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食べられるようにして渡す。食べたい時に渡す。

とっても美味しい魚が手に入ったよ!と、マグロを丸ごと渡されたら嬉しいだろうか?

マグロを初めて見た人で、相手が本当に美味しそう食べているのを見たら、何とかそれを解体して食べてみるかもしれない。

でもマグロを当たり前に知っている人や、他にいろんな美味しい魚を知っている人は、まず手を出さない。

頭と骨は外してあげるとか。
皮は取ってあげるとか。
柵にしてあげるとか。
刺し身にしてあげるとか。
盛り付けて醤油もつけてあげるとか。
美味しいご飯と一緒に出してあげるとか。

食べるメリットと食べないメリットを天秤にかけて選ぶ、いろんな段階があるよね。

教育プログラムも同じかな。

どんなに素晴らしいことでも、正解を丸ごと伝えようとしたら、大抵うまくいかない。

食べられるようにして渡す。食べたい時に渡す。

そんなことが大事やね。

昨日もショッパー桜川、スーパーの店内で美味しい海鮮丼。

100年以上続く田舎の小さいスーパーは、舞鶴から魚を直接買ってくる。

丸ごとも売ってるし、
お願いしたら捌いてくれるし、
柵も売ってるし
姿造りも売ってるし、
刺し身も売ってるし、
魚売り場で定食も頼めてその場で食べられる。

スーパーだから焼き鳥も買って、おやつも買って。夫婦でワイワイ言いながら食べる。

とっても楽しいやんか😊

こんな仕事のことを考えながら食べていたなんて、妻は知るよしもない。

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