蔵王温泉樹氷ツアー
ある日、インスタグラムを見ていたら温泉宿の広告が流れてきました。大正ロマンの宿だとか。場所は蔵王温泉。リンク先のホームページを見てみるとなかなか良さそうな温泉です。蔵王温泉といえばスキー場。スキーはしないけど雪の温泉宿もいいなと思って、2月の予約を入れました。
蔵王温泉のアクセスは山形駅からバスになります。山形までは山形新幹線。初のミニ新幹線乗車です。例によって1ヶ月と1週間前にえきねっとで予約を入れました。第一希望の早割30普通車は取れず、第二希望の早割30グリーン車をゲット。早割でない普通車より安いのです。
山形12時40分着なので東京駅で駅弁を買って車内で食べました。
福島で東北新幹線から切り離され、在来線へ。いきなり山越えのためカーブの多い線路を50キロくらいでとことこ走ります。
山形駅に定刻着。宿の送迎バスは時間が合わなかったので路線バスで向かいます。それでも時間があったのでちょっとお土産屋を見てからバス乗り場に向かうと、ものすごい長蛇の列です。ほとんど外国人観光客です。とうてい路線バス一台に乗れそうにありません。とりあえず最後尾に並び、どうしようかと困っていたのですが、蔵王温泉直通の臨時バスがやってきました。それでも一台には乗り切れません。二台目の臨時バスになんとか乗り込むことができました。ただ、路線バスは交通系ICカードで乗れるはずだったのですが、臨時バスは現金先払いのみ。ちょっとあたふたしました。
1時間ほどで蔵王温泉バスターミナルに到着。とりあえず宿にチェックインです。本日のお宿はおおみや旅館。玄関はあまり大正ロマンではありません?!今回、部屋を選べないマル得プランだったのですが、まさかの窓の外は別棟の壁!ちょっとケチりすぎました。。
気を取り直してとりあえず温泉街を散歩に出ました。
せっかく冬の蔵王に来るのだから、樹氷は見てみたいもの。ロープウェイで見に行くのですが、初日は曇りのため、晴れ予報の翌日午前中に賭けました。
宿に戻るとチェックインの外国人客がいっぱい。浴場が混む前にと急いでお風呂に行きました。温泉はよく温まる硫黄泉で大浴場も風情があってなかなか良かったです。
夕食はオーソドックスな温泉宿の食事。山形牛の陶板焼きが美味しかったです。
さて翌朝。晴れました!
宿のマイクロバスでロープウェイ乗り場まで送ってもらいました。
早速ロープウェイに乗りたいところですが、乗り場にはまたしても外国人観光客の長蛇の列が!「ここで待ち時間120分」の三角コーンより先まで並んでます。でも仕方がないのでチケットを買って並びます。ゴンドラ一台の定員が56名ということで、ゴンドラが7分おきに来るたびに列が50人分進みます。結局、2時間はかからなかったものの1時間40分並んでぎゅうぎゅう詰めのゴンドラに乗ることができました。並んでいる間にすっかり曇ってしまいました。
ロープウェイを乗り継いで山頂駅に到着。樹氷はいい具合に成長してはいるのですが、雲と霧でよく見えません。青空バックの樹氷原の写真が撮りたかったなあ。
お昼になったのでゲレンデ内の食堂でランチにしました。いかにもゲレ食のミートスパゲッティが1800円!
ランチも済んでそろそろ山形へ向かいたいところですが、路線バスは1時間に一本。次のバスは13時20分です。現在ロープウェイ中継駅で時間は12時50分。並び列あり。山麓駅からバス停まで徒歩10分!間に合うのかハラハラしながら列の進みを待ちます。ちょうど我々の前の人まででゴンドラ定員だったのですが、彼らはグループが分かれるのが嫌だったようで、譲ってもらえました。13時05分山麓駅着!急いでバス停に向かい、ぎりぎりセーフ!しかしチケットの自販機でパスモが通らない!現金でやり直して滑り込みセーフ!!
14時半に山形駅に到着し、新幹線の16時40分まで霞城公園に行ってみることにしました。霞城公園は山形城の城跡ですが、お城自体は残っておらず、お堀と門くらいなのですが、公園内に旧済生館本館が移築され、山形郷土資料館として公開されていました。
時間になったので駅弁を買って新幹線で帰りました。
青空と樹氷の写真が撮れなかったのは残念でしたが、雪景色と温泉を堪能できました。