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そこに在るもの

私のピロウズとの出会いは元会社の上司からいただいた【BUSTERS ON THE PLANET】のビデオ。
Fool on the planet tourの模様が収録されている。

何気なく見始めて、1曲目のPaper triangleで鳥肌が立った。
2曲目のLITTLE BUSTERSで確信に変わった。
このバンド、好きだ!
そこからピロウズにのめり込んでいくのであった。
あれから約20年の月日が過ぎた。
あの時0歳だった息子は、今年20歳になった。

『ピロウズのおかげで生きていける』
『ピロウズは心の支え』
などピロウズの音楽に救われている人は多いかもしれない。
私はそこまでの思いはあまりなくて。

ピロウズの音楽を聴くことで日常生活にほんの少し彩りが加わる感じというのかな、そういう気持ちで過ごしている。
タイトルの"そこに在るもの"とはまさにそういう意味合いで、ふと考え事をした時、そこに確かに在るもの、なのかもしれない。

ただ、ピロウズに出会ったことで大きく動いたこともある。
それは、SNSフォロワーとの出会い。
ピロウズを聴いていなければ絶対に出会えなかった人たち。
私は皆友達だと思っている。思いたい。思わせてくれ。
実際リアルで何度も会っていて一生の友達と呼びたい人たちも出来てきている。
この年代になって新たな出会いがあるなんて思ってもみなかった。
全部ピロウズのおかげ。(と、ほんの少しの自分のコミュ力)

あと【ピロウズを主目的とした外出】も楽しい。
それはライブだけでなく、聖地巡礼やバスターズと会うことも含まれる。

【ピロウズのライブ】=【バスターズと会う】
実はそれくらい、ライブ前後にバスターズと会うのを楽しみにしている。

自分の病気のこともあり、この先いつまでライブに行けるかわからない。
と同時にバスターズともいつまで会えるかわからない。
体調だけじゃなく、明日誰かが事件や事故に巻き込まれるかもしれない。
だから【今】を大切に過ごしたい。
その今の積み重ねが未来になっていく。

誰かと会った時の別れ際、決まって挨拶は『またね』と言う。
生き延びて、又会いたい。
ピロウズの音楽に少しの彩りと元気をいただきながら、今日も日常を過ごしていく。
次に訪れる特別な日のために。

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