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#未来に残したい風景 猿払村編
こんにちは、地方公務員の新家です。北海道猿払村に勤務しています。
森に、あう。 -サントリー 天然水の森さんの後援で開催されている今回のお題、#未来に残したい風景。猿払村にもたくさん未来に残していきたい風景があります。
日頃から、猿払村を知らない人に向けて猿払村を認知していただこうと猿払村のプロモーションをライフワークとして取り組んでいますが、今回も良き機会と思いますので綴ります。
猿払村には、豊かな自然とともに、豊かな産業があります。
漁業は、年間4万トンを超えるホタテの水揚げ量を誇り、酪農も4万トンほどの生乳を生産しています。
未来に残したい風景というと、古来からの守られてきた自然をイメージしがちと思いますが、私は古来から守られてきた自然に加え、豊かな産業が育まれる風景もそれに値すると考えます。
今日は、自然と産業という切り口で、猿払村が誇る未来に残したい風景をお伝えしていきます。
なお今回ご紹介する写真は、地方公務員×Local photographerとして活動している私が撮影した写真です。ぜひ、Instagramもチェックしていくださいね。
自然風景編
カムイト沼
アイヌ語で「神々が住む沼」という意味のカムイト沼は、原生林に囲まれえもいわれぬ神秘的な雰囲気を醸し出している沼です。
紅葉
村内の面積590㎢のうち、8割が山林が占める猿払村では紅葉も見ものなんです。
ポロ沼とオホーツク海
国道238号線から覗くポロ沼と雄大なオホーツク海。
丘陵地帯とオホーツク海に挟まれる国道238号線
猿払村の特徴とも言えるなだらかに続く丘陵地帯とオホーツク海の綺麗な蒼とのコントラストが美しいです。
このような猿払の自然風景を未来に残していくことで、持続可能な地域となることができるでしょうし、産業を未来につなげていけるものと考えています。
産業編
知来別漁港に帰港するホタテ漁船
漁を終えて帰港してきたホタテ漁船、猿払で生産されるホタテは活ホタテとしてはもちろん、干し貝柱、冷凍貝柱、カレーやラーメンなど様々なシーンで利用され、世界中の人たちに愛されている。
浜鬼志別漁港を出港しホタテ漁に向かう漁船
4月はまだまだ寒い猿払。でもそんなことはお構いなしに3月中旬からホタテ漁は始まります。
時化のため、出港が取り止めになった漁港
港内の様子では全くわからないですが、沖では波が高くうねりがあるとのことで休漁に。そんな日も、素敵で美しい朝日は昇る。
干し貝柱の天日干し
猿払特産のホタテを手間暇かけて乾燥させていく干し貝柱。7割から8割は海外に輸出されるなど、品質は世界に認められている逸品。運良く天気が良い時に猿払村に来られた際には、工場前に天日干ししている風景を見られることも。
長距離を移動し接岸する流氷
流氷から放出された鉄分が植物プランクトンの増殖を促すとされていて、豊かなオホーツク海の象徴ともいえます。この流氷が未来も接岸する地球を残していかないと生態系が崩れる可能性もあるのでは。まさに、未来に残さなければならない風景と言えます。
牧草収穫作業
先人が開拓して守ってきた農地。牧草を大切に育て、乳牛が食べ、生乳が生産されます。そして、全国の皆様の食卓へ。
牧草畑を貫く農道とエサヌカ線
大切な農地と農地にアクセスするための農道は、大事な農業インフラ。両方が、猿払の未来に残していかなければならない風景です。
今日は13枚の写真にて、猿払村の#未来に残したい風景をご紹介してきました。
皆様のお気に入りの一枚が見つかっていると嬉しいです。
日頃から、写真をテーマにしたnote記事であったり、Instagramの投稿も行なっていますので、今後ともよろしくお願いします。
最後までお読みいただきありがとうございました。