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TikTokのユーザーが爆伸びしたインサイト

こんにちは。Skyland Ventuers(SV)の大越です。不定期でツラツラ思うこと/考えていることなどまとめます。

TikTokに関するニュースを見つけたので、先日MTGしていて面白いインサイトがあったので簡単にまとめてみました。

10秒でわかる記事サマリー

  • TikTokはユーザーが使いたくなる「種」を発明した

  • 「種」は15秒というライトなショート音楽

  • ユーザーが集まればプロダクトに必要な施策を見描き続けることができる

  • ライトですぐに実践できる「種」を見つけることが先決

TikTokはユーザーが使いたくなる「種」を仕掛けた

TikTokがグローバルでユーザーを増やしていったインサイトでパッと思いつくのが‥‥

  • 独自アルゴリズムが優秀

  • UGCでコンテンツが増えていった

  • UIがわかりやすい

  • ターゲット市場が明確

このあたりだと思います。

すべて間違っていないですが、初期のTikTokが爆伸びした理由にはならないないのでは?と。

プラットフォームはユーザーが存在しなければ広がることが難しく、ユーザーをどのように集めていくのか?が最初の壁になります。

そして、ユーザーは ”なにか” がなければ集まらないという「鶏と卵」の構造になって詰みます

この構造の中でTikTokがやった仕掛けは、ユーザーが使いたくなる仕掛けをしたというのがインサイトです。

「種」とは

では、その「種」とはなにか。ヒントはロゴ。

音符のようなデザイン

ユーザーが使いたくなる「種」は15秒というライトなショート音楽。だれでも聞いたことのあるような音楽や、耳に残るリズムをプラットフォームに置いていったことでユーザーが自発的に動画を作るようになった、と

ユーザーが集まれば、先述した点

・独自アルゴリズムが優秀
・UGCでコンテンツが増えていった
・UIがわかりやすい
・ターゲット市場が明確

を磨いていくことでショート動画がパイオニアになっていたという解釈です。

プラットフォームを始めるときに劇的なイノベーションは必要なく、ライトですぐに実践できる「種」を見つけることが先決であり、それは何か?と問い続けることがプラットフォームのリボン図を成立させるために必要なことだなと発見しました。

まとめ

当たり前に使っているプロダクトの最初期のインサイトを考えることがスタートアップにとって参考になることだと改めて感じた30分の打ち合わせでした。

何かの参考になれば。


他にも等身大の起業家へインタビューする企画「LIFE-SIZED」というものなどコンテンツ配信しているのでぜひ登録してみてください。


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