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時間に追われる月曜朝の救世主は吉田さんと山田さん!?
午前7時30分、通勤電車にて
吉田さんと山田さんに助けられたのは、
東京都心に向かう月曜日の朝のこと。
押し寄せるひと、ひと、ひとによって
おしくらまんじゅうの末、ぺっちゃんこにされた私。いや、私だけでない、みんなそうだ。
PCが入るリュックを前で背負うが撫で肩からズルッと落ちて二の腕の要らないところに筋肉がついていきそうでショゲショゲ。
そして気分も一緒に降下中。
今日はカバンが他の乗客と絡まり、降車するときに手こずり、すみませんとぺこりんちょ。
群衆の流れに身をまかせながらも、
進む方向を見失うことなく、こっち!!!
と意を決めて進まないと遠回りしてしまいそう。
寄せては返す波のように、人がブワーッと出て入ってを繰り返すと、漸く目的地に着いた。
解放感と焦燥感
駅のホームに到着。
電車のドアが開くと、先程見ていた波の一部に
なり出口へと渦を巻くようにホームをぐるぐる。
エスカレーターや階段に列をなしてゾロゾロ。
群衆の波の中を抜けて、ピッとかざす音で
開放感に包まれたのは、つかの間。
いつの間にか時間ギリギリであることに気付く。下手したら始業時間に間に合わないのでは?
と焦燥感が背後からやってきた。
そんなときに限って、信号のいたずらに引っかかる。足止めされ地団駄を踏み、はよ変わって~と信号を凝視。
ここで登場!吉田さんと山田さん!
心身ギリギリになった自分の身体を最後押してくれたのは、吉田さんと山田さん!
あ、えーっと、先にお伝えしていなかった、
おふたりが私を担いで運んでくれたのでもない。
タクシー運転手のお名前だったわけでもない。
わたしを助けてくれたのは
吉田山田という歌手が歌う『ガムシャランナー』という明るくテンポの良いエール曲だった。
タイトルから想像できる、頑張る人に向けた応援歌。
友人に教えてもらった元気が出る曲で、通勤時によく聴いている。1日の始まりにオススメしたい。
そんな応援歌の力を借りて
本日は最後の力を振り絞り
遅刻になるまいと全力ダッシュしたのだ。
というのも、この曲のサビ冒頭の歌詞が
「走れ、走れ、走れ、走れ」
焦ってる時に聞くと、走らざるを得ないだろう。
急いでいるときは、アップテンポの曲をかけるのがマイスタイル。
そうすると拍動が自然と上がっていき、足取りも速くなる。
というわけで、この曲のサビになる瞬間に心の助走を駆けた。
Bメロの終わりの演奏を待ち、
サビになった瞬間、100mほどダッシュした。
普通の道に脳内でスタート線を引き、ここからあの目印まで、と自分の世界でゴールを決めた。
果たして、結果は…
なんとか間に合った!3分前にデスクに到着!
我ながらに感動した。
多分、あのダッシュのおかげで、時間を3分ぐらい巻き上げたと思う。
ギリギリの時間の3分は余りにも代えがたい、心の余裕を作った。
吉田さんと山田さんのおふたりに走れと言われないと、きっと走ろうと思えなかった。
ふたりのおかげだった。そして、この曲を教えてくれた大切な友人にも感謝を伝えた。
月曜朝のしくじりエピソード、
社会人のお手本ではなく、反面教師にどうぞ。
ひとつお伝えしたいのは、
ガムシャランナー、聴いてみて〜という宣伝。
この曲は心のお守りのような存在。
もし誰かに背中を押してもらいたい時、
そして、万が一遅れそうで走る時があれば、
ぜひ聞いていただきたい、後押ししてくれるはず。
初日から散々だけど、嬉しい理由
それは、日々の暮らしに面白おかしいエピソードがあること、オチを付けて笑い話にできたから
それが、なによりも嬉しい。
何気ない日常にこんなドラマがあったなんて。
そう振り返り、綴ると、充実感に包まれたのだ。
小さな喜怒哀楽や起承転結が沢山起きる、
それが人生なのではないか。
366日の中で気づきを得て、ユーモアを生み出す
今年、心がけたいことだなあと思った
寒い冬に汗ばんだ、立春のこと。