業には200名以上の漁師さんが従事していて、年間4万トン前後のホタテを水揚げし、日本のホタテ漁業を引っ張る存在です。ホタテ以外にも、毛ガニや鮭、鱒といった魚種も水揚げされます。
ポイント9
●基幹産業②酪農業
生乳生産量40,000トンを超える酪農の村でもあります。160名を超える方が従事し安定した生乳生産量を誇ります。猿払で育った乳牛から生産されるさるふつ牛乳、さるふつバター、さるふつアイスは定評があり、ふるさと納税でも不動の人気を誇る返礼品となっていて、全国に根強いファンがいます。
ここからは猿払の魅力を写真で紹介
グルメ
●ホタテの食編
①ホタテの刺身
刺身は人気不動の食べ方ではないでしょうか。生ホタテでも冷凍ホタテでも楽しめます。ふるさと納税 冷凍ホタテ生ホタテむき身
②ホタテ干し貝柱
手間暇かけて製造される至極の一品は中華料理で珍重されます。
ふるさと納税 干し貝柱
③ホタテ炒飯
ホテルさるふつレストラン 広報猿払記事
④ホタテ丼
道の駅さるふつ公園まるごと館 広報記事
●乳製品編
①さるふつ牛乳
1箇所の牧場の生乳を殺菌冷却し、充填、その後直ぐに出荷されます。
複雑ないくつもの工程がないため、味わいが生乳に近く新鮮で高品質な牛乳をお届けできます。 ふるさと納税
②さるふつバター
伝統的なチャーン製法によって作られ、塩分控えめでまろやかな味と豊かな風味が特徴のバターです。 ふるさと納税
③さるふつアイス
地元酪農家の生乳を使ったアイスを、一つ一つ手詰めして作っています。
ジェラートの本場イタリアから輸入したマシンを使用し、空気含有量を低くして高密度で濃厚なアイスに仕上げています。独自の配合と製法によって、濃密さと甘さ控えめで滑らかな舌触りが特徴です。 ふるさと納税
風景
●ドローンで見る世界
①ホタテの漁場に向かう漁船
②ライダーの聖地と称される通称エサヌカ線は両脇に牧草地が広がる
③紅葉も楽しめる
④漁船も冬は陸にあがって休息
●写真で猿払の四季を表現
春 桜はゴールデンウィーク明けに見頃を迎える
春 ホタテ漁船のエンジン音が響き渡る漁港
夏 全国からライダーが聖地目掛けてやってくる
夏 牧草の収穫作業の忙しさがピークを迎える
秋 輝くような夕陽のご褒美をもらえることも
秋 寒くなってくる朝でも朝陽は暖かい
冬 たくましく冬も生き抜くキタキツネが見られる
冬 厳しい寒さに明るい朝陽が眩しい
さて、3分で読める範囲で紹介記事を書いて見ました。今度は、それぞれの分野を深く書いていくことを検討しています。引き続き、ご覧いただけたら幸いです。
それでは、また。
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