荒ぶる若かりし田倉 その3
<前置き>
早いもので第3弾となりました「荒ぶる若かりし田倉」シリーズ。
ありがたいことに「スキ」を押してくださる方もいらっしゃる!
励みになりますです。ありがとうございます!
(未読の方はこちらから~↓)
このシリーズは2007年 時に書いたブログ記事を再掲したものです。
今の品行方正な田倉(?)とは違って、荒々しく猛々しい(??)若かりし田倉が垣間見えるかと思います。
(今回も、マァ~クチが悪いです!!(笑))
この時期をご存知の方には、懐かしさを
最近田倉を知った方には、新鮮さをお届けできますように(笑)
では、スタートです!
------------------------------------------------------------------------
フローラS回顧、天皇賞展望
2007/04/25(水)
★いよいよ東京開幕!
今週開幕東京は、フジビュースタンドグランドオープンが話題のメイン。
こちとら府中市民で、場外時も東京競馬場を利用しているので、スタンドの外観は散々拝んできたつもりだが、府中本町からの長いスロープを渡って入場門をくぐって見える景観は絶景の一言!
広いスタンド、緑の芝を観ると
「よし、やるぞ!」
と気合の一つも自ずと入る。
その翌日から始まった浦和競馬。鉄
格子の入場門を入ると見えてくる、旧スタンドと予想台・・・。
思わず「ハア~」と溜息だが、少ない予算で予想台のペンキも塗り直して貰った事だし、アットホーム感が売りな浦和競馬。
そんな所で比較しては可哀想か?
ただその浦和競馬も、最近はかなり努力している。
4月から薄暮競馬実施で入場人員もUP。
毎朝、従業員総出で入場門でご挨拶。ファンプレゼントも毎日実施し、プレゼンターは現役の騎手が勝負服で行なっている。
何開催か前に、お汁粉の無料サービスがあったのだが、その時の係が入口騎手と折笠騎手。
この2人、正直あまりお上手とは言えず、昨年(2006年)の勝ち星が1勝と未勝利・・。
バスの降り口で係員が、
「本日は入口騎手と折笠騎手が皆様にお汁粉のサービスを行なっています!よろしければ何か一言応援の言葉を掛けて頂ければ幸いです!」
・・・何て声掛けるの?まさか「お汁粉配り頑張って下さい」とは言えないだろ?(笑)
友人のHALUKAさんのイベントを見るつもりが、飛び入り参加と言う事になってしまい、ロクすっぽ調べなかった前半レースの解説に手こずりながら、そこは予想屋の特技か。何とかトークで誤魔化して終了。
フジビュー初イベントに参加出来たのは光栄だった。
最終レース後、ジョッキーマスターズの盛り上がりには驚いた。
パドックからスタンドに出て、どこか座ろうと思ったが超満員。
多分来場者のほとんど残った感じがした。馬券も売ってないエキシビジョン。はっきり言ってどうでもよい事に、これだけの人数が残ったのを見て、『まだ競馬を愛する人は多いんだな』と痛感。
隣で「岡部には世話になった」と言ってた人は、どう見てもまだ20代の若者。面白い競馬を提供すれば、まだまだお客さんはついてくる。
最近廃止問題が出た、岩手競馬の東京競馬場外も、中央最終が終わった後は超満員(最後の一発逆転を狙うスケベが多いだけかも知れぬが)。
公営競馬の需要もまだまだある。関係者の一員として微力ながら頑張らねば。
ただ、河内がインすくって根本が大外回ったのには「現役と変わらないな」と笑ったが・・・。
その東京だが、傾向はまだ掴み切れないが、開幕週の割に逃げ馬が残らない感。ただ、一気追い込みもあまりなく、外から先行で4C2~5番手くらいの馬が有利なイメージだった。
★フローラS回顧
多分皆さんも同じ印象を受けたと思うが、一言で言えば「ベッラレイアは強かった」。
先週も指摘した通り、今年の牝馬クラシックは例年にないハイレベル。皐月賞が900万抽選なのに、桜花賞は1200万でギリギリ出走なんて聞いた事がない。
その中で行なわれた桜花賞で、位置取り?ながら5着まで来たイクスキューズが単騎逃げ、1000M通過1‘00“8の緩ペースなら、同馬の力から考えて普通は逃げ切り。に対し、直線中まで馬群捌けず、坂を上り切ってからようやく外に出した時は「2着まで来るか?」の感が、そこから差し切るとは・・。瞬発力も去る事、トルク(地力)も相当なものだった。
当然2着ミンティエアーも好内容だが、相手が悪すぎた。これでオークスの有力候補は間違いないが、これだけのパフォーマンスをしてしまって(?)は、ヘタしたらウオッカ以上に人気を集めてしまいそう。もっとも、ウオッカはダービー出走プランもあるらしいが。
そうなっては妙味薄。冷静に考えて、ダイワスカーレットは皐月賞4着 アドマイヤオーラとトントンの能力で鞍乗安勝。こちらはすみれ賞(本意の出走ではなかったが)で京成杯3着 アルナスラインに完封された馬で、秋山・・・。やはり主役はダイワスカーレットだろう。
★天皇賞展望
ディープインパクトが引退した今、古馬の最強馬は何だろう?
2冠馬メイショウサムソンか?ドリームパスポートか?アドマイヤムーンか?はたまた・・・。
条件、状況によって強い馬がコロコロ替わる感は、今の競輪界と同じで『その時勝った馬が強い』としか言いようが無いのが現状。
ましてや中距離志向の強い現代は、別に天皇賞に拘らなくても、外国に行けば適条件で同じくらいの賞金が出るレースは数多くある。
そんな時勢が影響しているかは定かでないが、昔から3200M走る春・天皇賞は、一番紛れのない銀行レースだったのが、03年ヒシミラクルに始まり、3年連続の大万馬券・・。
イングランディーレの逃げ切りにいたっては、『紛れの極地』(船橋ダイオライト記念で笠松ミツアキタービンに完封喰らった馬が、次走天皇賞制覇なんて、市議会議員選挙に落ちた人が大統領選挙に出て当選する様なもの)としか言い様がない。昨年は前述のディープがいたから良かったが、今年は・・・?
ただ、俺の狙い馬は決まっている・・。それは「デルタブルース」だ。有馬記念でもディープの相手筆頭に考えたが、結局中団イン詰まりで完全に脚を余した不完全燃焼レース。この馬で岩田は昨年春・天皇賞でも同じミスをしていて、これで2度目。
前走の阪神大賞典は、テンからハナ行き、「これなら詰まる心配はないだろう」と思いきや、まずマイソウルサウンドがそれを叩きに来て、更に一周GL前でそれをコスモプロデユースが交わして行った時点で、またイン詰まり。結果そのまま外出せず、GLやっと捌いて突っ込んだ時は後の祭り。岩田ともあろう者が何回同じ事をやるんだ?とホゾを噛んだ。
ただ、うがった見方かもしれないが、有馬記念時2着した同厩舎(生産も同じノーザンファーム)ポップロックが6番人気に対し、こちらはメルボルンC先着にも関わらず9番人気。前走もドリームパスポートの一番人気は当然も、3番人気トウカイトリック5.8倍に対し、こちらは8.2倍の4番人気は、「売れなさ過ぎてる」。
有馬記念時「今日角居厩舎はポップロックだよ」と確信筋の情報も聞いていて、正直有馬・阪神大賞典共に、怪しい感じはしながら馬券は買っていた。散々言い尽くされたが、菊花賞・天皇賞の関連性は距離の特殊性から当然で、ここで負けたらもう言い訳は出来ない。今度こそ勝負所でシッカリ進路を見出して、直線差し切って欲しい。
何なら逃げても構わん!
------------------------------------------------------------------------
<後書き>
ハイ、ここまで!
今回の田倉節、いかがでしたか?
「『その4』があるなら見てやるぞ!」という方はどうぞ「スキ」をポチっとしてくださいね。
レース回顧とか、読んでて「ああ~あの時の!」って思い出す方いらっしゃるのかな?
田倉は…思い出せませんでした(^^;
最後まで読んでくださってありがとうございます。サポートいただいたお金は、皆さんに楽しんでいただけそうな新しい企画に遣わせていただきます。