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TAKURAMI STORY

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多彩なTAKURAMI先生を追いかけたインタビューコンテンツ。TAKURAMI先生に、企画の種が生まれた瞬間、種が芽を出すための秘けつ、さらに大きくするためのマイルールをお聞きし…
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#アイデア

通る企画には「想像させる力」がある。自分の楽しいを一粒にこめるチロルチョコの企画会議【お菓子のTAKURAMI】

ブランドが誕生してから60年以上、多くの人に愛され続けるチロルチョコ。 ミルクやビスなどの定番がある一方、わさび味やうなぎ味といった攻めた味も定期的に開発され、発売のたびメディアで話題になっています。 これまでに発売された味のバリエーションはなんと500種類以上。「一粒のチョコレート」という限られた枠組みの中で、常に新しいものを提案する商品企画のアイデアは、どのように生まれているのでしょう?  「チロルチョコの企画開発は一般的な商品開発イメージとは少し違っているかもしれ

評価される企画になる「1分でできるアイデア発想法」とは? アイデアクリアエイター・いしかわかずやさん【ありそうでないモノのTAKURAMI】

お店で陳列しやすく等間隔で切りやすい「四角いガムテーム」や、掲示物を留めるだけでなく輝かせる「キラキラ画鋲」など。 私たちの身の回りに溢れるモノから、「ありそうでないモノ」を企んでいる、いしかわかずやさん。コクヨ、シャチハタ、サンスターなどの文具コンペで数々の受賞経験があり、2019年以降は受賞率100%のアイデアマンです。 それらのアイデアはなんと、1日1、2分程度の極めてシンプルな思考法で生み出されているのだそう。 企画することを「現在のちょっと先をつくることであり

ルールを乗せると企画になる。業界20年の構成作家・矢野了平さん【テレビ番組のTAKURAMI】

約20年間に渡ってテレビ、ラジオの構成作家として走り続け、「日曜日以外はほぼ毎日、番組企画を考えています」と語る矢野了平さん。 テレビ番組は、『水曜日のダウンタウン』や『マツコ&有吉 かりそめ天国』などのバラエティ番組から、『潜在能力テスト』、『くりぃむクイズ ミラクル9』などのクイズ番組まで。幅広いジャンルを手がけ、テレビの向こうの視聴者を日々、ワクワクさせています。 そんな矢野さんにとっての企画とは、「ルールを乗せること」。 それは例えば、「大食いの人」を紹介したい