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【映画レビュー】竜とそばかすの姫 つまらなかった
竜とそばかすの姫で一貫してつまらないと思ったところとしては
竜に魅力を全く感じない
というところです
竜とは
<U>の世界で大勢から忌み嫌われている、竜の姿をした凶暴な謎の存在。
国籍年齢性別その他一切の情報が明かされていない。
(公式サイトから引用)です。
この映画のキーとしては予告でもあるように竜の正体があります。
ミステリー系などでは作品を見る前から
「誰が犯人だろう」
みたいなワクワクした気持ちで見ることが多いですが
映画をみる前から
竜は誰だろうみたいな感情が湧かないのではと思ってしまっていた予感が的中しました
竜について興味がわかなそうと思った理由は予告で
予告サイトより参照
乱暴で傲慢な竜によりコンサートは無茶苦茶に。そんな竜が抱える大きな傷の秘密を知りたいと近づくベル。
とありますがそもそも
ライブを荒らしにきた乱暴者で嫌われている竜に主人公が興味を抱く理由が謎だと感じてました
通常乱暴者+自分のライブを荒らされた時点で
普通の人間なら嫌悪感や恐怖などマイナスな感情が入ります
まーそれでも興味を持つほどの
竜の魅力やエピソード
などがあるのかなと思ってましたが特にありませんでしたw
前半は主人公がUの世界で歌姫に成り上がる展開
そこから主人公のライブにいきなり荒らしに来たところで
竜と主人公中心のストーリーが展開されます
ライブを荒らしにきた竜を主人公は謎に気になり
乱暴者で危険な竜に身の危険を冒して会いに行きます
ベルが危険を乗り越えて竜のところに会いにいくところを見て
いやいや
ライブ荒らされて危険そうなとこに何で行くんだよw
と感じてしまいました
竜とは美女と野獣のパクリシーンみたいなコミュニケーションはとるものの会話などはあまりなく
正直何故竜に興味を持ったかの描写が弱くて主人公が竜に会いたがる時に感情移入ができませんでした
そもそも乱暴者+自分のライブを荒らされた時点で普通の人間なら嫌悪感や恐怖などマイナスな感情が入るわけで
それを危険を冒して会いに行くならもっと理由が欲しかった
例えば
・主人公がいじめられた経験があって強さを持つものに圧倒的に惹かれる
・自分が叩かれた経験があり叩かれてる人を見ると気になる
等
/////////ここからネタバレ注意/////////
そして竜の正体探しが激化して竜にピンチが襲われます
そのタイミングで竜の正体が明かされるのですが
3秒くらいしか写っただけの子供でした
いやwこいつ誰だよww
正体が明かされる時って
主人公の身内だったりそれ以外でも作中で目立ってる人とかで
え、まさかこんな人が?
みたいなのがあるから面白いのではと思いました
いやもちろんミステリーではないのでそれが正解ではないというのではないし
例えばいきなりここで
実は同じ高校の人が竜でした
とかなっても物語の展開的にそれはそれでこじつけ感は感じてしまうものの
ただでさえ
予告で竜の正体を煽り
タイトルに入っていて尺をあれだけ使ったにも関わらず
悪い意味で色々隠されすぎて魅力を感じない竜
これの正体が作中に3秒だけ出てきた子供はあまりに雑な展開と感じてしまいました。
他にも
1.無理矢理な伏線回収
主人公の母親は知らない子供を助けて亡くなるのですがそのエピソードとリンクさせるために
竜を虐待親父から守るために高知県から東京まで高速バスで行きます
webでの情報をもとに近所まで行くとなんと竜の二人は外に出ていて吹いてしまいました
外にいたなら高知県から東京へ行かなくても普通に走って逃げれたんじゃないか
と感じてしまいました
まとめ
1細田守は脚本を違う人に任せた方が良い
2歌は良かった
3脚本以外は完璧