生成AI時代に「ホモ・サボル」として生きる:2024年の目標
去年は積極的につぶやきや記事を書いたりして170本くらいの投稿をすることができた。
今年のnoteの書き始めとして今年の目標を書いていきたいと思う。
1:生成AI時代の到来と変化する働き方
・2023年:生成AIの進化と働き方への影響
2023年は生成AIの年であった。3月のGPT4の発表から11月のDevDayでの発表からその後のゴタゴタまで、もちろんOpenAI以外にも色々と動きがあった。
自分の働き方も変化した生成AIを使いながらとりあえずドラフトを作って試すということが簡単にできるようになった。
・「ホモ・サボル」とは何か?
そういった時代において「よりよく生きるとは?」という問いを突き詰めるにはどうすればよいか。
そこで考え・提案したいのが「ホモ・サボル」という概念である。
「ホモ・サボル」とは、現代社会において、効率的かつ意味のある生き方を追求する人々を指す。この概念は、AI時代における新たな生活様式として重要になっていくかもしれない。AI技術の進化により、人間の働き方や生活は大きく変化した。それに伴い、「よりよく生きる」とは何か、その意味も変わってくる。
「ホモ・サボル」は、単に時間を無駄にすることを意味するのでない。むしろ、AIとの協働を通じて、自分の時間をより有効に、そして意味深く使うことを指している。この生き方では、仕事だけでなく、個人の創造性や情熱を重視し、自分の価値観に合ったバランスのとれた生活を送ることを重要視する。
AIの発展により、日常の多くの作業が自動化され、我々はより創造的な仕事や、自己実現に向けた活動に注力できるようになりつつある。これにより、仕事とプライベートの両方で、より充実した時間を過ごすことが可能となる。つまり、「ホモ・サボル」とは、AI時代における新しい働き方と生き方のモデルの提案である。
2:「ホモ・サボル」の定義とその重要性
・AIとの協働を重視した新しい人間像
「ホモ・サボル」とは、AIと協働しながら、自分らしい生き方を模索する現代人を指す。この新しい人間像は、従来の労働重視の生活から脱却し、効率と充実感を両立させることを目指している。AI技術の発展は、私たちに時間と自由をもたらした。繰り返し行う作業やデータ処理などをAIに任せることで、人間は創造的な思考や人間らしい感情を働かせる活動により集中できるようになる。
・サボりながらも効率的に働くライフスタイル
この変化は、単に仕事のやり方を変えるだけでなく、私たちの生き方自体にも影響を与えると考えられる。サボることを否定的に捉えるのではなく、サボりを通じて新たな価値を生み出し、自己実現を目指すことが「ホモ・サボル」の核心だ。これは、生活の質を向上させ、仕事とプライベートの両方で満足感を得るための新しいアプローチと言える。AI時代を生きる私たちにとって、「ホモ・サボル」という考え方は、より豊かで意味のある人生を送るための重要な鍵となる可能性がある。
3:サボりつつ働き、働きつつサボる生き方
・仕事とプライベートのバランス
「サボりつつ働き、働きつつサボる」という生き方は、仕事とプライベートのバランスを重視する。この考え方は、長時間労働による疲弊から脱却し、生活の質を高めることを目指す。AIの導入により、仕事の効率が向上し、単純作業や時間のかかるタスクをAIに任せることで、私たちはよりクリエイティブな仕事に時間を割くことができる。これにより、仕事中にもサボる時間を持つことが可能となり、その時間を自己研鑽や趣味など、自分の成長や満足につながる活動に充てることができる。
・効率的でクリエイティブな働き方
一方で、効率的な働き方は、単に時間を節約するだけでなく、クリエイティブな思考を促進する。時間に追われることなく、アイデアを練ったり、新しいことに挑戦したりする余裕が生まれる。これは、仕事の質を高めるだけでなく、個人の満足感やモチベーションにも大きく貢献する可能性を秘めている。結局のところ、「サボりつつ働き、働きつつサボる」生き方は、より充実した人生を送るための現代的なアプローチなのだ。
4:自分らしい楽しい生き方の探究
・自己表現の重要性と個性の発揮
自分らしい楽しい生き方を探究する上で、自己表現の重要性は非常に大きい。AI時代では、個々人の個性や創造性がより重要視されるようになってくる。個人が自分自身を真に表現し、独自のアイデアや感情を共有することで、より豊かな社会が形成される。自己表現を通じて、個人は自分自身を理解し、他者との関係性を深めることができる。
・「パンツを脱ぐ」メタファーによる自己開示の重要性
庵野秀明監督の作品を評する言葉に「パンツを脱ぐ」というメタファーがある。これは自己開示の重要性を象徴し、自分の内面を隠さずにさらけ出し、真実の自分を受け入れる勇気のある行為を表している。このような自己開示は、自分自身に対する理解を深めるだけでなく、他人とのより深いつながりを築くための基礎となる。AI時代においても、人間らしさを保ち、自分らしさを追求することは非常に重要である。自己表現と自己開示を通じて、私たちは自分自身の楽しい生き方を探究し、それを実現するための道を見つけることができる。
5:仕事以外の共通の回路を作る
・趣味や関心事を通じた新しいコミュニティ形成
去年は個人的にも職場仲間でのリアル麻雀や読書会の実施など、仕事以外での繋がりを持つ機会に恵まれた。AI時代の生活において、仕事だけではなく、個人の趣味や関心事が新しいコミュニティ形成の鍵となりえる。人々が共通の関心を持つことで、新たなつながりやネットワークが生まれ、多様な背景を持つ人々が交流する場が広がる。趣味や関心事を共有することで、より深い人間関係が築かれ、個人の社会的な充足感も高まる。これは、従来の職場中心の人間関係から脱却し、より幅広いコミュニティへと自らを開放することを意味する。
6:2024年の目標と「ホモ・サボル」としての生き方
・2024年に向けた個人的な目標と展望
以下に私の2024年の目標を掲げる
「ホモ・サボル」になる
<私>を見つける、さらけ出す
沢山作る(アプリ、記事など)
麻雀強くなる(雀魂:雀聖1到達目標)
ドゥルーズの『差異と反復』を読む
スピノザの『エチカ』を読む
沢山映画を観る(年24本目標)
沢山本を読む
沢山アニメを観る
・AI時代における新しい生き方への期待と希望
2024年は、AI時代における「ホモ・サボル」としての新しい生き方への一歩を踏み出す年となるかもしれない。私たちは、AIの可能性を最大限に活用しながら、自身の人生を豊かにするための新たな方法を模索している途中である。この年における目標は、AIとの協働を深め、個人の能力と創造性をさらに伸ばすことになるだろう。私たちの日常生活や仕事の方法は、AIの助けを借りて効率化され、それにより得られる自由な時間を個人の成長や充実感のある活動に費やすことが可能となる。
「ホモ・サボル」としての生き方は、仕事の効率化だけでなく、自分自身の幸福や満足感を追求することにも重点を置く。2024年の目標は、自己表現の場を広げ、自分らしさを追求すること。趣味や関心事を通じて新しいコミュニティを形成し、豊かな人間関係を築くこと。これにより、私たちは自分自身と他者との関係性を深め、より充実した生活を送ることを目指す。
また、AI時代においては、単に技術を利用するだけではなく、その技術をどのように生活に取り入れ、人間らしさを保ちながら生きるかが重要になってくる。この年における目標は、AIを活用しつつも、人間としての価値や感情を大切にすること。これは、AI技術との共存を通じて、より豊かな人間性を育むことを意味する。
2024年を通じて、「ホモ・サボル」としての生き方を実践することで、私たちはAI時代における新しい生き方への期待と希望を抱くことができうる。この生き方は、私たちにとって新しい自己実現の道を開き、より意味のある人生を送るための重要な指針となるかもしれない。