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ワンダーウーマン1984

今日、映画館でワンダーウーマン1984を観てきました。ガル・ガドットが美人だというのはさておき、観ながら感じたことをつらつらと。

上手くいっていないとき、人は大切なものが見えなくなる


映画の中で、石油会社の経営者であるマックス・ロードは事実上破綻している自身の会社を何とかしようと頑張るのですが、自分の子どもとしっかり向き合う時間がとれません。

このシーンはまさに現代の映し出しているかのようです。

本当はお父さんと一緒にいたいだけの子ども。だけど、「仕事が忙しいんだ、分かってくれ」と言わんばかりの父親。

いつになったら幸せになるのか?

いつまで待っていればよいのか?

他人ばかり見ていると辛くなる


バーバラはダイアナの美しさやパワー、社交性に憧れ「ダイアナのようになりたい」と願うシーン。ダイアナと比較して、ドジでパッとしない自分。

SNSって、まさにこれじゃないですか?

他人の人生の輝かしく見える1ページだけを見て、羨ましく思い、時には妬み、迎合したり反対にフォローを外したり、文句を言ってみたり。

人間は比較してしまうのが常なので、比較すること自体は仕方がないのかもしれませんが、だからこそ意識して比較しないようにしていかないと、どんどん自分への評価は下がっていってしまう一方。

僕らは既に持っている


最後のシーン、世界中のみんなが自分の願いを叶えていきます。ところが、それによって世界が破滅に向かっていき、みんなが願いを取り下げて、また世界に平和が訪れます。

それぞれが気づきます。「持っている」ということを。

そう。

「あれも欲しい」

「こうなりたい」

それぞれに願いや想いはあって、それ自体は悪いことではないけれど、その前に既に持っているものがたくさんある。

大切な人が目の前にいる。

ないものばかりに目がいきがちですが、「あるもの」をちゃんと確認する。

大事なことを教えてくれました。


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