映画「僕のワンダフル・ジャーニー」をみてきた
すでに9/13から全国で公開されている「僕のワンダフル・ジャーニー」。
ラッキーなことに、イオンシネマの特別試写会が当選したので9/5に一足先に楽しんできました。
詳細は、これから楽しみにしている方のためにも控えますが、感じたことをつらつらと。
因みにこの日、生まれて初めて映画館でポップコーンとドリンクを床にぶちまけるという惨事を犯してしまいました。
一生忘れられない妻とのデートとなりました。
この物語は、ある主人の愛犬が、主人と離ればなれになってしまった主人の孫を何度も違う犬として生まれ変わって、そばで守っていくというストーリーです。
わんちゃんを飼っている方なら、わんちゃんの仕草や行動の「あるある」でとても楽しめるし、自分のわんちゃんと重ね合わせて思わず感動せずにはいられない。
我が家もわんちゃんを飼っています。コーギーという犬種で、しっぽがないです。
かわいいですか?
かわいいですよね。
歓声ありがとうございます。
今、2歳と4ヶ月程です。
女の子です。
やんちゃすぎて手がつけられません。
お水が欲しいときは水のそばに近づいたあとにこちらを見てアピールします。
遊びたいときはおもちゃを口に加えて一生懸命つっこんできます。
「もう今日は遊ばないよ、終わり!」っていうとふてくされてます。
ケージにしまおうとすると、締められる前にすぐにこちらへ出てきて「まだ眠くないよ、遊びたいよ!」といって、私が座っている足の上に乗っかって最高に可愛い甘え方をしてきます。
まるで、夜のお店の女性に「延長しませんか?」とでも言われているような、そんな気分です。
でも、うちのわんちゃんは延長料金をとったりしないから、ついつい延長してしまいがちです。
ちょっと話がそれました。
「もし、うちのわんちゃんが誰かの生まれ変わりだとしたら、誰だろう?」
映画を見ながら、ふとそんなことを考えていました。
無論、うちのわんちゃんは「私はわたしよ!生まれ変わりなんかじゃないわ!」って感じの性格です。
もうそろそろ、うちのわんちゃんの雰囲気が伝わりますでしょうか?
さて。
「生まれ変わる」ということを私は信じてはいません。
基本的に現実主義です。
でも1つだけ気づいたというか、思ったことがあります。
今回の映画のわんちゃんは、なぜ生まれ変わったかというと、「死んでも守りたい人がいたから」です。
だから、守りたい人を生まれ変わってからも一生懸命探したし、守りたい人のそばにちゃんと居続けたのです。
守りたいから、そばにいる。
つまり、今まさに自分のそばにいる人やわんちゃんというのは、「自分のことを守ろうとしてくれている」と考えられるのではないでしょうか。
自分ももちろん、守りたいからそばにいる。
「何を当たり前のことを言っているんだ」
そんな声が上や下や左や右や向こうから聞こえてきそうですが、ではいつも私たちはそんな思いを持って毎日を過ごせているでしょうか。
日々の仕事や雑務、行事に追われると「当たり前を見失う」
立ち止まって。
今、自分のそばには誰がいるのか。
自分は誰のそばにいるのか。
「守ろう」
「大切にしよう」
そんなことを考えさせてくれる素敵な映画でした。