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2023年11月26日(日)DXアドバイザー事業を立ち上げて1年

昨日は農起業してからのことを簡単に振り返ったが、今日はFITH合同会社のことを振り返っておきたいと思う。

FITH合同会社は2022年8月2日に創業した会社で、中小企業様のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進していくためにアドバイス(コンサル)をさせていただく事業をするためにスタートした。

当初は私含めて2名で始めたが、今は私1人のぼっち社長となっており、この辺りの詳細についてはまた別途書きたいなと思っている。

さて、今回は2022年8月にスタートしてからのことをざっと自分の振り返りの意味も込めて整理しておきたい。

最初は「DXは多くの会社の課題だ、中小企業にはDXを推進していくような人材はいない、だから自分たちがDXの相談役となり人材育成を含めた様々なサポートできっと中小企業のニーズに答えることができる!」と思っていた。

ところが想定とは裏腹にどちらかというと「DX?何それ?」みたいなところが圧倒的に多く、さらに謎の用語で迫ってくる我々は多分今思えばただの不審者だと思われていたに違いないと感じる。

最初は何をやっているのかを少しでも多くの企業に知っていただくためにチラシを作って400社近くを足で回った。当然チラシをもらってくれなかったところもあるが挫けずなんとか目星をつけた企業には渡しきった。

しかしなんと、問い合わせや連絡はゼロ。
絶望的だった。

「田舎だから仕方ないのかなー」と思ったりもしたが、それでは商売にならない。何より「中小企業のパワーアップに寄与して、日本を盛り上げる!」と決めていたので、なんとかまずは自分たちが信頼できる人間だということを伝えることが必要だった。

まずは南砺市商工会に入った。多くの方と繋がりを持つことができ、そこで1社契約をとることができた。

富山県新世紀産業機構という機関の紹介で富山県中小企業家同友会という団体へも入会した。

こちらでも多くの経営者の方と繋がることができ、何とか契約も増えてきた。

最近はさらにそういった繋がりから紹介を受けて富山県守成クラブや神奈川のえびな会というところにも入会した。

やはりビジネスはどれだけ技術や知識があってもまずは信頼第一で、相手の心の扉が開かれないと何をしても全く始まらないことを身をもって痛感した。

会社員時代、私はシステムエンジニアをしていて、よくこんなことを思っていた。
「営業はお客様を捕まえてくるだけで良いから楽だよなー、なんで技術的なことをするエンジニアよりも評価されるんだろう」

今は全くそんなことは思わない。お客様を捕まえる、営業することが如何に大変か。身をもって経験してみないと分からないものだ。

何事もやらないうちは、分かった気になっては絶対にいけない。

1000文字目安に毎日書きたいなと思っているが、1000文字ってあっという間だなと思いつつ。

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本田卓郎
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