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自己否定感を遊ぶ

「大事なことだけ見ればいい」と何となくわかっていても、イザやっていくと「本当にこれでいいの?!」という感情が出てきます。

そんなに楽なわけがない。
世の中甘くないってみんな言ってるし。
死ぬほど努力してやっとできたじゃないか。
いままで自分がやってきたことは何だったのか?

そんな過去の成功体験と周囲の評価で、シンプルで大事なことが怖くなり、また複雑な世界に戻っていってしまうのです。

これを乗り越えるには

「自己肯定感を通り過ぎた "自己否定感"」

が必要です。

足し算でいろいろやってみて、スキルもアップして、才能も引き出してきた。

自分の持ち味を知った。他者になる必要はない。自分は自分のままで良い。

こうして自己肯定感が形成されていきます。

それと同時に、水面下であまり意識されずに自己否定感も形成されていきます。

この技術は何年やってもダメだった。自分はこの程度なんだなぁ。
この分野は間違いなくあの人の方が才能がある、いや〜、敵わない。

でも、もっとできるよ!と周囲には言われるし、自分も悔しいし、心の中に押し込めておこう。

そんな感じでずっと、足し算の世界にとどまります。

自己肯定感と自己否定感は両面なんですが、片面しか受け容れられないと、ずっと足し算の世界にいることになります。

でも、何かのきっかけでその裏面を「あ、自分ってそんな感じだった?!」って柔らかく受け容れることができると、引き算が起こります。

何年やってもダメだったことは、他者が協力してくれるようになるし。
他者が持ち味を発揮しているのを見て、自分も楽しくなってくるし。

何だか身体が軽くなってきます。

「自分だけがやらない」引き算が起こってくる。
「共にやる」が起こって来る。
わたし が わたしたち に いつの間にかなっている。

そんなきっかけに出会うことが必要ですね。

どこでそんなきっかけがあるか?

私は間違いなく相棒の米澤晋也と出会った時です。

「何で社長やってるかって? いい車乗りたいからだよ!」
「みんなでアイツをギャフンと言わせたいよね?!」
「いや〜、それはよくわからないんだよね。」

何だか立派な社長が言ってはいけないような言葉、でも本当は持っているだろう言葉を普通に素直に正直に言うのです。

あ、これでいいんだ〜、と肩の力が抜けてきました。

そんな人に実際に会えばいいんです。

自分の持っている裏面も、ああ持っていていいんだ〜、ということを感じさせてくれます。

米ちゃんとコンビの研修では、私は「大事な根本問題」を突き詰めていく役割ですが、それだけでは冒頭にあったような感情が出てくるので、なかなか大変になります。

しかし米ちゃんと遊び心を持って、ゲームなどやりながら素直にすっと正直な言葉が言える場所ができていけば、突き詰めた大事なことが機能しはじめます。

ホワイト企業大賞審査員の米ちゃんと毎回「やりがいあるね〜😃」と言っている仕事はそんな感じでやってます。

そう言えばこの前ご一緒した楽しい企業さんも「仕事を遊べ!」って言ってたなぁ。

会社に「我々化」が欲しい方は、是非私達たくらみ屋と遊んでくださいね😊

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