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日本最北の村の自動車保有率を調査したらとてつもなく高かった話

地方公務員の新家です。猿払村企画政策課で勤務しています。

今日は最北の村の自動車保有率をお伝えします。

結論、全人口の80%の村民が自動車を保有している計算になりました。
子どもも含めてですよ!

皆様ご存知のとおり北海道は広いです。そして、猿払村は日本で最も北の自治体稚内市の右下に位置しています。

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要するに、北の果てですね。

都会と比較するまでもなく、公共交通が脆弱であります。人が地方から離れていく一つの要因とも言えましょう。

また、利用者が離れることによって、公共交通機関の維持が困難になっていて、負のスパイラルと言えます。

公共交通が弱いとすると、頼るべきは車ということになります。全国的に見ても田舎ほど自動車保有率はとても高いと想像しています。

私を含めた、猿払村民の多くは1人一台車を保有していますし、我が家も当然私と妻がそれぞれ一台ずつ車があります。

さて、数字で見るとどうか

最新の運輸局の車両登録者数と
住民基本台帳の全世代の人口数で保有率を計算
新家計算なので多少誤差の可能性有り
加えて、二輪車や貨物車も含まれています。

その結果
東京23区 22%
札幌市  38%
稚内市  53%
猿払村  80%

この数字を見ると、地方ほど車が必要な状況が見て取れますね。

地方での生活に自動車がなくてはならない存在ということはこれからも変わらないでしょう。
この様な状況の中でも、多様な世代の人々が地方で暮らし続けられる“まち”を作っていかなければならないと思いますし、「その鍵はなにか?」探していかなければなりません。

おまけ
車の所有というと、つきものとされる車庫証明。多くの方は全国で必要と思われているかもしれませんが猿払村においては必要ありません。全国的に見ても村ではいらないようですね。

土地は広いから「置く場所に困らない」ということなのでしょうw


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写真は私、新家が撮影したものになります。
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12月はふるさと納税の時期ですね。
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