ホンマに必要ないんか？そんなわけないやろ。

突き詰めると、要らん。
せやけれど、突き詰めるにはいる。

なにがや？
銭や、金や、元手や。

朝から何をいうてんねん。と
思ってしまうけれど、
「実は金なんか要らんねん。」の手前、
そこに至る前に金は要る。

無銭旅行、漂泊の旅、自然にダメージを与えないエコ暮らし。
全部、始まる前にその前の社会との
つながりを金で区切る、整理することをせんと、
できんやろって。

いきなり、家族や社会(税金というつながり)から離れ、
働き先に何も言わず、全裸、無一文で飛び出して
いってるか？世の旅人、田舎暮らし礼賛派は？

してない。
むしろまったき上手くやっておられる、ように見える、見せてる。

さっさと稼ぐ分は稼いで、納める者は納めて、
使えるところに使おかっちゅーことをしてはる。
※この世に生を受けた時点で、稼ぐ必要なんか
　あらへん人は知らん。どっかでご機嫌に生きたはる、
　もしくはそれでも悩んだはるみたいやけれど、
　残念ながらまだ会ったことがない。
　
「金はなくても幸せになれる」
その通り。せやねん。
自分の楽しい、おもろい、嬉しいは全くその通り。

せやけどね、その時間をちょっとでも
長く深く味わおう思ったら、
何がいるんや？金なんよ。
他の事をすんまへんけど、
お願いしますね？のために、金がいるんよ。

俺だけ好きなことすんねん。
知らんわ、税金？なんではらうねん。
俺だけ損したくないねん。
だから、この服ただでよこせ、
飯は食い逃げ、盗んだバイクで走りだすぜー！
で、ホンマにええんかっちゅーこと。
それが嫌で、でも、やっぱり金なんか嫌い、
ならば、どうぞ全裸漂泊生活へ。
服も靴も住むところ、食べる物もすべて
全部自分で調達、製造。

極論でっせ。暴論でっせ。
せやけれどね、金なんか要らんねん。と
言うてなんじゃかんじゃ
やらん理由、さぼる理由を正当化するくらいなら、
こないしていなすのもありかな、と思うわけですわ。

まぁ、張り切って手と足と頭、動かそ。
そんでええがな。