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あるラーメン屋との思い出と感謝

これは一種のボトルメールです。
インターネットの海に投げ込む感謝のメッセージログです。

5年近く通っていたラーメン屋が閉店することになりました。
池袋・要町にある麵処篠はら
麺処 篠はら - 要町/ラーメン | 食べログ (tabelog.com)

始めて訪れたのは2018年の秋~冬の時期だったと思います。
当時要町に住んでいた私は帰り道、少し外に人が並んでいるラーメン家を見つけたのです。

私が初めて出会った頃の篠はらのラーメン
当時は奥の三つ葉の当たりに香味油が仕込まれており、食べていく内に味わいが変化するように
工夫されていました

当時、糖質制限ダイエットにハマっていた私は食に対しての興味を失っていました。篠はらのラーメンはそんな私に食べること喜びを教えてくれました。それから私は毎週1回、多いときは週に2,3回は篠はらに通うようになって行きました。

当時の主なメニューは醤油そばと鯛白湯そばの2つでしたが、私は醬油そばばかり食べてました。丼の中身全てが旨い(上手い)のは勿論のこと、
ご飯物も美味しかったのでよく食べていました。
また、時々作られる限定麺も食材や調理の仕方が工夫されていて魅力的でした。毎週火曜は『要の塩』として塩ラーメン限定で営業もしていました。

要の塩で出されていた塩ラーメン
珍しい食材で出汁を取っていて美味しかったです
とある日の限定麺
普通に食べてもヨシ、おでんのようなつけ汁につけて食べてもヨシ
麺=飯のような丼モノとしての発想に驚かされた一杯でした
肉肉しいという言葉がぴったりの思い出の限定麺
ラーメンの中の角煮も単体の角煮も絶品でした

社会人になり生活圏が変わったことで毎週は通えなくなりましたが、それでも2週間に1度は篠はらに通っていたと思います。

このお店の魅力は語っても語り尽くせませんが、私が魅力に感じていたのは
ラーメンへの探求心です。醬油ラーメンは2週間単位、早ければ週単位で少し出汁の取り方や食材を変えたり、それに合わせて特製醬油ラーメンの上に乗っている4種類のチャーシューの組み合わせや種類が変わったりしていて
ほぼ毎週通っていても飽きることはありませんでした。

少し前の特製醬油ラーメン
刻みネギが散りばめられていたり、チャーシューの1つが肉団子になっていたり
通い始めた頃のモノから変化しています
7月に行った時の特製醬油ラーメン
トッピングの種類も変化しています

醬油ラーメンの味は個人的な感想で言えば、ガツンとした旨味系から普遍的で毎日食べたくなるような美味しさを追求していったように思います。
味は変わっていっても美味しいラーメンの探求という芯は変わっていなかったと思います。

篠はらが無かったら学生時代の卒業研究も社会人一年目からの出張生活も
乗り切れなったと思います。
本当に私の心の支えの一部だったと思います。ありがとうございました。
また別の場所でお店を開かれるとのことなので、また別の形で新しいラーメンと出会えることを楽しみにしています。

約7年間の営業お疲れ様でした。今まで本当にありがとうございました。

閉店前日に食べてきました
最後まで美味しかったです


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