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卒業式の校長先生のはなし
コロナに振り回された3年間
今日10日は、娘の高校の卒業式だった。3年前同じ高校を卒業した長男のときは、新型コロナの影響で保護者抜きの開催だった。入れ違いで入った娘の入学式は、式当日に職員の陽性が判明し、突然中止になった。
卒業生が退場した後に、学年主任の先生の挨拶があり、本当に苦労した3年間であったことが、その声と表情から伝わってきた。修学旅行に行けるかどうかなど、いつもぎりぎりの選択を迫られた3年間だったようだ。我が子の卒業を祝うと同時に、その3年間を支えてれた教職員の方々のご苦労に感謝したい。
校長先生の式辞
恒例の校長先生の式辞があった。よく例えで有名人が出てくる話だ。私の経験では、オリンピックの金メダル選手、海外で活躍する登山家や冒険家、時には母校出身の微妙な有名人が多い。しかし今日は、若宮正子さんの話だった。60歳でパソコンを始め、81歳でスマホのアプリを開発した人だ。当然私は、よく知っていた。アップル社にティム・クックから招待を受けたことでニュースなった。
卒業式自体は、30年前と何も変わらない。でも今の卒業生は順番待ちして、校門の前で記念写真を取ることはしない。場所に関係なく、その場の盛り上がりや雰囲気で、即スマホで自撮りだ。「写真撮ってくださ〜い」ではなく、「一緒に入って〜」で、パシャ!といった感じだ。
校長先生の生徒への最後のメッセージは、ブログラマーの話。
ん〜。時代は変わった。