サービスをより使っていただくために大切なコト。
こんにちは、地方公務員の新家です。北海道猿払村に勤務しています。今日はnote公式さんの“noteの有料コンテンツを「PayPay」で購入できるようになりました!”という記事を読んで感じたことを綴っていきます。
今回の記事を読んで率直に感じたことは、サービスを普及していくためにサービスの向上はもちろん大切ですが、そのサービスを享受するための決済手段の充実・進化もとても大切ということです。
日頃から、現金をなるべく持ち歩かないようにし、できるだけキャッシュレス決済で済ませたい派なので見過ごすことはできませんでした。
一口に現金以外の決済といっても、クレジットカード、スマホを使った決済(Pay Pay、楽天ペイなど)、カード型の交通系電子マネー(Suica、Kitacaなど)など多様です。
支払い方から買う店舗を決めるという方もいらっしゃるので、サービス提供者としては決済方法の充実は避けて通れないでしょう。
お店選びに影響も?
たとえば、2件のお蕎麦屋さんがあったとして右側は現金決済のみ、左側はキャッシュレス決済のみという表示がされていたとします。私なら迷わず左側のお店に足を踏み入れることでしょう。これは、極端な例かもしれませんが選ばれるためには多様な決済手段を用意した方が良い時代になってきました。そもそも、サービスの質(味や接客)などが悪ければSNS等で明るみにされ自然淘汰されます。味が美味しいというのは大前提なのです。
自分の職場に置き換えると?
決済が必要なサービスとしてはふるさと納税があります。採用しているサイトによって選択できる決済手段は違うものの、ここ数年は各サイトも続々と決済手段の追加に取り組まれています。自分に置き換えると、よく自分の使う決済方法があってほしいものです。例えば、私がよく使うAmazon Payだと初めて購入するお店でも、住所等の諸情報の入力は全く必要ありません。圧倒的な時間短縮となります。村としても、決済手段の不足で離脱されることがない様、手数料率の問題もありますがなるべく拡大する考えで進めています。
自治体でも?
自治体でも、税や使用料、公共料金といった納付や支払い方法が多様化してきています。いつでも、どこでも、気軽に実行できるということは自分に置き換えると嬉しいと思います。
「地方自治体のキャッシュレス決済、その2『行政キャッシュレス決済事例』」
行政におけるキャッシュレス決済入門 (デジタル・ガバメント技術検討会議)
一方で、住民サービスと業務の効率化に果たす役割も大きそうですが、人口規模や財政規模によっても大きく変わるであろう費用対効果。どの程度、メリット・デメリットの影響を及ぼすものかということも含め慎重に考えるべきだろうと思います。
まとめ
日本中で多様な決済が、多様な業態で使われ始めています。支払う価値があると思ってアクセスしてくれても、思うような決済手段がないとわかると手を引いてしまうという事はもったいないですよね。
そういう意味で、時代に応じた決済手段を検討するということはとても大切な事だと思います。自分の身の回りでも、できることはあります。引き続き、サービスと決済に向き合っていきたいですし、学んでいきたいと思います。