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#03 就活を終えて

タイトルの通りです。就活が終わりました。

思えば、千葉県のシェアハウスから東京に戻ってきて約半年、本当に色々なことがありました。ここには書けない辛い出来事があったり、嬉しいことがあったり。その中の1つとして、1ヶ月半にもおよぶ就職活動が終わったことを報告します。

このnoteを読んで、少しでも未来の就活生の役に立てたら嬉しいです!

私が就活を始めたワケ

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そもそも、なぜ就活を始めたのか。

実は、私は学生をしながらフリーランスとして活動していました。すでに学業と両立させながら生活費を賄い、やりたいことに挑戦していたため、特に就職せずとも充実した生活は送れていたのです。

それでも就活をしたのには理由があります。それは「就活を経験してみたかったから」です。大学に通った場合、多くの学生が就職活動を行うと思います。自己理解を進めて、さまざまな企業とお話をしながらキャリアを選択する、この活動自体に興味があったのです。

珍しい動機かもしれませんが、これが私の「就活を始めたワケ」です。

(もちろん、「一度社会人を経験してみたい」や「1人ではできないような仕事がしたい」といった理由もありました。ただ、あくまでも一番最初の出発点は、これだったということです。)

説明会を30社受けて分かったこと

早速、就職活動を始めました。そこで最初に取り組んだのが、とにかく会社の説明会を受けることです。

本来であれば「自己分析」や「業界・企業分析」をすると思います。しかし、私は大学生活の中で常に自分と向き合ってきました。自分にとっての幸せとは何か、それを叶えるためには何が必要か。原体験から深掘りしていく作業を、すでに進めていたのです。

また、フリーランスとして活動していたことで、自分のやりたいお仕事についてもある程度絞れていました。そのため、ここのフェーズは完全にすっ飛ばして、まずは「会社を覗いてみる」ことにしたのです。

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実際に説明会を受けた企業は、約30社。毎日ひたすらにお話を聞いてきましたが、その中で「就職先に求めるもの」の解像度が上げられたと思います。

「会社の目指すものは何か」「入社してからのお仕事内容」など、挙げればキリがないほど各社で違いがあります。大企業でも、ベンチャー企業でも関係無く、全てフラットに見ることでその違いが明確になりました。

結果的に、30社受けたうち10社に絞ることができました。自分の大切にしている「軸」がはっきりしていたからこそ、このタイミングでここまで取捨選択できたのだと思います。そのため、軸を明確にした上で、説明会を沢山受けることで、本当に選考に進みたい企業が見えてくるのではないかと思います。

思わぬ業界との出会い

実は、自分で会社説明会を受ける他に、就活エージェントも利用していました。私が使っていたのは「Intee」というサービスです。

inteeでは、一人ひとりに専属メンターがつきます。私がお世話になった人は、私のこれまでの活動からこの先やりたいことまで、とても親身になって聞いてくれました。

私は業界や業種ではなく、会社のビジョンやお仕事内容で就活を進めていたので、このサービスは本当に利用してよかったです。実際、私が就職を決めた会社は、この就活エージェントが紹介してくれた、全く考えもしなかった業界でした。表面上のカテゴライズではなく、その人それぞれにあった企業を紹介してくれたので、私の就活にもフィットしたのかもしれません。

この場を借りてですが、メンターの方、本当にありがとうございました。

就活してよかったと思えた瞬間

このように、就活エージェントなども利用しながら会社を選んでいき、10社の選考を進めることになりました。選考を受けている間は、いろいろな人とお話できることもあり、楽しかったというのが本音です。本当に、そこまで辛いと感じることはありませんでした。

もちろん、時間がかかることや考えなければならないことなど、苦労したこともあります。でも、総じて社会科見学のような感覚で、楽しかったです。

その中でも特に「就活してよかった」と思える瞬間がありました。それは、とあるマーケティング企業の選考を受けていた時です。

人事の方は、選考を受けている学生と同じ目線で、決して見栄を張らず、会社のことを正直に話してくれました。大手企業の選考を受けていると、どうしてもシステマティックで冷たい印象がありましたが、ここは一人一人に寄り添って、本気で向き合ってくれている感覚があったのです。

そうして最終面接。代表の方と話した時に、お仕事に対する情熱や、会社に対する思いをお聞きすることができました。その時に、これだけの熱量を持って仕事に向き合っている人がいるんだと思いました。

この会社では、人事の方も、選考を受けてくれた学生に対して120%で向き合っている。自分の仕事に対して、これだけの熱量で、真摯に向き合っている人がいることを知ったのです。

「なんとなく同じことを繰り返す毎日」

社会人になることに対して、漠然とこういった不安がありました。もちろんそんなことはないと思いつつも、心のどこかで、就職に不安を持つ自分がいたのです。

しかし、結局は自分の考え方、向き合い方次第なんだとはっきり思えました。この気づきが得られただけでも、私は就活をやってよかったと思います。

自分軸を突き詰めること

ここまで、自分の就活についてつらつらと書いてきましたが、最後に、私が特に大切だと感じたことをお伝えします。

それは、自分軸を突き詰めることです。自己分析を通して、当たり前にやることだと思っているかもしれません。しかし、本当の意味で自分軸が明確になるのは、就活を進めてからの話です。

決して、就活テクニックを身につけろという話ではありません。沢山の人生の先輩と話すことで、自分に対する理解が深まると思います。そのため、就活に対しては真剣に、本気で向き合ってみると面白いのではないでしょうか。

読んでいただき、ありがとうございました。

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