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2023年11月25日(土) 農起業してもうすぐ丸4年

2020年4月に農起業して、2024年3月を迎えると丸4年経つことになる。ぶどうとあんぽ柿を作ろうと決めて、ここまであっという間だった。毎日全力で走り続けて、まだまだ自分の描いていたところにはほど遠いが、ここで一旦立ち止まって簡単に振り返っておこうと思う。

2018年4月から1年間、とやま農業未来カレッジというところで農業について実技と座学で学び、2019年からの1年間はぶどう農家と柿農家の元で修行をした。今でも時々「なんで農業だったんだろう」と自分でも思うことがあるが、とにかく農業は3K(汚い、キツい、臭い)と言われる魅力的には思えないイメージが付きまとう中で自分にはとても魅力的に感じて「チャンスしかない」と感じたことは覚えている。

農業は一般的には農家が直接営業して販売するということはほとんどなく、JAや出荷団体に作物を出すという流れだ。売るのはJAや出荷団体に任せきりなので、お客様の声を直接聞くことはない。

メリットとしては出せばほぼ確実にお金にはなるということ。中間マージンは当然とられるが、売り先を探す(営業する)という一番大変な仕事は任せることができる。

でも、私はここに農業が大きく飛躍する可能性があるのではないかと考えている。

中間マージンのかからない販売ができれば利益も増えるし、お客様にもより新鮮な商品を届けられるのである。

2020年から少しずつ直販割合を増やしていき、現在は公式サイト(BASE)と食べチョク、ポケマルで主に販売している。

店舗では全く販売していない。
当初は世間で言う戦略マーケティング的なことは何一つ考えず、ひたすら「打ち手バカ」となり様々なことを試しては失敗した。

失敗しながら色々なことが見えてきて、やることを絞ってきて今に至っているが、まだ本当に道半ばである。

今年はようやく柿の収穫を終えて、今月末にはあんぽ柿の生産が全て完了する。これから本格的に販売していく準備をしているところである。販売方法についてはこれまでのやり方に加えて、新たに経営者団体の会合で直接持ち込んでPRする予定だ。多くの人との出会いや繋がりが、また新たな世界を見出してくれると心から信じている。

いつも思うのは「まずはやってみる」しかないよねということ。

色々と考えたりしたくなる。当然大切なんだけど、考えるというのは。ただ、結構しばらくすると段々気付かないうちに「考えている」→「悩んでいる」みたいな状況に陥ってしまうケースが多い感じがして、だったらもうやっちゃえ!みたいなことに毎回なります。

まだ書きたいことが山ほどありますが、とりあえずなるべく毎日書きたいと思い始めたので大体1000文字を目安にまずは日記を続けようと思います。

ほんだたくろう

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本田卓郎
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